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【電車のイスに4人座らせた方法とは】まるで手品!?なぜ教育に心理学か

「なぜ教育に心理学なのか?」

限られた時間で、ちゃちゃっと伝えたいのさ

あっしぁね、教習所で人様に教える立場にいるんでい。だからこそいつも考えちまうんだ、「どうすりゃ短ぇ時間で、わかりやすく、しかもグッと伝わるのか?」ってな。

で、なんでそんなに考えるかって? それは先輩の教え方がどうにもこうにも、性に合わなかったからよ。

たとえば車のハンドルの回し方ね。「最初の手の位置はここで~、ハンドルを半回転したら、この手を離してこっちに持ってきて……」なんて具合に説明すんだけど、そりゃ間違っちゃいない。だけどよ、それを聞いてもピンと来ねぇヤツはほとんどいねぇし、聞かなくても自然にできるヤツがいるのさ。そしてなにより説明が長くてつまらない。

「なにが違うんだろうな?」って思ったのが、始まりでさ。


電車のベンチでな、ひと工夫

ある日聞いた話が、あっしの頭にビビッと来たわけよ。

電車の中にあるベンチ席。あれ、詰めれば4人座れるんだけど、真ん中にどっかり座っちまう人がいると、3人しか座れなくなるってんだ。

じゃ、どうすりゃ4人座れるようになるか? 「4人用の席です。詰めてください」って札をつける案が出たけど、そいつぁみんなが見るかどうかも怪しいし、見たところで守るかって言われりゃ、ねぇ?

そこである人が考えた。座るとこを4色に分けちまえばいいってね。一人分のスペースごとに色分けしたら、真ん中にどかっと座るヤツはいなくなって、うまいこと4人分の席が埋まったってわけさ。

こいつを聞いたとき、あっしゃ感動したねぇ。余計な「○○しないで!」みたいな小うるさい看板なしに、みんなが自然といい行動を取る。こんなスマートな方法があるんだってな!


心理学ってのは、粋なもんでさ

こりゃ授業にも使わねぇ手はねぇぞってんで、心理学をコツコツ学び始めたのさ。

もちろんよ、使いやすい技もあれば、「こいつぁちと気難しいな」って技もある。でもね、どれも人間の“心のクセ”を読んだ技なんだ。


実際に授業で使った心理学ネタ

こんな話があんだけどさ。

“自己効力感(Self-Efficacy)”って聞いたことあるかい?

✅ 自己効力感(Self-Efficacy)

アメリカの心理学者バンデューラ(Albert Bandura)が提唱した概念です。


🔍 定義

「自分にはこれができそうだ」と思える感覚のこと。
→ この“自信の種”が、やる気・継続力・挑戦意欲の土台になります。


📈 ポイントは「小さな成功体験」

  • 人は最初から「やってみよう」と思えるわけではありません。

  • でも、ちょっとした行動 → 成功体験 → 自信がつく → もっとやってみる
    というスパイラルができると、どんどん「主体的」になります。

つまり、自分の行動が結果につながるって“手応え”があると、人は自然とやる気が湧いてくるし、失敗しても立ち上がりやすくなるって話でさ。

で、あっしは現場でこういうふうに使ってみたんだ。

うちの教習所には、2つのS字カーブがあってね。
緊張してる生徒に対して、あえてその直前で「どっちのS字がいい? さぁ、どっち?どっち?」って急に選ばせるのさ。

正直、どっちでもいいのよ。入りやすさに大した違いはない。
でもな、自分で選ぶ=自分で動いた=小さな主体性ってわけで、これが効くのさ。

緊張している生徒ってのは運転はうまくなりたいし、素直にいう事を聞いてくれるんだけど、自分から車をコントロールする主体性がなかなかないんだよ。失敗したらどうしようって恐怖もあって最初の1歩がすごく重たい。

最初は生徒も「え、いきなり!?」って顔してるよ。こっちはちょいと煽るもんだから、余計にドキドキしてるのがわかる。
でもそれでいい。

最初の1回は生徒はめちゃくちゃ焦るし疲れる。でもな、2回目3回目にもなると、緊張はどんどん取れてくるし、技術だってグンと上がるんだ。

実際に、授業終わりに生徒から「S字って難しいと思ってたけど、今日やってみて思ってたほど大変じゃないなって思いました」なんて声ももらうんだ。

どっちでもいいS字を“あえて選ばせる”。それだけで、運転技術とは関係ないように見えるが、それが精神的に小さな自信がつき、主体性とやる気も育ってくる。

そいつが、技術の向上にもつながるんでさ。


教育ってのは、そっと背中を押すもんでさ

あっしは思うんだ。
教育ってのはよ、なんでもかんでも馬鹿正直にやり方を並べて、ガミガミ言うことじゃねぇ。

相手をよ、そっとその気にさせて、自然と成長の道へと歩かせる。
そういう“粋な手助け”ができてこそ、人が人に教える意味があるんじゃねぇかってね。

参考書じゃ心は動かねぇ。動かすのは、ちょっとした工夫とあったけぇ一言なんだ。

このnoteじゃ、まだまだいろんな技や小ネタを紹介していくつもりでさ。
読んで損はさせねぇから、ぜひ他の記事も覗いてっておくれよ。

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