わきが治療に失敗ってある?
当院には一度治療を受けた方からの問合せ、また診察中(初再診)に聞かれることですが、失敗(と感じる)とはどのようなことかと言いますと、
①まだ臭いがある

確認しますと、確かに臭いがある方がいます。
手術の場合は、アポクリン線は一部皮膚(真皮層)にあるものもありまして、この場合は皮膚を切除することはできませんので残ってしまいます(厳密にはできなくはないのですが、皮膚そのものを切除するため引き攣れ、傷跡など様々なことが術後に考えられます)。

また医師の手技によって変わってくる部分は否めないためアポクリン線の取り残しなども考えられます。(院長より、本当に手術したの?という方もいます)
ミラドライなど治療器については、ミラドライについては元々70~80%減とされているためです。

仮に重症度の高い方が受けても、軽度の方程度の臭いが残ってしまうことは否めません。ただ減っているため、その後、制汗剤などのケアで生活できるようになるため楽になったと満足される方もいますが、気になる方は最終的に手術をご希望され受診されます。
ただこの場合は、自己申告は不可で、医師による診断が必要です。(例:仮に制汗剤をつけて受診、臭いがないにもかかわらず、臭います!は不可です)
②傷跡がある

まず傷跡があることは失敗?なのかとなりますが、そのように感じる方もいます。(想像よりも…という感じでしょうか)
ただ医院よっては、保険診療にて腋臭症治療=臭いを改善する≠傷跡をきれい・わかりづらくする?という考え方もありまして、臭い+傷跡もできる限りきれいにの場合は、自由診療で治療を検討された方がいいかもしれません。
また保険診療の手術方法が、医院ごとに異なるため傷跡は変わってきます(1本切除する、2本切除、丸型に切除など)。また術後にアンカー縫合するなどでも変わってきます。こちらも医師の手技変わってくる部分はありますが、通常はしわに沿って切除を行うため比較的分かりづらくなります。ただたまにこの手術方法は?という方もいます。
③黒ずみがある
これは、手術にてアポクリン腺の除去時に取り残さないためにと強めに切除しますと、真皮層がダメージを受けることがあり、そして起こる色素沈着が原因ですが、経過と共に目立たなくなります。
ただ脇は元々黒ずみやすいため、手術のせいと混同される方もいます。
気になる方には、ハイドロキノンを処方することもあります。

以上です、あくまでもご参考までです。
