恵比寿と目黒の境界線。住宅街に突如現れる『ラーメン隊』で、抗えない熊本ラーメンと至高のシュウマイに出逢った話
どうも。
普段は健康とライフスタイルのために自宅でブラウンライス(発酵玄米)を炊き、グルテンフリーな生活を心がけている男(私)です。
しかし、私には絶対に破っていい鉄のルール(マイルール)があります。
それは、「旅先」、そして「誰かに誘われた時」。
先日、まさにその「解禁のチャイム」が鳴り響くお誘いを受けました。
向かったのは、おしゃれな最先端の街・恵比寿と、落ち着いた大人の街・目黒の中間。
きらびやかな駅前からは少し離れた、静かな住宅街。
そんな場所に、そいつは突如として姿を現します。
看板に刻まれた文字は、『ラーメン隊』。
「こんなところに、まさか本格的な熊本ラーメンの店があるなんて……」と、誰もが最初は驚くようなロケーション。
しかし、暖簾をくぐる前から漂うノスタルジックな名店のオーラに、私のグルテンフリーの防壁は一瞬で崩壊しました。
今夜はとことん、小麦を愛そう。
1. 脇役とは言わせない。肉汁あふれる「シュウマイ」の先制パンチ
ランチのセットの中からラーメンとシュウマイをオーダー。
運ばれてきたシュウマイは、大ぶりで見るからにジューシー。
箸で割ると、中から肉の旨味がぎゅっと詰まった肉汁が溢れ出します。
一口食べれば、口いっぱいに広がる肉の甘みとコク。
「おいおい、ラーメンが来る前に、すでにこの店に胃袋を掴まれてしまったぞ……」
ビールが欲しくなるのを必死に堪えながら、メインディッシュへの期待値は最高潮に達します。
2. これぞ求めていた味。王道の「熊本ラーメン」
そして、いよいよ本命の「熊本ラーメン」とご対面です。
器が目の前に置かれた瞬間、五感を刺激するのは、熊本ラーメンの命とも言える焦がしニンニク油――「マー油」の香ばしい香り。
乳白色のまろやかな豚骨スープの表面に、黒いマー油が美しいコントラストを描いています。
まずはスープを一口。
……おぉ、見た目の濃厚さに反して、驚くほど口当たりがマイルドで奥深い。
豚骨特有の臭みは一切なく、マー油のほろ苦さと香ばしさがスープの旨味を何倍にも引き立てています。
そして、「麺」をリフトアップ。
スープをしっかりと纏ったストレート麺を、一気にすすり上げます。
「美味い……!まさに熊本という感じ。 」
歯切れの良い麺の食感と、スープのジャンキーかつ上品な味わいが完璧なバランスで押し寄せてきます。
トッピングのチャーシューやキクラゲのアクセントも完璧で、気づけば一杯の器の中に完全に没頭していました。
住宅街の『ラーメン隊』に、敬礼。
恵比寿と目黒の中間という、知らなければ絶対に通り過ぎてしまう隠れ家のような場所で、長年愛され続ける『ラーメン隊』さん。
住宅街にポツリと灯るその明かりは、美味いラーメンと温かい空間を求める人々を惹きつけてやまない、まさに「隊長」のような存在感でした。
グルテンフリーを一時的に休止して挑むに値する、いや、むしろ大義名分を作ってでも通いたくなる、最高にソウルフルな熊本ラーメンでした。
素晴らしいお店に誘ってくれた友人に感謝しつつ。
ラーメン隊さん、最高のラーメンとシュウマイを、ご馳走様でした!











