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網走で流氷を観るため、乗りもの旅をしてきた。

結論

  • 鉄道、船で味わえる。

  • 流氷の上に乗ってはいけない。

  • 流氷の上を歩きたいなら、流氷ウォークツアーを申し込む。


一生のうちに、流氷を見たい。

冬のオホーツク海と言えば、流氷です。流氷とは、北から届いた贈り物です。詳しくは、別の機会で解説します。1月下旬から約2カ月間、オホーツク海が白く染まります。

オホーツク海側の東に、網走市があります。網走市は、冬になると、流氷を観るために世界中からお客さんが集まります。今回は、網走市で、乗り物を使って流氷に迫った話をします。

網走バスのツアーを活用した。

流氷だけではなく、網走観光を1日で満喫したい。

心の声

心の声に従い、網走市内を1日で観光するため、網走バスの1日ツアーを申し込みました。2025年は13000円でした。バスツアーでは、流氷見物だけではなく、網走刑務所、流氷館も訪れました。次回以降に話します。

今回は、乗りものを使って流氷を観察した話を書きます。


おーろら号

最初にフェリーから流氷を眺めました。網走市の流氷観光船といえば、おーろら号です。流氷を間近で観るために開発され、1991年から活躍しています。アザラシのように流氷に乗っかり、船の重さで砕きながら進みます。流氷の密集地では、自転車並みの速度で流氷の上に乗りながら、進みます。

道の駅流氷街道網走から乗ります。網走駅からバスもあります。個人で利用する場合、1,3月は4500円、2月は1人5000円です。定員に達してなければ、当日でも乗船券が買えます。500円課金すると、窓際でくつろぎながら流氷を目の前で見ることができます。

おーろら号で出港した。

おーろらは、網走川を通って沖合へ出ます。乗船すると、熱が網走川に吸い取られ、よりヒンヤリと感じました。出港20分前には、船の端に人々が集まりました。海外からのお客さんは2,3人に一人見られました。乗船した7~8割の方は、外に出ていました。

少しでもラクをしたいのか、カモメも紛れ込んで乗船していました。

目が離せない風景

河口に近づくにつれて、一面真っ白に染まり出ます。白い塊の正体が流氷です。おーろら号の後ろを見ると、通過したルートが明らかにわかります。流氷は一つ一つ見ると思ったより小さいです。1個1個が1畳分あると思っていました。しかし、一つ一つが集まることにより、森のように圧倒される風景へと変貌をとげました。

冬のオホーツク海で、生き物を観察することも、やりたかったことの一つです。オオハクチョウの集団は流氷の間を泳いでいました。流氷の上に、生物が乗っていることもあります。オオワシは流氷の上で羽を休めていました。アザラシ、トド、メジロワシの目撃情報もありました。しかし、今回は確認できませんでした。双眼鏡をもって生き物を探すという楽しみ方もできます。

東に目を向けると、知床半島が見えました。羅臼岳(標高1661m)を中心に、斜里岳など、標高1500m前後の山地が見えます。知床山地はアルプス山脈のように険しくも美しい山体でした。

流氷冬物語号に乗車した

鉄道から、流氷を眺められます。釧網本線は釧路と網走を結びます。東釧路〜標茶間は釧路湿原、知床斜里に入ると、オホーツク海に沿って西に折れ曲がります。網走までオホーツク海に沿って列車が走ります。

流氷観光の期間、知床斜里〜網走間は流氷冬物語号という観光列車が運行されます。快速電車で、普通電車の運転だけで誰でも乗れます。オホーツク海側は指定席となり、課金が必要です。しかし、各駅停車ではありませんので、注意してください。

北浜駅~網走駅間の13分間の鉄道旅を楽しんだ。

網走バスのツアーでは、食事の後に北浜駅へ向かいました。北浜駅は最もオホーツク海に近い駅です。ホームとオホーツク海から20mしか離れてません。木造の年季の入った無人駅です。

木造の展望台も設置されており、5mの高さから、オホーツク海が目の前に現れます。

北浜駅から網走駅まで、13分間の旅を楽しむことができます。目の前にオホーツク海が広がります。網走港を通ります。網走港では、流氷により漁船が傷つかないように、陸に揚げられていました。

車内アナウンスも、車掌さんだけではなく、網走市にある東京農業大学オホーツクキャンパスの学生がボランティアとして参加していました。知床斜里〜網走駅間の観光名所について案内がありました。今回は、スケジュールの都合上、網走市に1日、北見市に1日観光したのみで終わりました。次回、オホーツク海を訪れるときの参考になりました。

流氷の上に乗ってはいけない。

流氷を間近で見ると、乗りたくなってしまう方もいらっしゃるでしょう。

しかし、決して乗ってはいけません。地元の方は乗りません。流氷の上に乗ることは死につながることを分かっているからです。見た目だけでは、どこが厚くて割れにくく、安全か地元の方でも分かりません。防寒着を着て落ちた場合、水より重いため、沈み、顔が水面から出せなくなります。低体温症により、1時間以内に命を落とします。2,3人は毎月救助されています。

それでも流氷に乗りたい方は、流氷ウォークツアーに参加してください。流氷ウォークでは、安全を確保しつつ、流氷の上に乗れます。ドライスーツという特殊なスーツを着用します。保温されるため、寒さは感じられません。落ちても浮きます。顔以外、水に浸からず、寒さからも身を守ることができます。救助も早いです。あらかじめ厚い場所を把握して、安全そうな場所を教えていただけます。


今回は、乗り物を利用した流氷の楽しみ方について解説しました。船に乗って流氷に囲まれ、オオワシなど生物の観察は、人生最期の日にも残る体験になりました。

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