“3“の魔力
vol.124
私たちマーケティング業界では “3“ は重要なナンバーとして日々活用しています。
クライアントへの提案の際は、3案用意することが多いですし、要点やメリットを伝える時に「3つの〜」という感じで取りまとめている。
もちろん、3は我々の業界だけではなく、世の中を見渡しても「おすすめベスト3」などで見ることができます。
3本の矢、国民の3大義務、三種の神器
他にも、吉野家のキャッチフレーズは「はやい、うまい、やすい」ですね😊
ですので、 “3“ は世の中みんな自然と使っている数字。
では、なぜ “3“ がよく使われるのでしょうか?
実はこれには意味があって、心理学の世界では「マジックナンバー3の法則」と呼んでいます。
物事の説明をするとき、具体例を3つ挙げると説得力が増すとされ、これは2つだと乏しい・足りない、4つでは多過ぎる、3つが丁度良いと感じる人間の心理傾向を指しています。
また、奇数を使用した方が高い効果があることも実証されています。
人間の脳は偶数よりも奇数の方が自然で心地よく感じる傾向がある。
三三七拍子や俳句の五・七・五が、まさにそうですね。
この3の法則を上手く活用して要点を伝えていた人が、アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズさんです。
〜ということで、このことをビジネスで生かす方法として
①お客さんへの説明やプレゼンの際は、注意事項や根拠を3つに分けて話す。
②商品プランのアピールポイントは3つに分けて説明する。
③商品プランの数も3つが理想的。
ちなみに③について、もう1つ心理学の法則を挙げると「ジャムの法則」というものがあります。
これは
「選択肢が増えると逆に選択が難しくなる」
という人間の選択肢に対する行動法則。
お店の品揃えも3種類か5種類ぐらいでまとまっていた方が選びやすいというのは、買い物していても実感できるでしょう。
マーケティング戦略の中には心理学を活用しているものが多いことから、我々にとっては特に “3“ はお馴染みの数字になっているのです。
ちなみに提案の要点を3つにまとめると、非常にスッキリとした説明になります。
そのお手本を明治大学教授の齋藤孝さんが例として挙げていらっしゃるので共有させていただきますね。
「私は明治大学をおすすめします。何がいいかというと、長い伝統があり卒業生がとても多いので、どこに行っても知り合いやOBがいます。NHKの朝ドラ『虎に翼』のモデルになった三淵嘉子さんも卒業しています(根拠1)。また、本の街の神保町が近いので、大学の周りが知的な雰囲気です(根拠2)。そして何しろ学生の元気がいい。『前へ』というスローガンを共有しています(根拠3)。そこが一番です。よろしくお願いいたします」
〈集英社オンライン / 2024年7月12日〉
明治大学の良さを説明するという内容ですが、これなら1分ぐらいで非常に分かりやすく、かつ覚えやすく、その上で魅力的に聞くことができますね😊
ということで、皆さんもぜひぜひ3の法則を活用していただき、様々な提案や説明をしていただければと思っております〜
本日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!
