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inagakijunya
夕暮れに浮かぶ
痛みという名の
ヒビ割れから
入る光が
私という
立体構造を
白い闇に
浮かび上がらせる
何度も同じ
過ちを犯すのは
あそこの
回線ニューロンが
切れて
それより向こうに
行き渡らないから
迂回路は
時間軸に
設定されていて
どうしても
タイミングが
悪くなる
下り坂を
下から突き上げる
衝撃は
誰のためのものか
粒色が集まり
色が大きくまとまり
頑なに守る
壁を壊さないと
働き者が
そうやって
見えないところで
気付かない
次元で
揺れながら
屈折光を
奥の方まで
突き刺さないと
スイッチは
なかなかオンには
ならないだろう?
その理屈で
振り切れそうな
シーソーゲームの
バランスを
マクロ
ミクロ問わず
今という時代に
必死で
取ろうともがく
吐息が聴こえないか?
台風かもしれない
豪雨かもしれない
戦争かもしれない
無差別テロかもしれない
猛暑かもしれない
大きく見れば
忘れて揺れて
同じ過ちを犯す
お前かもしれない──
こだまする
ステージに
命のないものは
何ひとつなくてさ
何かが見えそうで
暮れていくから
明日がまた
やって来るんじゃないか──
