質の高い休息で、仕事が変わる
vol.1532
生活のリズムを崩したくないので、土日でも6時に起きるのですが、一昨日の土曜日は、目覚ましを止めた後、1時間くらい寝落ちしてしまいました…
ただ、いつもよりも長く寝たせいか、今日に至るまで、頭も体も絶好調なような気がします。
休息は大切だと分かっていながらも、ついつい詰め込んでしまい、休憩時間や睡眠時間を削ってしまう…
…ということで、自戒の念を込めて、本日は休息の有効性についてお話ししたいと思います。
7時間以上が99%
睡眠は多くのメリットをもたらしてくれます。
それは、記憶や感情の整理、成長や美容促進、免疫力維持など多岐に渡り、当然ながら仕事のパフォーマンスも上げてくれる。
そして、7時間はきちんと睡眠をとるということも、よく知られている話だとと思います。
一方で、「私はショートスリーパーだから大丈夫!」と思っている方もいる。
ショートスリーパーでなくても、5〜6時間で充分という方が多いのではないでしょうか?
私もその口なのですが、ハーバード大学医学部で神経科学と睡眠を研究するアレン・ジュギノビッチ博士は、このように仰っています。
「99%の人は7時間から9時間の睡眠が必要です。詳細は話しませんが、特定の遺伝子の変異があるごく少数の人たちだけが4、5時間の睡眠で済みます。4、5時間で十分、眠れないという人はほとんどの場合、コルチゾールやアドレナリンが高く“生物学的な疲労を感じてはいないだけ”です」。
〈Walker Plus / 2025年9月5日〉
…なるほど、99%ですか…
私が7時間以内で充分だと思うのは、コルチゾールやアドレナリンの仕業だと確信しました…(汗)
確かに、寝る直前まで、やりたいことを詰め込んでいるので、神経が昂ったままの状態で就寝してしまっているのは間違いないでしょう…
より睡眠モードにしていくためには、例えば、ストレッチや呼吸法、瞑想を行うことで副交感神経が優位になり、リラックスして自然に眠れると言われていますが、それについては、ジュギノビッチさんもオススメしています。
「ベッドに入る前に、まずルールを作るんです。“4秒間息を吸って、7秒止めて、8秒間を使って吐く”。この深呼吸をするとよく眠れます」
「ストレッチはパジャマのままで構いません。ベッドに寝て、爪先から頭まで順番にいろいろな筋肉を収縮させて、これ以上我慢できないというところでリリースすることを繰り返す。そうすると疲れが出て入眠できます。5分しかかかりません」。
快眠と集中力をもたらす瞑想
私も瞑想らしきものは寝る前にやっていますが、瞑想は自律神経を整え、ストレスを軽減し、副交感神経の活性化によって深い睡眠に入りやすくなると言われています。
また、仕事の休憩中に行うことで集中力を高めることでも有名です。
〈Forbes JAPAN / 2025年9月5日〉
それは、「デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)」という脳のアイドリング回路の活動が抑制され、不要な思考・雑念が減るからです。
実際、6週間にわたって毎日15分間の瞑想を行った研究では、参加者の持続的な注意に関連する脳活動に変化が見られたとのこと。
これも実はちょこっと取り入れており、リモートワークの際は、集中力がなくなってきたら、5分だけ目を閉じて呼吸だけを意識するようにしています。
そうすると、非常にシャキッとする。
さらに、瞑想は仕事だけではなく、生活そのものに良い影響があると言われています。
フォーブスの記事では
「今この瞬間に完全に意識を向けるということは、人生を豊かにする小さなことに気づくこと、例えば会話の温かさや大好きな食事を味わう単純な喜びを感じることと同じくらいシンプルなことだ。
注意散漫になるのではなく、今この瞬間を意識するよう心がければ明晰さが得られ、向けるべきところに注意を向けることができる。そのように生きることで、過去を振り返って初めて価値に気づくのとは対照的に、人生の「今」を楽しむことができる。
瞬間を意識する時には、その瞬間は過ぎ去り、完全に気づかなかったことへの憧れだけが残る。このような集中力を養うことで自分の人生を真に経験し、人生に感謝することができる」
と語っているのですが、小さな幸せを発見し、様々なことへの感謝するようになれば、確かに人生はハッピーになりますね😊
みんなと一緒に休息するメリット
瞑想はリモートワークでのオススメですが、オフィスワークのオススメもあります。
それは、みんなと一緒に休憩することです。
『データの見えざる手 ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則』の著者で、株式会社日立製作所フェロー・株式会社ハピネスプラネット代表取締役CEOの矢野和男さんによると、
コールセンタースタッフのバラバラに取っていた休憩を一緒にしたところ、受注件数が13%も向上したそうです。
〈資産形成ゴールドオンライン / 2025年9月6日〉
これは、みんなで休憩をとることで、楽しい会話や相談が生まれ、それが組織の活力になり、成果につながるということらしいのです。
アメリカのある銀行でも、生産性が最大20%向上し、12億円のコスト削減につながったようなので、確かにたまたまではなさそうです。
モチベーションが高い現場には共通して
「やりがい」「つながり」「成長の機会」
という3つの要素があると言われていますが、このうちの「つながり」が満たされたと考えれば合点がいきますね🤔
そういえば、大学生のときのバイト先の主任が休憩の組み合わせを非常に考えてくれていたことを思い出します。
新人の子とムードメーカーの子を一緒にし、新人の子が早く店に馴染めるようにしたり、同じ趣味を持つ子同士をつなげたり、みんなが仲良くなるように工夫されていました。
実際、その店のメンバーは非常に仲良く、サークル活動のように和気藹々としていました。
私はその店で妻と出会いましたし、私の一番の親友もその店で働いていた子と結婚したので、エビデンスはある程度揃っていると思います(笑)
休憩をつかって、いかに交流を生み出せるか?
この辺もマネジメントの工夫なのかもしれませんね。
今回は休息について語って参りましたが、考えれば考えるほど奥深い。
今後も休むということについて、探究していきたいと思います🫡
本日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!
