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カラカラに乾燥しても死なない虫が、未来の病気診断センサーになる!?

近年、人の息や汗に含まれる「におい物質」から、がんなどの病気を早期発見する研究が進んでいます。しかし、生物の細胞を使ったセンサーはデリケートで、これまでは保存や持ち運びが大変でした。

そこで農研機構などのグループは、ネムリユスリカの「乾燥にめちゃくちゃ強い」特性に注目。水分がほぼゼロ(3%)になっても、17年以上乾燥させても、水を与えれば1時間で元通りになる驚異の生命力を持つ。

この虫の細胞を使えば、温度や湿度を気にせずどこへでも持ち運べるセンサーの土台となる。

そこに研究チームは、ネムリユスリカの細胞に「ショウジョウバエのにおいをかぎ分ける遺伝子」を組み込み、においを察知すると緑色に光る特別な細胞を作り出しました(においが強いほど明るく光ります)。

今後は、この光る細胞と小型デバイスを組み合わせた「持ち運び用においセンサー」の開発を目指すとのこと。

病気の早期発見だけでなく、食品の傷みチェック、有毒ガスの検出、さらには災害時の生存者の捜索など、幅広い分野での活躍が期待されています。

『参考資料』

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