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昆虫の鼻を持つ細胞で「尿のがん臭」をキャッチ

東京大学などの研究グループは、昆虫の優れた嗅覚を再現した細胞を使って、尿に含まれる「がん関連のにおい成分」を高精度に検出する「バイオハイブリッド型匂いセンサ」の開発に成功しました。

細胞型マルチセンサアレイの外観写真

尿にはがんなどの病気に伴って発生する(におい成分)が含まれています。この成分を、人工的に作った細胞に昆虫の嗅覚受容体を組み込み、特殊なゲルの中に高密度で閉じ込めたセンサーで検出することで、採血のような痛みを伴わずに病気を早期発見する検査への応用ができるというものだ。

生物が持つ驚異的な「においを嗅ぎ分ける力」をそのままセンサーチップにしたこの技術。将来的には、健康診断の尿検査だけで手軽にがんのリスクを調べられるような、体への負担が少ない未来の医療検査技術としての実用化が期待されています。

『参考資料』

https://www.i.u-tokyo.ac.jp/news/files/20260609pr_cell_based_multisensor.pdf

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