世のため、人のための福利厚生
vol.1457
月間の平均歩数が1万歩を達成すると報奨金3200円
そんな福利厚生があったら、皆さん、いかがでしょうか?
最近は、こうした健康経営に関するユニークな制度が生まれているらしいのです。
〈ファイナンシャルフィールド / 2025年5月4日〉
医療費削減を促す「歩く福利厚生」
健康経営とは、従業員の健康管理を経営的な視点で捉え、企業が戦略的に健康増進に取り組む経営手法のこと。
健康への投資が従業員の活力や生産性の向上、組織の活性化、最終的には業績や企業価値の向上につながると考えられています。
そして、その健康経営を後押しするのが、経済産業省の「健康経営優良法人認定制度」です。
これは、健康経営を実践する企業を顕彰する制度とされており、認定されると「健康経営優良法人」としてさまざまな補助金を受けられるなどといったメリットがある。
冒頭の平均歩数によるインセンティブだけではなく、ほかにもウォーキングに関する、こんな福利厚生が例に挙げられています。
・1日平均8000歩以上で1000円支給
・歩数達成でポイント付与
・歩数に応じてクーポンや賞品を支給
昨日、ランニングは頭と心の整理に最適であるという話をしましたが
ウォーキングも同じような効果がある。
こうした「歩く福利厚生」が浸透すれば、社員の心身が健康になるだけではなく、パースペクティブ・テイキング(他者の視点を想像する力)も育むことにもつながるかもしれません。
非常に良い事例だと感じました。
ちなみに、ほかにも健康経営推進に関する、こんな福利厚生もあるようですよ。
・弁当を100円で購入できる、ドリンク無料など、食事費用の一部負担
・健康診断が良い結果であれば手当金を支給する
・睡眠時間を確保したら手当がつく
・妊活・不妊治療費の補助
・ベビーシッター補助制度
・親孝行支援制度(親の介護に関わる理由で帰省する場合、支援金を支給)
社員の心身の健康が促進されれば、医療費削減にもつながる。
そう考えると、こうした福利厚生は企業の持続可能な経営を支えるだけではなく、持続可能な社会を叶えていくことにもなるとも言えますね。
ボランティア休暇で社会のために
世のため、人のための福利厚生
こうした視点で見ていくと、ボランティアに関する福利厚生も同じですね。
最近では、地域清掃活動やNPO活動など、社会貢献活動に参加した従業員に対して奨励金やポイントを付与する制度も増えている。
例えば、ライオン株式会社では、会社指定の活動への参加を支援する「ボランティア特別休暇制度 」(最大年 55日)と、社員が関心を持つ活動への参加を支援する「ボランティア一般休暇制度」(積立休暇を利用)を運用しています。
例えば、ボランティア特別休暇を利用した「ライオン山梨の森」での森林整備活動を年3回実施。
間伐や植林を行い、放置されていた人工林の再整備を行いながら、地域住民の方々とも積極的に交流を図っているのです。
ちなみに、日本で初めてボランティア休暇を導入したのは、富士ゼロックス株式会社(1993年)とのことで、月間5日まで積立休暇(使用期限が過ぎて失効した有給休暇が最高60日分まで積み立てできるもの)を利用して、短期のボランティア休暇を申請・取得することができます。
このボランティア休暇を使って、平日開催されるボランティアイベントへ参加する、被災地でボランティアとして活動する、海外キャンプへ参加するなど、社員の方々も有効に活用されているそうです。
困っている人に何か貢献することは、心の活力にもつながる。
非常に素晴らしい制度ですね。
健康促進(医療費削減)に、ボランティア推進。
社員のためだけではなく、それが社会の恩恵として広がっていく。
そんな福利厚生に今後も注目しつつ、我が社の経営にも生かしていきたいと思います😊
本日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!
