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テイエムマジック「勝負はダートで。末脚光る障害馬」

牡馬・2018年生まれ(2021クラシック世代)

父:マジェスティックウォリアー
母:ハミングライフ
母父:スペシャルウィーク


【概要】

2024年の春から障害競走に転向した栗毛。
転向以前はダートのマイルから中距離戦線におり2勝クラスまで勝ち上がっていた。3歳の夏にはレパードS(G3)にも出走している。

そのダートでの経験を活かして障害でも奮闘しており、こちらでも重賞・阪神ジャンプSに挑戦。強みは障害を飛び終えた最終盤、ダートコースでの脚比べ。やはりダートになると脚色が良く、多少は不利な体勢からでも末脚でひっくり返せる実力かあある。

阪神競馬場は平地と障害あわせて3勝している得意のコース。

名前の由来は、冠名テイエム + Magic(英語で「手品」の意味)。ピンクの勝負服と世紀末覇王でお馴染み、テイエムさんちの子。


【過去レース時のブログ記事】

2025年 障害4歳以上未勝利戦
阪神競馬場/障害2970m/良馬場
1枠1番/1番人気/難波剛健
516kg(+2)

結果:第3コーナーあたりから徐々に進出、直線に入るとダートで脚色が良く差しきり勝ち。

(レース後のブログ)
大外一気の障害馬?

逃げる先行勢が終盤に苦しくなり、追込み馬が大外から猛追、最後の直線で鋭く伸びてピッタリ先頭を差し切る……!

そんな展開を障害で見るのは珍しい気がする……

昨年障害に転向してくるまではダート馬で、中央の重賞にも出たことあるテイエムマジックやったからこそ、最後の直線がダートになっている阪神2970mで追込みが効いたんやろうね!そもそもダートも障害も追込み馬不利な気はするけど。

ちなみに牝系を辿ると13代前の栗毛チャンまで辿り着く、恐ろしいほどの名門栗毛チャン。途中でノーザンテーストという名栗毛チャンが入ってるのもいい。


2025年 障害3歳以上オープン戦
京都競馬場/障害3170m/良馬場
6枠6番/3番人気/難波剛健
532kg(+4)

結果:ラスト1周、早めにペースアップして前を狙い3番手まであがるものの先頭は遠く、最後の直線までスパートが続かなかったこともあって結果6着。

(レース前のブログ)
→第46代MVK🌰
前走、初挑戦した重賞障害の阪神ジャンプSで4着と奮闘。もともとダート馬なのでダートコースに強い。京都の障害コースは初挑戦、3000m超のコースも経験が少ないため、距離とコースにどこまで適応できるか。


2025年 障害3歳以上オープン戦
阪神競馬場/障害3110m/良馬場
4枠5番/3番人気/難波剛健
534kg(+2)

結果:第3コーナーから徐々に伸び始めた末脚が直線で爆発。大外から勢い抜群の伸びっぷりを見せて圧勝。

(レース後のブログ)
→障害を飛び終えてからが勝負。

勝負はホームストレッチで。
これは通常の競馬では珍しくもなんともない話なのだが、障害競走では少し珍しい。3000m以上もの距離を起伏や障害を乗り越えながら走る障害競走の場合、勝負所や差がつくポイントは他にもいっぱいあり、最後の直線に入った時点で既にひっくり返せないほどの大差がついていることも多いからだ。

ところが、テイエムマジックくんは妙にホームストレッチで勝負しがち。未勝利戦も今回のオープンクラスも大外一気、直線で一気に後方から差し切る走りを見せている。平地時代にはダート戦線で重賞まで出ていた馬なので、脚元が砂になるとやはり強いのだろうか……なんせ今回のレースもずっと最後方集団、第3コーナーや最終コーナーから僅かにスパートをかけ始めるも勝負はやはり直線コースのダートに入ってから。そこからの脚の伸びが、それまでとは段違いに良いんだもの。

既に7歳のベテラン……ではあるものの、障害競走なので7歳なら、まあ、まだ行けるでしょ。今回のレースも掲示板に入った馬は全馬7歳以上やし。改めてすごい世界だ。


2026年 障害4歳以上オープン戦
小倉競馬場/障害3390m/良馬場
5枠5番/1番人気/難波剛健
534kg(±0)

結果:序盤のマッチアップは控え、最終コーナーから一気にペースアップ、得意の形で差しきり。

(レース後のブログ)
障害オープンクラスは相変わらず末脚が素晴らしいテイエムマジック。中盤はトーアモルペウスとタイキフロリゼルのマッチアップであり他馬は大きく離されていたが、最終コーナーからやはりテイエムマジックが躍動。猛烈な末脚で先頭に一気に迫り、際どいタイミングだが差しきりを決めた。


2026/02/23
ついに引退が発表されました。

活躍は見せていたものの、怪我と年齢がネックになった様子……でも乗馬として第二の馬生を歩めるようなので、幸多からんことを祈ります。

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