教育実習で本当に大切だったこと。現役小学校教員が伝えたい「授業より先に学んでほしいこと」
「小学校の先生を目指しています。
教育実習で心掛けた方がいいことを教えてください。」
Instagramでこんな質問をいただきました。
教育実習を控えている学生さんは、
・授業がうまくできるかな
・指導案が書けるかな
・子どもとうまく話せるかな
・先生方に迷惑をかけないかな
と不安でいっぱいだと思います。
私もそうでした。
実習前は授業のことばかり考えていました。
でも、実際に学校で働くようになって思うことがあります。
教育実習で本当に大切なのは、
「授業が上手にできること」
ではありません。
今日は現役小学校教員として、実習生のみなさんに伝えたいことを書いてみます。
授業は上手じゃなくて大丈夫
まず安心してほしいことがあります。
実習生に完璧な授業は求められていません。
むしろ完璧な授業をする実習生はほとんどいません。
当然です。
まだ教師ではないのですから。
私たち受け入れ側の教員も、
「完璧な授業をしてほしい」
とは思っていません。
それよりも、
・子どもを見ようとしているか
・学ぼうとしているか
・素直に吸収しようとしているか
を見ています。
授業で失敗しても大丈夫です。
大切なのは、
なぜうまくいかなかったのか
を考えることです。
子どもの名前を覚える
もし一つだけアドバイスをするとしたら、
私は迷わず
「子どもの名前を覚える」
と言います。
子どもたちは自分の名前を呼ばれることが大好きです。
「おはよう」
よりも
「○○さん、おはよう」
の方がうれしい。
「ありがとう」
よりも
「○○さん、ありがとう」
の方が心に残ります。
名前を覚えようとしてくれる先生に、
子どもたちは自然と心を開きます。
授業準備より先に、
ぜひ名前を覚える努力をしてみてください。
休み時間こそ宝物
実習生は授業準備で忙しくなります。
でも、できるだけ休み時間は教室にいてほしいと思います。
鬼ごっこをする。
ドッジボールをする。
一緒に絵を描く。
話を聞く。
たったそれだけです。
でもその時間が、
授業中の信頼関係につながります。
子どもは授業だけで先生を好きになるわけではありません。
一緒に笑った時間で先生を好きになります。
分からないことは聞く
教育実習で遠慮してしまう学生さんもいます。
でも、
分からないことは聞いてください。
先生方は忙しいです。
だからこそ、
「分かりません」
と言ってくれる方が助かります。
実習は学ぶ場所です。
知らないことがあるのは当たり前です。
恥ずかしいことではありません。
実習ノートは未来の財産
実習中は毎日たくさんのことを学びます。
その時は覚えているつもりでも、
驚くほど忘れます。
だからメモを取ってください。
・先生の声かけ
・子どもへの対応
・学級経営の工夫
・授業の進め方
何でもいいです。
そのメモは将来必ず役に立ちます。
そして、学校で感じる違和感。
え、なんで学校ってこんなことしてるの?
その問いは、大切です。
何年も働いていると、楽に流れたり、そんなものと問いを忘れてしまいます。
でも、当たり前を疑える先生の授業や実践は面白いです。
だからこそ、なんでもメモをする癖をつけてみてください。
私は今でも昔のメモを見返すことがあります。
教育実習で見てほしいもの
授業だけではありません。
ぜひ見てほしいものがあります。
朝の会
給食
掃除
職員室
保護者対応
学年会議
子ども同士のトラブル対応
教師の仕事は授業だけではありません。
むしろ授業以外の仕事の方が多いかもしれません。
教員という仕事の全体像を見てほしいと思います。
最後に
教育実習は緊張します。
失敗もします。
うまくいかない日もあります。
でも大丈夫です。
私も失敗ばかりでした。
それでも教師になりました。
完璧な実習生を目指さなくていい。
子どもと関わることを楽しんでください。
たくさん笑って、
たくさん悩んで、
たくさん学んでください。
きっとその経験は、
将来の先生としての大きな財産になると思います。
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