質疑応答の鍛え方
学会等の発表における質疑応答について、てぃーがやっている質疑応答の鍛え方を紹介していきます。
0. はじめに
こんにちは。てぃーです。
過去に卒論のアンケートをしたら、反省に「質疑応答がうまくできなかった」との意見が多くあり、自分なりの質疑応答の鍛え方をまとめてみました。

下記より引用
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1. 前提
そもそも「質疑応答がちゃんとできる」状態は下記のように考えています。
△頭の回転が速くて、その場で回答を考えつく
○その質問に対しての経験値(考えた経験、他者から質問された経験)がある
その経験値を積むための手法として下記の方法があります。
○学会に参加する
○日常的に他の人に意見を求める
○ひとりディスカッション
これらを一つ一つ紹介していきます。
2. 学会に参加する
これは定番ですね!
特にオンサイトのポスター発表がおすすめです。
理由として
○時間が長いから、ゆっくり議論ができる
○オンサイトの方が気軽にできる
(昨今はなかなか難しいところもありますが...)
○質問数が多いので経験値が溜まりやすい
特に3つ目の「質問数が多いので経験値が溜まりやすい」についてですが、学会で自分の発表をする際、同じ質問も数多く来ます。
例)「~(単語)ってどういう意味?」
この同じ質問=自分の発表に対して最初に多くの人が感じる疑問
と捉えてると、質疑応答への対策が取りやすくなります。
また学会での同じ質問に対する他の活用法としては
●どんな返答や表現をしたら相手が納得してくれるだろう?自分の中でもうまく伝えられるだろう?っていう実験台に使う
も挙げられます。議論していく中で「この表現が良いな」「この順番がいいな」といろいろなパターンを試していくうちに、自分の最適解が見つかるのでぜひ練習にも使ってみてください。
また、他の人の発表を質問する側に回ることも大事です。
表現や言い回し、仕草などにおいて「質疑応答できる/できない人」のデータが集まってとても学びになります。
3. 日常的に他の人に意見を求める
周りの人に発表をして、「これどう思った?」「何かわからない箇所はなかった?」と意見を求めるのも一つの方法です。
ポイント1: 発表内容はきっちりまとめたものでなくても可
発表は学会や進捗会で発表するものでなくても、「~なデータが取れた!」「こんな論文読んだ!」っていうレベルでも可能です。気軽にやりましょう。
ポイント2: ちゃんと質問してくれる人を見つけておく
人のタイプによっては「遠慮してしまう人」「質問できない人(あまり興味がない人)」などがいるので、可能なら人は選ぶといいと思います。
※企業秘密・研究室秘密などの情報の取り扱いには注意
4. ひとりディスカッション
自分の発表や構成を見た時に「これはなんでだろう?」って自分の中で議論する方法です。
ポイント1: 質問力が必要
これは「もし自分が他の人の発表としてみたらどんな質問が思いつくだろう?」って考えて行うことが原点なので、普段から質問をしていないと思いつかない/できないため質問力が必要です。
質問力については過去に書いた記事がありますので参考にしてみてください。
ポイント2: エネルギーがある時にやる
「これはなんでだろう?」って思うのはエネルギーがある時じゃないとできません。締切に迫られている時は「この資料を作り終えなきゃ!」ということで頭がいっぱいになってしまうので、「なんでだろう?」って方向に頭が向きません。なのでエネルギーがある時や時間的余裕を持って取り組みましょう。
ポイント3: 口頭で説明できるくらい具体的なレベルでアウトプットする
「質疑応答がうまくできない」を感じる時は、「聴衆者の質問に対してリアルアイムで自分が納得する具体レベルで答えられない」時だと思います。
この「自分が納得する具体レベルで言語化」というのが大事で、
答える前: なんとなく分かっている
答えている時: なんとなく分かっているけど、言葉にするとうまく表現できない
とギャップにハマりやすいです。なので、実際に文章に書けるくらい言語化して、声にだして違和感が無いかを確認するレベルまで具体化していくことが、「ちゃんと質問に答えられた」と実感するまでの近道だと思います。
5. 補足
今回は「質問の意味はわかるけど、うまく答えられない」という人を対象にしました。
「質問の意味が理解できない」「緊張して、いつもなら理解できるのに本番はできない」という場合は別問題ですので、また別の機会に書いてきます。
おわりに
今回はてぃーなりの質疑応答への鍛え方について書いてみました。経験をどうやって積んでいくか?というところに着目してます。
以上になります。読んでいただきありがとうございました。
