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強度行動障害がある人の支援は、経験しなければ経験値が上がらない

先週の週末からある資料を読み込んでいる。

そこに、強度行動障害の方に会ったことがないという職業的支援者(施設職員)の数の多いこと多いこと…

え???

なぜに?

そして、強度行動障害がある人の受け入れは?
となると、受け入れていない数がこれまた多い。

さらに、なぜ受け入れていないのか?は、職員の人数が少ないとか、そういう人の支援ができる人材がいないということがトップ2に入っていた。

でも、驚いたのは、強度行動障害者の支援に関する研修は受けてるんですけどね…みたいな記述もあり、何の意味もないよなあと思ってしまった次第。

これは、ある地域の資料なのだけど、日本全国こんな感じなんじゃないかな?

だから強度行動障害の人たちが施設に入れないと訴えるご家族さんが多いことにもつながっているのかもしれない。

車の免許を取った時のように、座学だけではなく、車に乗って運転を体験するときのように、行動障害がある人に接する機会があればもっと変わるような気もする。

例えば、行動援護のヘルパーさんと一緒に実体験させていただくとかもいいと思うし、各都道府県の公立の施設などでそういう職員研修を受け入れるとかね。

そうそう、私がヘルパー資格を取った時は実習があったわ(今はどうかわからないけど)

そうでもしなければ、座学だけで強度行動障害がある人の支援ができる気持ちにならないし、まさにペーパードライバーと化すんじゃない?

そして、施設が受け入れなければ、そういう人にも会ったことがないし、「技術がないから受け入れない」と言い切って、門前払いの状態は起きうるよね…

これは、課題だわ。

虐待もしかり。

支援技術が伴わないから、良かれと思った関わりが虐待だったなどということは強度行動障害に人たちに対して行われていて、それは身体拘束も入っているし、職員たちの支援力が問われている。

だって、障害者虐待は行動障害がある人への身体的虐待が多いからね。

職員たちの支援力は、どうやって上げていくか?は、ここまでくると単なる研修での人数を増やすだけではなく、丁寧に経験値をあげる工夫をすることなのだと思う。

私はおかげさまで現場に強度行動障害の利用者の人がいたから、現場で学べたけどね。

まずは各施設の施設長さんにお願いしたいのは、強度行動障害がある人を受け入れている施設やヘルパー事業所に実習を依頼してみてほしい。

頭だけでわかっていても支援はできないと思うから、職員たちの体験を重視してほしい。

そして、行政も座学だけではない研修方法を取り入れた方がいいと思うな。
私はコンサルをしていて、いろいろ支援のコツをお伝えしていたら、やっぱり技術は上がったから、そういう方法もあると思うよ。

出会ったことがなければ、強度行動障害という言葉のイメージで荒々しい人というイメージになってしまうと思うけど、強度行動障害がある人たちは、いつもパニックを起こしているわけではなく、支援の仕方がその人にあってないとパニックになると思ってほしい。

だから、パニックはなくなるし、笑顔も出るし、仕事だってできるし、いろいろなことを楽しむことだってできる人たちなのよ。

結局はこの案件、支援者が何を考えどう行動するか?を問われている。

ご家族が強度構想障害がある人を殺してしまうとか、強度行動障害がある人が事件につながるようなことが起きてしまっているのも、受け入れ先がないということに関係しているのではないだろうか?

全部つながっている。
今職業的支援者がどんどん減っていく中で、障害がある人たちの数が増えている。

変わろう!変えよう!私たち自身を!

今日もすてきな1日になりますように!
(写真は、セミの羽化を捉えた瞬間。うまく取れなかったけど透明すぎて葉っぱと同化している…)


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