空を飛ぶことへの憧れ
飛行機・ヘリコプター・ハングライダー・パラグライダーと、今日われわれはいとも簡単に空を飛ぶことができる時代に生きている。
人類の空への憧れは太古からのものであり、アラビアン-ナイトの「空飛ぶじゅうたん」や孫悟空の「筋斗雲」も、現実に叶わぬ人間の憧れを表現したものである。
万能の才人レオナルド゠ダ゠ビンチは鳥の飛翔を観察して、飛行機、ヘリコプター、空を飛べる船を考え、スケッチを残している。
現実に人間が初めて空を飛ぶことができたのは、18世紀末のフランスで、それは気球、今でいう熱気球によるものであった。
1783年11月21日、物理学者ロジェと陸軍少佐ダルラントを乗せた布と紙製の熱気球が、パリのブーローニュの森から飛びたち、パリ上空を25分間にわたっておよそ9キロメートル飛んだ。熱気球といっても今日のような天然ガスを燃やすものではなく、紙で内貼りした直径12mの巨大な亜麻製の袋の下で薪や石炭やワラを燃やすという代物であった。
そのため、
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