留学に魅せられて🌍
今、私はドイツでホームステイをしています。
27歳を過ぎるまで海外に興味を持っていなかったのに、なぜ今ではあっちゃこっちゃと行きたがるのか。
なぜ待ち合わせに向かう電車は調べずに、スカイスキャナーばかり見ているのか。
せっかく人生2回目のホームステイをしている今、現在の私の原点について書いてみようと思います。
突然ですが、みなさんは映画『マイ・インターン』はご覧になりましたか?
私はサウンドトラックを買いに行くほど大好きなになり、移動時にはオープンニングのBGMをいつも聞いていました。
当時はロバート・デ・ニーロの顔と名前がこの映画で一致したレベルでしたが、こんなに好きになった映画の舞台、NYに絶対行きたい!!
どうせなら旅行ではない形で滞在したい!!と思い、私の留学への道が始まりました。
結果を言えば、NYには留学していません。
お隣の国、カナダのトロントに留学しました。
なぜかというと、単にNYは費用が高かったのです。
それで色々調べているうちにトロントを知り、
「移民の国やって、面白そう」
「大阪から東京に夜行バスで行くみたいにNYに行けるやん」
「トロントの方が20万位安いやん」で、滞在先を決定しました。
トロント生活スタート

移民のフィリピン人ファミリーの元で生活がスタート。
ホームステイはよく“当たりはずれ”と聞きますが、それでいうなら私は大大大当たりでした。
自分の名前を呼ばれても聞き取れない英語レベルの私に、
「毎日私たちとひと言でも話をしよう、それがあなたの勉強になるから」と、理解できるまで伝えてくれたホストファミリー。
その言葉通り、ほぼ毎日夕食後に話をしました。
と言っても、私が一方的に間違いだらけの英文を話し、ホストファミリーの“理解しよう“とする優しさのおかげで、何とか会話が成立していましたが。
乗るなと言われたバスに乗っても、使うなと言われた時間に洗濯機を使っても、それでも根気強く関わってくれ、会話中決して急かさず待ってくれたホストファミリー。
ここまで読むと、いい人に巡り会えて楽しかったんだろうなぁと思うでしょうが、
それだけではないんです。
関西出身の私は、文法もそこそこに(そこそこにも至っていない)やはり会話にはオチをつけたくなる性分・・・
忍耐強いホストファミリーにつけ込み(いいえ、存分に甘えて)、ただでさえ時間のかかる私とのアフターディナーにオチ英文を追加し始めました。
コミュニケーションとは何ぞや

そしたらこれがホストファミリーにはウケたんです。特にホストファザーに。
眠たかったのでしょう、指で目を開きながら話を聞きオチを待ってくれる日もありました。
最後には、「エージェントに日本人は関西人しか受け入れないって伝えてきた」と報告を受けました。
何が言いたいかというと、言葉も文化も違う者同士が笑い合える空間、そしてそ
れを生み出す温かみのある空間に私はすっかり魅了されました。
だって考えられますか?事前に情報はあるにしろ、異国の、ましてや会話もままならない人間を自分のテリトリーに招き入れる。
支払いは受けてるにしろ、生活全般のフォローからメンタルフォローまで。
そしてそこに心も添えて。
この経験は、当初はNYに滞在したい!!と場所起点だった私に
「誰とどのように過ごすか、まだ見ぬその人達にどれだけ出会いに行けるか」という新たな価値観をもたらしました。
それはもちろん国内でもいい。
ご近所さんでもいい。ただ、少しでも体力のあるうちに今は海外へと赴きたいと考えています。
きっかけは何でもいい

たまたま観たマイ・インターンから、こんなにも楽しい経験ができるなんて思ってもいませんでした。
もちろん夜行バスで2泊3日ですが、NY旅行に行きました!
ロケ地のカフェを巡ったり、それはそれは刺激たっぷりの旅でした。
私にとってのきっかけはひとつの映画。
みなさんにとっては、推し活の延長かもしれないし、グルメかもしれない。
たまたま当たった懸賞かもしれない。
そこに心を込めたコミュニケーションを加えることで、旅は数十倍にも価値を広げるのではないでしょうか。
今回のホームステイも、「休みが取れる間に、ノマドニア疑似体験をしちゃおう」がきっかけで、自分では辿り着けなかっただろう街に滞在しています。
「2年前はもう少し英語を話せたんです、信じてください」と伝えたほど、自分でも驚いている英語力。
これまたありがたいことに「言葉は関係ない」と伝えてくれたホストファミリー。予定にはなかったドイツ語での会話に取り組む中で、今回は2歳の男の子との生活。
言語うんぬんではないコミュニケーションの本質を考えさせらる日々は、また新たな価値観を、私にもたらしてくれるのだろうと思います。

