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JR西日本 国鉄型車両の動向予測(2026~2027)

2月19日、近畿車輛で下関支所向けの227系500番台「Kizashi」が報道公開された

報道公開された227系「Kizashi」(画像:鉄道新聞)

227系500番台「Kizashi」

導入線区:山陽本線(岩国〜下関)
導入本数:3連6本・2連3本
日中の約半数が227系となる
115系:置換対象
105系:置換対象外
123系:置換対象外
213系:岡山残留
最大連結両数:8両
編成記号:3両:V編成・2両:X編成
運行開始:2026年夏

山陽本線(岩国〜下関)に導入し、115系を置き換えることが判明した
まずは3連6本・2連3本が2026年夏に導入される
105系と123系は"今回の置き換え対象には"含まれておらず、別途検討するようだ(路線廃止?)
213系は、岡山地区で引き続き運用するらしい(快速サンライナー復活?)

ところで、鉄道ファンの間でこんな議論が飛び交っている

「検査期限に余裕があるオカG編成はどこかに転属するんじゃないか」

そう、オカG編成の一部は、検査期限に余裕があるのだ
また、227系500番台導入による山口エリアへの玉突き転属は発生しないという記事が出された(参照)

また、227系は岡山エリアでも導入が進んでいますが、これによる山口エリアへの旧型車両の玉突き転属は発生しないとのこと。少数派形式として去就が注目されている213系は「岡山エリアで引き続き運用する」(同)そうです。

乗りものニュース
「国鉄型電車「最後の牙城」が大変化 “45年ぶりの新型車両”ついに公開! 今後の見通しは?」

"山口エリアへの転属は"発生しないとわざわざ書いてあるということは、どこか他の線区に転属する可能性を匂わせている可能性がある
そこで今回は、オカG編成を中心に2026年度のJR西日本の国鉄型車両の動向を徹底的に予測していく
なお今回は置き換え対象外であることが公表されている105系・123系については自前で撮った写真がないため省略させていただく
また、キハ40系列については個別に取り上げたいためこちらも今回は省略させていただく

115系

岡山電車支所の115系1000番台

2月19日時点で残存している編成は次の通り

岡山電車支所

A編成(4両編成):7本(A-06、A-07、A-12、A-14、A-15、A-16、A-17)
D編成(3両編成):11本(D-03、D-06、D-08、D-09、D-11、D-12、D-15、D-17、D-18、D-19、D-20)
G編成(2両編成):8本(G-01~G-08)

下関支所

N編成(4両編成):18本(N-01~N-11、N-14、N-16~N-21)
T編成(2両編成):4本(T-11~T-14)

これらのうちA編成とD編成は検査期限が近い順に廃車が始まっており、完全消滅も秒読みといったところである
N編成はこれから再延命工事未施工車から順次「Kizashi」への置き換えが進むものと思われる
しかし、G編成の中には1年以内に全検出場した編成がいたり、T編成もT-11編成のみ再延命工事を施工しているという状況である
つまり、G編成とT-11編成はまだ使い続ける可能性があるということを意味している
これらの編成が転属する先として有力なのは福知山支所と網干本所の2つが挙げられている
しかし残念ながら115系G編成は解体される運命となってしまった

113系

福知山支所の113系5300番台

2月19日時点で残存している編成は次の通り

福知山支所

S編成(2両編成):5本(S2、S3、S4、S7、S9)

福知山支所は現在最も有力視されている115系G編成の転属先候補の一つである
113系5300番台は種車時代から数えると車齢49年となるため、置き換えは急務であると考えられる
そこで未更新車3本を検査期限に余裕がある115系G編成で置き換えようという話である

しかしこの説は100%ありえないと見ていいだろう
というのも、113系と115系は使用するジャンパ栓が異なることからそのままでは併結することが出来ない上、福知山支所の113系は高速化改造を受けているので最高速度に差がある
さらに113系には電気連結器が備わっているが、115系G編成にはそれがない
これらの課題を解決するために115系R編成と同仕様にする改造をするとなれば当然工場への入場は避けられないものとなる
わざわざ金のかかる改造をしてまで113系未更新車を置き換えるという無駄なことをするとは到底思えない
また、福知山支所では近年中に4両ワンマンを実施する計画があるため片方の先頭車が非貫通顔となっており車両間の貫通が出来ないG編成は4両ワンマンに対応できない
なので115系G編成が福知山支所に転属する可能性は極めて低いというか、ゼロと言い切っていいだろう

113系5300番台自体は、2026年にS3編成が吹田工場に検査入場する予定なので2026年度は安泰と思われる
ただ、113系の置き換えにあたっては125系と223系5500番台にも何らかの動きが生じることに間違いないので113系だけでなく125系や223系5500番台の記録もしておいた方がいいだろう

103系

播但線で運用される103系

2月19日時点で残存している編成は次の通り

網干本所

BH編成(2両編成):9本(BH1~BH9)

加古川派出所

M編成(2両編成):7本(M1、M3~M9)

網干本所の103系3500番台は播但線で、加古川派出所の103系3550番台は加古川線で運用される
このうち網干本所は115系G編成の転属候補として挙げられている
103系BH編成は9本、これに対し115系G編成は8本だが115系T編成のうち再延命工事を施工したT-11編成を合わせれば9本用意できることから103系BH編成を置き換えることが可能である
今のところ播但線でワンマン運転をしているのは2両編成のみであり今後4両編成でワンマン運転を実施する可能性が低いこと、103系は両先頭車とも非貫通の為貫通幌を用いた運用をしなくてもよいこと、高速化改造や電気連結器を取り付ける改造をしなくても運用することが可能であることことから115系G編成の使用条件は十分満たしていると言える
また、103系のうちBH3、BH9編成は霜取りパンタを備えており、冬季は2基上げて運用しているが、年間通じて共通運用であるため必ずしも始発電車にパンタグラフを2基搭載した編成が入れるとは限らない
115系G編成は全編成、115系T編成もT-11編成のみ霜取りパンタを搭載していることから霜害によるパンタグラフの損傷に伴う車両トラブルのリスクを無くすことができる
そして季節関係なく車両トラブルが頻発しているので老朽化がだいぶ顕著とも取れる
よって、115系G編成の転属先としては最も適していると言える
運用開始するとなれば早くても2026年秋頃だろう
103系3500番台は車齢50年を超えている編成があるため置き換えは急務といったところ
なので早ければ2026年冬頃にでも廃車が発生するものと思われる
…と思ったのだが115系G編成は全車解体される運命であることが明らかとなり今年度は一旦は安泰であることが判明した
一方の103系3550番台は今年度は安泰だろう
しかし、113系5300番台の置き換えと同時進行で置き換えが始まる可能性があるので今のうちに記録しておきたいところである

205系

奈良線で運用される205系

2月19日時点で残存している編成は次の通り

奈良支所

NE編成(4両編成):9本(NE401~NE409)

京都支所に所属している221系によって置き換えられるのではという噂が立っているが、京都~稲荷間の混雑状況がアレのままでは221系に置き換えても積み残しが発生するとしか思えないので205系の置き換えは当分先だろう
2026年度も205系は安泰と思われるが、205系の置き換えが221系で務まるとは到底思えないのだが…

213系

岡山ローカルで運用される213系

2月19日時点で残存している編成は次の通り

岡山電車支所

C編成(3両編成):4本(C-01、C-05、C-06、C-12)
C編成(2両編成):9本(C-02、C-03、C-07~C-11、LA1)

115系N編成の置き換えに宛てられるかと思いきや岡山への残留が明らかとなった213系
実はこれによってある列車の復活が現実味を帯びてきたのだ
それが「快速サンライナー」である
快速サンライナーは岡山~福山・三原間で運転された快速列車である
利用者減と通過駅の利便性を向上させることを理由に2022年3月に廃止された
しかし、227系500番台に「サンライナー」の表示があったことから、サンライナー復活の可能性は少なからずあったのだが、213系が岡山に残留することからサンライナーが復活する可能性が高まったのだ
もちろんサンライナーには213系を主に使用するものと思われるが、最近JR西日本が導入している快速列車の着席サービス「うれしート」が導入されることはほぼ確実だろう
京阪神エリアと広島エリアでは既に導入されている「うれしート」だが、岡山エリアではまだ導入されていない
そこで213系を用いて「サンライナー」を復活させ、同時に「うれしート」を導入するのではないかと推測される
213系でうれしートを実施する場合、最後尾車両の前ドアから後ろの座席がすべて指定席になると思われることから、「うれしート」の中で1番席数が多い列車になる
そのため廃止直前は閑古鳥が鳴いていた「サンライナー」も、213系を使用し、しかも「うれしート」付きで復活させれば、着席通勤客のニーズも拾うことが出来るのでまさに一石二鳥である

2026年度は115系と103系の動向に注目

解体が決まった115系G編成
播但線で運用される103系3500番台と223系2000番台

2026年度は115系と103系に何らかの動きが生じる可能性が高い
115系は既に現在進行形で置き換えが進んでいるが、G編成とT-11編成が播但線に転用され、103系を置き換える可能性は…結局なかった
いずれにせよ今からでも遅くないので人が多くならないうちに撮影に行った方がいいだろう
くれぐれも沿線住民や鉄道会社に迷惑をかけるようなことはしないよう安全に気を付けてルールを守って撮影を心がけてほしい

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