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継続力がないのではなく、自分に合わない続け方をしているだけ【才能インストールシリーズ|継続力編】

脳が語る「やめる理由」に飲まれない才能インストール術

継続力がある人を見ると、多くの人はこう思います。

「あの人は意志が強い」
「自分は飽きっぽい」
「続けられない自分はダメだ」
「やっぱり才能がないのかもしれない」

でも、本当にそうでしょうか。

継続できないのは、意志が弱いからなのでしょうか。

それとも、そもそも自分に合わない続け方をしているだけなのでしょうか。

才能インストールの視点では、ここで見方を変えます。

継続力とは、毎日根性で頑張る力ではありません。

自分の特性を知り、目的に向かう流れが止まらないルールを設計する力です。

毎日やることが合う人もいます。

でも、全員がそうとは限りません。

毎日少しずつ進めるより、あらかじめ時間を確保して、
その日にまとめて進める方が合う人もいます。

やる気がある日に書き溜める方が、
結果として発信が止まらない人もいます。

大事なのは、世間で言われる正しい継続法に自分を合わせることではありません。

自分を知ること。
自分の特性を見ること。
そして、目的に向かって流れが止まらない構造を作ることです。

今回は、こちらの動画でも触れた「継続力」について、

さらに構造で分解していきます。

今回は、才能インストールシリーズ第2回として、
「継続力」を構造で分解していきます。


継続できないのは、意志が弱いからではない

継続できない時、多くの人は自分を責めます。

根性がない。
飽き性だ。
面倒くさがりだ。
本気度が足りない。
やる気が続かない。
自分には向いていない。

でも、これは少し雑な見方です。

継続できないという現象を、
すぐに性格の問題にしてしまうと、本当の原因が見えなくなります。

構造で見るなら、まず問い直す必要があります。

なぜ続かなかったのか。

ルールが重すぎたのか。
毎日やるという形が合っていなかったのか。
目的が曖昧だったのか。
始めるまでの摩擦が大きかったのか。
一度止まった時の戻り方を決めていなかったのか。

こうして分解すると、継続できない理由は、
「意志が弱いから」だけでは説明できないことが分かります。

むしろ、多くの場合はこうです。

自分に合わないルールで、自分を動かそうとしている。

ここに問題があります。


「毎日やる」が合わない人もいる

継続というと、多くの人は「毎日やること」だと思いがちです。

毎日書く。
毎日勉強する。
毎日運動する。
毎日投稿する。
毎日作業する。

もちろん、それが合う人もいます。

毎日少しずつ積み上げることで、
リズムができる人もいます。

でも、全員に合うわけではありません。

特に、飽き性の人や面倒くさがりの人にとって、
「毎日やる」というルールは、継続の助けではなく、拘束になることがあります。

今日もやらなければならない。
昨日できなかった。
もう崩れた。
自分はやっぱり続かない。

こうなると、継続のために作ったルールが、
逆に継続を壊します。

毎日やることが目的になってしまうのです。

でも、本来の目的はそこではありません。

毎日書くことではなく、発信が止まらないこと。
毎日勉強することではなく、必要な力が身についていくこと。
毎日運動することではなく、健康に近づくこと。

つまり、継続とは毎日作業することではありません。

目的に向かう流れを止めないことです。

ここを間違えると、
「毎日できない自分はダメだ」と思ってしまいます。

でも本当は、毎日型が合っていないだけかもしれません。


継続には、自分に合う型がある

継続の形は一つではありません。

毎日少しずつ積み上げる人もいれば、
あらかじめ時間を確保して、その日にまとめて進める人もいます。

たとえば、文章を書く場合。

毎日少しずつ書く方が合う人もいます。

一方で、書く時間をあらかじめ取っておき、
その日に集中して何本も書き溜める方が合う人もいます。

やる気がある日に、未来の分まで進めておく。
調子が悪い日は、無理に書かない。
でも、発信自体は止まらない。

これも立派な継続です。

大事なのは、毎日やっているかどうかではありません。

目的に向かう流れが止まっていないかどうかです。

毎日型が合うなら、毎日やればいい。
書き溜め型が合うなら、書く時間を先に確保すればいい。
短時間型が合うなら、5分だけやればいい。
集中型が合うなら、まとまった時間で一気に進めればいい。

継続力とは、自分を世間の正解に押し込める力ではありません。

自分の特性を見て、自分が止まらないルールを作る力です。


自分を知らないルールは、自分を縛る

ルールは、うまく使えば行動を助けてくれます。

でも、自分に合わないルールは、自分を縛ります。

たとえば、飽き性の人が「毎日必ず書く」と決める。

最初は頑張れるかもしれません。

でも、途中でこうなります。

今日は書かなきゃいけない。
昨日も書いたのに、また今日もか。
書けなかったら終わりだ。
書くことが義務になってきた。

すると、書くことそのものが嫌になっていきます。

本来は未来に近づくための行動だったはずなのに、
いつの間にか自分を拘束するルールになっている。

これでは続きません。

だから、継続ルールを作る前に必要なのは、自分を知ることです。

自分は毎日型なのか。
まとめて進める型なのか。
朝型なのか。
夜型なのか。
短時間で刻む方がいいのか。
一気に集中する方がいいのか。

ここを見ないままルールを作ると、
自分に合わない靴で走ることになります。

走れないのではありません。

靴が合っていないだけです。


目的があるから、自分に合うルールを選べる

では、なぜ目的が大事なのでしょうか。

それは、目的がないと、ルールの良し悪しを判断できないからです。

目的とは、なりたい未来です。

自分はどこへ向かっているのか。
何のためにこれを続けるのか。
どんな状態から抜け出したいのか。
どんな未来に近づきたいのか。

ここがあるから、ルールを選べます。

たとえば、目的が「自由な働き方に近づくこと」だとします。

そのために発信を続ける必要がある。

この場合、大事なのは「毎日書くこと」でしょうか。

それとも、
発信が止まらない状態を作ることでしょうか。

目的から見れば、後者です。

毎日書かなくても、書き溜めによって発信が止まらないなら、
それは目的に合っています。

逆に、毎日書くことにこだわりすぎて苦しくなり、
発信自体が止まるなら、そのルールは目的に合っていません。

つまり、目的があるから、ルールを疑えるのです。

このルールは、自分を目的に近づけているのか。

それとも、自分を縛っているだけなのか。

ここを判断できるようになります。


脳は、止める理由をもっともらしく語りかけてくる

継続しようとすると、ある瞬間から脳が語りかけてきます。

今日は疲れている。
今はタイミングが悪い。
もっと準備してからでいい。
反応がないなら意味がない。
この方法は間違っているかもしれない。
自分には向いていないのかもしれない。

こうした声は、一見すると冷静な判断に聞こえます。

でも、ここで注意が必要です。

その声は、本当に目的に向かうための判断なのでしょうか。

それとも、今までの自分に戻ろうとする防衛反応なのでしょうか。

人は、慣れた状態から出ようとすると不安を感じます。

たとえ今の状態に不満があっても、
脳にとっては「知っている場所」です。

予測できる場所です。

だから、新しい行動を続けようとすると、
脳は元の場所へ戻そうとします。

これがコンフォートゾーンです。

コンフォートゾーンとは、快適な場所というより、
脳にとって予測できる場所です。

変わりたい。
続けたい。
未来を変えたい。

そう思って行動を始めても、脳はこう言います。

いつもの方が安全だよ。
無理しなくていいよ。
やめる理由はちゃんとあるよ。

そして、止める理由をもっともらしく並べてきます。


頭の中の声は、すべて自分の本音とは限らない

ここで重要なのは、多くの人がその声を「自分の本音」だと思ってしまうことです。

頭の中に出てきた声を、
そのまま自分の考えだと思ってしまう。

「今日は疲れているからやめよう」

そう思った時、多くの人は、

「自分はやめたいんだ」
「本音ではやりたくないんだ」
「だからやめた方がいいんだ」

と受け取ります。

でも、本当にそうでしょうか。

その声は、自分の目的から出ている声でしょうか。

それとも、変化を避けようとする脳の反応でしょうか。

ここを区別できないと、止める理由に飲まれます。

もちろん、本当に休んだ方がいい時もあります。

体調が悪い時。
明らかに無理をしている時。
目的と行動がズレている時。
やり方を変えた方がいい時。

そういう判断は必要です。

でも、すべての「やめたい」が本音とは限りません。

それは、コンフォートゾーンに戻ろうとする脳の声かもしれない。

だから、継続に必要なのは、
頭の中の声を消すことではありません。

その声を一度観察することです。


メタ認知とは、頭の中の声をそのまま信じないこと

ここで必要になるのが、メタ認知です。

メタ認知とは、自分の思考や感情を一段上から見る力です。

頭の中に声が出てきた時、
すぐにそれを自分自身と同一化しない。

いったん観察する。

これは本音なのか。
これは疲労なのか。
これは不安なのか。
これは面倒くささなのか。
これは目的に向かう判断なのか。
これはコンフォートゾーンに戻るための防衛反応なのか。

こうやって、頭の中の声を分類する。

これがメタ認知です。

継続力とは、根性で自分を押し切る力ではありません。

頭の中に出てくる「やめる理由」を観察し、
目的に照らして、採用する声と採用しない声を選び分ける力です。

つまり、継続に必要なのは、自分を黙らせることではありません。

自分の中に出てきた声を、構造で見ることです。


目的がないと、止める理由に飲まれる

だからこそ、目的が大事です。

目的がないと、脳が語りかけてくる止める理由に飲まれやすくなります。

なぜなら、判断基準がないからです。

疲れている。
忙しい。
反応がない。
結果が出ない。
今はタイミングが悪い。
もっと準備してからでいい。
このやり方は間違っているかもしれない。

こうした声は、どれもそれっぽく聞こえます。

目的がない人には、全部正論に見えます。

でも、目的があると問い直せます。

これは目的に近づく判断なのか。

それとも、

元の自分に戻るための言い訳なのか。

目的とは、行動の理由であり、判断の基準です。

自分は何のためにこれを続けているのか。
どんな未来に近づきたいのか。
その未来から見た時、今やめることは本当に必要なのか。
それとも、脳が安全な場所へ戻ろうとしているだけなのか。

ここを問い直せる。

目的があるから、止める理由を疑えるのです。


継続力とは、止まらないことではなく戻れること

継続というと、一度も止まらないことだと思われがちです。

でも、人は必ず止まります。

疲れる日もあります。
気分が乗らない日もあります。
予定が崩れる日もあります。
どうしてもできない日もあります。

だから、継続力とは、一度も止まらない力ではありません。

止まっても戻れる力です。

毎日型の人なら、1日休んでも翌日戻るルール。
書き溜め型の人なら、次に書く時間を先に確保しておくルール。
短時間型の人なら、最低5分だけ戻るルール。
発信型の人なら、記事が書けない日はタイトル案だけ作るルール。

復帰ルールがあると、一度止まっても全部崩れません。

逆に、復帰ルールがない人は、一度止まっただけでこう思います。

もうダメだ。
続かなかった。
自分には向いていない。
やっぱり無理だった。

でも、それは違います。

失敗したのではなく、戻り方を決めていなかっただけです。

継続に必要なのは、完璧な連続記録ではありません。

目的に向かう流れへ戻る道を作っておくことです。


ミニワーク:自分専用の続くルールを作る

最後に、簡単なミニワークです。

まず、あなたが続けたいことを1つ書いてください。

勉強。
運動。
発信。
副業。
読書。
片づけ。
仕事の振り返り。

何でも構いません。

次に、その行動を続けたい目的を書きます。

なぜ、それを続けたいのか。
その先で、どんな未来に近づきたいのか。
何から自由になりたいのか。
何を手に入れたいのか。

次に、自分の特性を書きます。

毎日少しずつ進める方が楽なのか。
まとめて進める方が楽なのか。
朝の方が集中できるのか。
夜の方が集中できるのか。
短時間で刻む方がいいのか。
一気に集中する方がいいのか。

次に、続かない因果を書きます。

時間がない。
面倒くさい。
忘れる。
結果が見えない。
準備が重い。
毎日ルールが重い。
やる量が多すぎる。
止める理由に飲まれる。

次に、その因果を反転させます。

時間がないなら、時間を先に確保する。
面倒なら、前日に準備する。
忘れるなら、生活の流れに置く。
結果が見えないなら、記録する。
毎日ルールが重いなら、書き溜め型にする。
量が多すぎるなら、最低ラインを小さくする。
止める理由に飲まれるなら、目的に照らして問い直す。

最後に、今日から使う自分専用ルールを1つ作ってください。

たとえば、

毎日書かない。
でも、週に2回は書く時間を先に取る。

書ける日は2本書き溜める。
書けない日はタイトル案だけ出す。

止めたくなったら、
「これは目的に近づく判断か?」と問い直す。

1日止まっても、次に書く時間へ戻る。

これでいいのです。

継続とは、自分を縛ることではありません。

自分の特性に合わせて、目的に向かう流れを止めないように設計することです。


まとめ


継続力がないのではありません。

自分に合わない続け方をしているだけかもしれません。

継続とは、毎日やることではありません。

目的に向かう流れを止めないことです。

毎日型が合う人もいます。
書き溜め型が合う人もいます。
短時間型が合う人もいます。
集中型が合う人もいます。

大事なのは、自分の特性を知らないまま、
世間の正解に自分を押し込めないことです。

そして、もう一つ大事なのは、
頭の中に出てくる止める理由を、そのまま本音だと思わないことです。

今日は疲れている。
反応がない。
意味がないかもしれない。
もっと準備してからでいい。
自分には向いていないかもしれない。

そうした声は、本当に目的に向かう判断なのか。

それとも、コンフォートゾーンに戻ろうとする脳の防衛反応なのか。

ここを観察する必要があります。

そのために必要なのが、メタ認知です。

頭の中の声をそのまま信じず、一段上から見る。

目的に照らして、採用する声と採用しない声を選び分ける。

継続力とは、意志で自分を押し切る力ではありません。

自分を知り、目的を持ち、脳の声を観察し、
自分に合うルールを作る力です。

つまり、継続力は才能ではありません。

構造です。

そして、構造にできたものは、
自分の人生にインストールできます。


次回予告

次回は、

集中力がないのは意志が弱いからではない

というテーマで、集中力を構造として分解していきます。

集中できる人は、なぜ集中できるのか。

才能なのか。
環境なのか。

それとも、集中に入るための条件を整えているだけなのか。

才能インストールシリーズ第3回では、
集中力を「能力」ではなく「状態設計」として見ていきます。

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