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新しい社内交流のカタチ

vol.1598

12月に入って、ありがたいことに飲み会の誘いが増えています。

コロナ禍で飲みニューケーションが制限され、コロナ後もすぐには復活しなかったので、「もう戻らないのかな?」と思っていたのですが、今年になって一気に復活したような気がしております。

ちなみに、毎年この時期になるとメディアの間で賛否両論が巻き起こる「社内の忘年会の是非」については、どうなのでしょうか?

東京商工リサーチが企業を対象に実施したアンケート調査(有効回答6225社)によると、2025年の忘年会と2026年の新年会「実施する」と回答した企業は57.8%

この数字は、前年(59.6%)を1.8ポイント下回っており、忘・新年会の実施率は、コロナ禍以前78.4%までには戻る様子がありません。

〈ツギノジダイ / 2025年11月7日〉

ちなみに、ホットペッパーグルメ外食総研の調査によると、若者の方が中高年世代よりも忘年会に意欲的なのだそうですよ…(驚)

〈毎日新聞 / 2025年12月12日〉

被験者は20~60代計1035人

会社・仕事関係の忘年会に「参加したい」と答えたのは12.2%で、「どちらかというと参加したい」24.7%

ホットペッパーグルメ外食総研が実施した忘年会に関する調査

年代別に見ると、30代「参加したい」「どちらかというと参加したい」計43.0%で意向が最も高く、次いで20代計41.8%)でした。

そして、50・60代「参加したくない」「どちらかというと参加したくない」の合計が約7割という結果に。

ベテラン世代では、飲み会で無理にコミュニケーションを取ったり、気を遣ったりすることへの心理的・体力的な負担が重視されるようになっているようです…

〈TBS NEWS DIG / 2025年12月8日〉

会社によってはより参加しやすいランチ忘年会を実施するなど、新しいカタチを模索しています。

そして、社員の交流自体、飲みニューケーション以外の方法が増えていると感じるのです。


汗をかきながら交流

例えば、最近は運動による交流を促すためジムの導入運動習慣の支援に注力する企業が増加しています。

なぜなら、ジムを活用した健康づくりは、従業員の体調改善だけでなく、医療費削減離職防止組織活性化など、経営的にも多くのメリットをもたらすからです。

実際、株式会社グローバルインフォメーションの調査によると、日本のコーポレートウェルネス市場規模は2024年に48億米ドルに達しています。

〈株式会社グローバルインフォメーション / Webサイト〉

さらに、同社では2025年から2033年にかけての成長率5.3%で、2033年には78億米ドルに達すると予測。

フィットネスによる社員交流は、アメリカでも見られるようです。

〈BUSINESS INSIDER JAPAN / 2025年12月2日〉

従来の飲み会を中心としたチームビルディングに代わり、グループで行う高強度インターバルトレーニング(HIIT)などのフィットネス体験を取り入れる企業が海外で増えているとのこと。

飲み会はアルコールの嗜好差や家庭事情などから参加しづらい人も多く、全員にとって公平な場になりにくい一方、運動は「健康」「ウェルビーイング」という共通価値のもと、参加の心理的ハードル比較的低い点が評価されているようです。

グループで一緒に運動することで、上下関係職種の違いを超えて自然な一体感が生まれ、互いに励まし合う体験を通じて信頼関係が深まるとされています。

確かに、運動を通じて自然に会話が生まやすいですし、無理に盛り上げなくてもコミュニケーションが生まれやすい

一緒に山登りに行くという事例も耳にしますので、非常に有効的なのではないでしょうか😊

健康管理をゲーム感覚で楽しむ

さらに、ジム通いや親睦会に対する金銭的なサポートではなく、さらに一歩進めた展開も考えられます。

なぜなら、そうした交流は限定的なメンバーになってしまうからです。

それを、全社的な交流として広げる上で、ゲーミフィケーションを取り入れた健康経営に注目しています。

例えば、年間2万人以上の学生から応募が来る社員50人のコンサルティング会社「レガシード」では、健康アプリ一定以上の数値を出した者月額1万円を支給しているのですが、こうした取り組みから、社員同士の会話が生まれるパターンもあるでしょう。

〈PRESIDENT Online / 2025年8月31日〉

ウェアラブルデバイスを活用して睡眠運動などの健康状態を可視化しているのですが、

「最近、この快眠グッズを導入したら、スコアが上がったんだよ」
「今月、運動スコア低いので、昼休みに少し一緒に歩きませんか?
「最近、ダイエットに成功したと聞いたのですが、勝因は何ですか?」

などなど、普段話さない人とも、話すきっかけが生まれる。

ゲーミフィケーションを導入することで、良い意味での競争心目標達成意欲が湧き、健康がみんなの共通話題になるわけです。

その結果、社内全体の交流が生み出されやすくなるでしょう。

ちなみに、当社では四季に合わせて社内で交流会を行っているのですが、秋はBBQを屋上でしながら、会議室でゲーム大会をやるなど、単なる飲みニューケーションではない内容で実施しました。

こうした社内交流をきっかけに、それまで話したことがなかった人同士で共通の趣味が見つかったりもするので、非常に大切な機会だと思っています。

ペットが交流のきっかけに

趣味ともう1つ自然な会話が生まれるきっかけといえば、ペットが頭に浮かびます。

うちはネコと一緒に暮らす社員が多いので、ネコバナで盛り上がることが多い。

最近はペット同伴出勤OKの会社が増えているので、動物好きの人たちにはたまらない環境でしょう。

〈読売新聞 / 2025年12月7日〉

富士通では、2022年からオフィスフロアの一角約150平方メートルを「ドッグオフィス」とし、個室3室ドッグランなどを設置。

10kg以下の犬と一緒に働けるようにしています。

取り組みのきっかけはコロナ禍以降のリモートワークの広がりだったようで、対面でのコミュニケーションも重要との考えから、出社を促す仕掛けの1つとして取り入れたそうです。

現在は毎月約20人が利用しており、「転職の決め手になった」という社員の声もあったとのこと。

ペットが職場にいることで、飼い主だけでなく周囲の社員にも癒やし自然な会話のきっかけが生まれやすくなり、社内のコミュニケーションが円滑になる。

その結果として、社員の働く意欲や職場への満足度が高まることもあるでしょう。

ちなみに、東急不動産が展開する「ビジネスエアポート京橋」など、ペットと過ごせるシェアオフィスも増えてきているようです。

これなら、社内だけではなく同居しているほかの会社の人たちとも交流が生まれる。

自然なカタチでの異業種交流に発展するので良いですね〜

実家に住んでいたときはペットと一緒に過ごしていたけど、一人暮らしして断念している動物好きの人も多いはずなので、会社に行くとペットがいるというのは、そういった人たちにも嬉しいはずです。

…一方、動物の難しいところはアレルギー体質の人もいる…(汗)

そうした人たちのことも考え、職場にゆとりがあり、フリーデスクを導入している企業であれば、区画などを制限するなどの工夫が必要でしょう。

いずれにせよ、運動趣味ゲームペットなど、社員の交流多様化しています。

いろいろな選択肢を用意しながら、様々な人とのコミュニケーションが生まれると良いですね。

今後も新しい交流のカタチにアンテナを張っていきたいと思います🫡

本日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!

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