夏はミステリー シャーロックホームズは引退しました vs ストーンサークルの殺人 イギリス
夏といえばミステリー(のはず)。気持ちが涼しくなるので、何故か読みたくなります。さくっと読めるミステリーと本格的なミステリーのどちらがお好きですか?
シャーロックホームズは引退しました/ あらすじ
舞台は1932年のロンドン。ベイカー街にある住宅金融組合は、シャーロックホームズの作中住所(221B)にあるため、探偵の実在を信じる読者からの依頼が絶えない。ハリエット(ハリー)・ホワイトは上司の誘いを断ったことから、優秀ながら郵便部に左遷されてしまい、ホームズ宛の手紙に返信する仕事に就く。退屈な返信を続けるなか、ハリーはメイドが行方不明になっているという依頼を見つける。なんとかして彼女を助けたいと思ったハリエットは、ホームズの秘書を語って、依頼人を訪ねるのだったが…。
フィーリンググッド小説
主にフィーリンググット系と呼ばれる心温まる作品を書いている作者が、はじめてミステリーに挑戦した作品になっています。女性が活躍するのが難しい時代の物語なので、活動する場所などは限られていますが、ハリーは没落した貴族の令嬢なので、うまく立ち振る舞うことができるというのがなんとも良いアイディアだななんて。捜査に協力してくれるオリバーは、兄の友人かつ弁護士なので、捜査の協力者になってくれてます。ハリーとこのオリバーとの関係も今後進展していきそうです。
シャーロックホームズ
シャーロックホームズ系の本はついつい気になって読みがちですが、この本のアイディアは秀逸ですよね。存在しないシャーロックホームズ宛の絶えない依頼に対応するなんて素敵すぎるなと。実際にそんなことが行われていたたら夢がありますよね。現在は続編が3巻まで出ていて、4巻は2027年2月1日発売予定です。(邦訳はまだ1巻のみ)
ストーンサークルの殺人/ あらすじ
英国カンブリア州に点在するストーンサークルで次々と焼死体が発見された。犯人は死体を損壊しており、三番目の被害者にはなぜか停職中の国家犯罪対策庁の警官ワシントン・ポーの名前と「5」と思しき字が刻み付けられていた。身に覚えのないポーは処分を解かれ、捜査に加わることになるが、新たに発見された死体はさらなる謎を生み、事件は思いがけない展開へ。相棒となるのは、分析能力は天才的だが極度の人間嫌いでコミュニケーションに難がある分析官ティリー・ブラッドショー。正反対の二人が反発し合いながらも、死体に隠されたメッセージを読み解き、過去の忌まわしい事件へと繋がる驚愕の真実に迫っていく。
Buddy
規則より自分の直感と正義を頼る男気あるポーと、IQが190あり13歳でオクスフォード大学に入学し、数学と理論物理学の博士号を飛び級で取得した天才ティリーのバディ感が、後半にかけて育っていくかんじが良かったです。
本作は英国推理作家協会賞(ゴールド・ダガー賞)を受賞していて、現在は5巻まで出ています。テレビドラマ化の話もあるそうですよ。
なかなか重たい内容なので…
はじめから物語に引き込まれていき、あっという間に読み終わってしまいました。途中で犯人はなんとなく想像はできていて、ただ結末は結構意外に希望あり今後にも影響してくるかなと予想。(捜査に協力してくれそうなんても)ただ、内容は結構思っていたよりも重たく、何故かポーの出生も明らかになり、続編はまた後日にしようかなとも。(でも絶対面白いので、読みますが…w)
邦訳は6巻まで、シリーズは7巻まで刊行されており、最終巻の8巻は2026年8月に発売予定です。
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