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眠らせない話し方 / 右脳と左脳のリズムで飽きさせない!


「どんな映画でも寝る人はいる」それでも私の授業では眠らせたくなかった


自分で2,000円も払ってワクワクしておきながら、映画の途中で寝ちゃう人がいるんだよ?だからいくら面白い授業をしても寝ちゃう生徒がいるのは仕方ないさ。

あるとき、そんなことを先輩に言われました。

でも、私はそれが負け惜しみにしか聞こえませんでした。
私が担当する授業では、絶対に生徒を眠らせない、飽きさせない授業をしたかった。



「つまらなさ」の本質を知りたかった。

学校の先生の中には、授業がつまらなくなってきた時に、

・ダジャレや冗談を連発して笑いをとる
・換気をしたり、ストレッチタイムを挟む
・厳しめの雰囲気で注意をする等、恐怖で生徒を眠らせない

などの方法をとる事がありますが、

もっと“本質的な’’仕組み”で生徒を飽きさせない方法はないのだろうか?

生徒が飽きないように、誰でも(ダジャレや冗談が下手な人もいますから)使える技術はないのだろうか?





心理学が示す“飽きさせない授業”の鍵

・脳は「単調」に耐えられない

人間の脳は、同じタイプの処理を長時間続けていると飽きます。
“刺激のパターンが単調になる’’と、脳が反応しなくなるのです。だから飽きる前に’’刺激のパターン’’を変えるのです。

そのパターンとは、右脳と左脳のパターンです。


 ・右脳と左脳を交互に使うことで集中力を持続させることが出来る


  • 左脳:言語、論理、計算、分析、情報整理などに強い(論理、理屈を扱う)

  • 右脳:感情、空間イメージ、創造性、芸術性、直感(イメージ脳、感性を扱う)


論理的な説明ばかりでは左脳ばかりが働く。
絵を見せたり、相手に何かを想像してもらう──感情的・想像的な刺激──ことで、右脳に働きかけ、眠気や飽きを防げるのです。


なぜ『映画007』は2時間を超えていても飽きないのか?

映画の構成は“右脳と左脳”の交互運動

映画『007』とは、世界中で人気のスパイ映画で、いろんな組織や人物が登場し複雑なストーリーであるのにも関わらず、不思議と飽きません。
その理由のひとつに映画の構成が、右脳→左脳→右脳→左脳……と観客の脳を交互に刺激しているからです。

だいたいの007シリーズはこの様な流れで始まります:

  1. 冒頭でいきなり、ド派手なアクション(右脳):まず感覚と感情で観客を惹きつける

  2. 事件や組織の解説(左脳):構造や因果関係を理解させる

  3. 恋愛・人間関係のシーン(右脳):感情と共感を引き出す

  4. 計画や作戦の説明(左脳):ロジックを整理する

と右脳と左脳を上手に刺激しながら2時間超えの長い複雑な映画であっても最後まで観客を楽しませてくれます。

このように、右脳と左脳が順に刺激される構成が、人を飽きさせない鍵となっているのです。


“右脳左脳スイッチ”のもう一つの効果

右脳と左脳の両方使う(相手に使ってもらう)ことのもう1つの良い効果は、伝えたいことが伝わりやすくなることです。

「飽きない」 「集中し続ける」ということは、ニュートラル、もしくはポジティブな気持ちで話を聞くことができます。

また、人間は右脳の分野が得意な人もいれば、左脳の分野が得意だという人もいますし、どんな事も、完全に右脳、もしくは左脳しか使っていない訳ではなく、両方を使って生きています。

会社のプレゼンテーション等でパワーポイントを使って何かの、データを相手に伝えたい時、「グラフ」は有効的な手段となりますが、このデータを伝える手段のグラフは右脳と左脳のどっちを使っているのでしょう?両方ですね。

右脳も刺激する良い例

データ=数字=左脳

グラフ=視覚情報=右脳

ただ単純に、左脳だけに向かって、

「2025年の4月1日の、東京新宿区の人口は357,201人で、京都府宇治市の人口は173,320人です。」

と情報を送るのより、情報と同時に右脳に働きかけるイメージが分かる映像等も活用すると伝わりやすいのです。

ここで注意して欲しいのがなんでも映像にすれば右脳に響く訳ではありません。

たとえば↓の様な画像をパワーポイントで作っても、それはただのデータを画像にしただけで、右脳を刺激するイメージ映像ではないのです。先程のグラフは2倍の大きさを視覚的でイメージがつく様な映像ですが、↓の画像は目では見るが、右脳に響く映像ではないです。

数の違いがイメージで伝わらない悪い例


右脳左脳の両方を刺激する授業例


  • 「今日は◯◯について学びます」(左脳)

  • エピソードや例えばなし、体験談(右脳)

  • 用語や理論を解説(左脳)

  • 「あなただったらどうする?」イメージしてもらう(右脳)

  • 「その結果、〇〇〇となりますね」因果や構造を整理する(左脳)

  • わざと間違いをする。「あれ、何かのハプニングが起きたぞ」(右脳)

  • 難しい論理的な話をする(左脳)

※私は導入の雑談の前にその日の内容を提示するのが好きです。生徒さんを授業モードに入れてから雑談をすることで緩急をつけたいのです。1度絞めて、緩めることで一体感を作ります。詳しくは別な記事で。


相手が飽きる前に右脳と左脳を交互に使うのを忘れないで下さい。せっかくの良い資料や体験談も、右脳と左脳を交互使わないと効果が薄くなってしまいますから。ぜひ相手を飽きさせず、届けたいことを気持ちよく相手に届けましょう。
伝わり方も、印象も、理解度も大きく変わるが実感できるはずです。






私もこの記事を右脳左脳を交互に刺激するように作ってみましたが、効果はいかがでしたでしょうか?

正直な感想を、コメント待っております

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