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ケニアのスラムの小学生に『カエルの歌』を教えた話【世界一周する慶應生59日目】

こんにちは、世界一周する慶應生です。

いいねしてくださった方は毎回投稿拝見させて頂いています。とても励みになります、ありがとうございます🙇‍♂️

現在ケニアの首都ナイロビにあるキベラスラムの小学校で1週間ボランティアさせて頂く運びとなり、そのうちの一日を皆さんに紹介出来ればと思います。

ちなみにボランティアを紹介してくださったアメリカ人と日本人の2人組は既にナイロビを離れてしまったため、単身でのボランティア参加となります。

土曜日に学校に行くと「International Woman's Day(国際女性デー)」のイベントとして、寄付で貰った衣類を子供たちの母が自由に取って良いというキャンペーンを行っていました。

自分は「1人4個まで」というルールを破っていないかどうかをチェックする役割だったのですが、明らかに4個以上持っていこうとするお母さんを見つけたので注意しようとしたところ、「あの人は見逃してあげて」と他のスタッフから言われてしまいます。
どうやら家が家事にあったらしく、母親ひとりで3人の子供を育てなければならないというのです。

このようにキベラスラムでは他人が困っていたら助け合う、というカルチャーが至る所で見られ、ナイロビ中心部とは大きく違った雰囲気が漂っています。
CBDで少し歩いただけで何人もの客引きや物乞いに話しかけられますが、キベラでは一度もそのような場面がありませんでした。みんな興味津々で挨拶をしてくるだけで、お金をねだったりなどは一切ありません。

何はともあれ、土曜日は学校が休みであまりやることもなかったので、次の通学日である月曜から本格的にボランティアとして参加しました。

何をしたら子供たちの助けになるのか迷いましたが、「外の世界の事だったらなんでも彼ら・彼女らのためになる」と校長先生から言われていたため、日本語を教えることにしてみました。

数字や挨拶など簡単な単語から教えていきます。子供たちもすごく興味を持ってくれて、あっという間に「こんにちは」「ありがとう」「さようなら」を習得していました。

それだけでなく、スワヒリ語で数字や挨拶なども逆に教えてくれたりもしました。日本語の「耳(ミミ)」という音ががスワヒリ語では「私」という意味らしく、それでちょっと盛り上がったりもしました。

持っていったカメラにもすごく興味津々で、色んな表情を見せてくれました。

びっくりしたのが、3年生の子供たちが千葉雄喜のMamushiを歌えたということです。おそらく親が見ているTiktokで流行っているのが子供たちまで伝わっているのでしょう。千葉雄喜凄い。
https://drive.google.com/file/d/14dc9ZeSfXxLzIZLMq7vxpkVsA-8i5Bao/view?usp=drivesdk

歌うのが好きらしく、せっかくなので日本語の歌を教えてあげて欲しいと先生に言われたので、色々考えた結果「カエルの歌」を教えることにしました。

黒板にローマ字で歌詞を書いて何度か曲を流したところ、覚えやすいリズムからかあっという間に歌えるようになっていました。子供の学習能力ってすごい。
https://drive.google.com/file/d/1_YwvFJRqqtjIgFsyLg0a0L7YfMOpSl-m/view?usp=drivesdk

輪唱までやろうとしましたが、さすがに難しかったようです笑
それでも凄く楽しそうに歌ってくれて、嬉しい気持ちになりました。

ダンスの授業などもあるらしく、朝会をやっていた狭いスペースでスピーカーから流れる曲に合わせてダンスを練習していました。可愛い。

意外だったのがケニアではサッカーがとても有名らしく、「プレミアリーグでどこのチームをサポートしているか?」「メッシとロナウド、どっちが上か?」など欧州サッカーに纏わる質問を沢山されました。教室でもメッシ派とクリロナ派に分かれていて、凄く面白かったです。

子供たちと遊んでいるとあっという間に時間が過ぎていました。だいたい15:30〜16:30にかけて親がむかえにきて、それぞれ家に帰っていくので自分も同じくらいの時間に宿に戻ります。

1人で上手くボランティアとして役に立てるか不安でしたが、子供たちの好奇心旺盛で興味津々な姿勢に助けられ、あっという間に一日が終わっていました。

「なんでもいいから外の世界のことを教えてあげて欲しい」という校長先生の言葉の意図に、キベラの子供たちがスラムの外側を知らないという課題が裏側にあるそうです。生活がスラムの中で完結してしまっているため、ケニアの外で一体何が起こっているのか、どんな文化があるのかを知らないまま大人になってしまうというのです。

キベラで育った子供が大学に行くことは極めて珍しいらしく、高校に行かずにそのまま働く人が圧倒的に多いそうです。ケニアの平均月収は3〜6万円と言われており、その中でもキベラは月1万円の世帯収入しかない家庭もあるそう。避妊具や生理用品が普及していなかったり、性産業で働くことを余儀なくされたりなど、問題は山積みと言われています。

そんなキベラから抜け出し、外の世界を学び、少しでもスラムをいい場所にしていけるようにLittle Lion's では積極的に外の世界に興味を持ってもらう施策を行っているとのことでした。

月並みですが、日本という衣食住に不自由しない恵まれた国で生まれた自分からすると、凄く考えさせられる現状でした。

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