見出し画像

ドーナツ盤600円の頃~79年6月16日週

この週のデビュー曲は5曲。

ヘビメタ連中は自己チューで破天荒な奴ばかり。
エピソード、裏話を知るだけでも面白い。

40位(前週41位)「失われし魂」

ボストン出身のアメリカンロックバンド、ニュー・イングランド。
デビュー・アルバム「失われし魂」はキッスのポール・スタンレーのプロデュースが話題に。その後、3枚のアルバムを残し82年解散。最高位は40位。

その後、メンバー三人はヴィニー・ヴィンセントとウォリアーを結成しましたが、ヴィニーがキッスに加入することとなり、あっけなく解散。

宙に浮いてしまったメンバーの内二人は、マイケル・シェンカー・グループを解雇されたグラハム・ボネットと83年アルカトラスを結成しバンド活動を続けました。速弾きギター奏法で有名なイングヴェイ・マルムスティーンがグループメンバーとして来日公演しています。

因みにウォリアー解散の張本人ヴィニー・ヴィンセントはエース・フレーリーが抜けたキッスの2代目ギターリストとして加入しましたが、目立ちたがり屋で協調性に欠ける性格が嫌われ、解雇の憂き目に。

アルカトラスのライブではレインボー時代のこの曲がセットリストに。
イングヴェイ・マルムスティーンは大嫌いな曲と公言していたそう。
ボネットはリッチーの呪縛から解き放たれ気持ち良さそーにシャウト。

クイーン、ブライアン・メイのライブ演奏。前奏が長いので気が短い人は1分53秒あたりからどうぞ。ボーカル、ギターと美味しいところ独り占め。

ランナウェイズのシェリー・カーリーも双子の姉妹マリー・カーリーと共演カバー。79年95位。
他にもロックバンド、ヘッド・イーストのカバーは78年46位。
この曲はロッカーにとても人気ありましたね~。

39位(前週52位)「ドゥ・イット・オア・ダイ」

アトランタ・リズム・セクション、アルバム「アンダー・ドック」からのファーストシングル。映画のセリフみたいなタイトル。最高位は19位。

80年の野外フェス「ジャパン・ジャム2」ではチープ・トリック、カラパナ(おー懐かしい)ともども来日していたんですね。観たかったな~。

35位(前週42位)「ラヴン・ユー・ベイビー」

これは驚き、キッスのディスコビートロック。最高位11位。
4人のソロアルバム後にリリースされたアルバム「地獄からの脱出」より。

80年以降は主要マーケットのアメリカ、日本での人気急落、一時期はノーメイクで活動した時もありましたが、オリジナルメンバーの再結成で人気復活。キッス・アーミーと呼ばれる熱狂ファンが彼らの人気を支えています。

キッスは商売上手なグループ。版権ビジネスで莫大な収益を上げています。
ジーン・シモンズはインタビューで「女性ウケするアイドル的スタイルだと一過性で終わるが、男性が憧れる存在で成功すれば彼らは最後まで付いて来てくれる。だからアメリカン・ヒーローのようなペルソナメイクのキャラクターを作った。そこから商標化のアイデアが生まれた」と言っていました。
なんとも商魂たくましいですね。

こんなの見つけました。ディスコソング3曲が合体しています~。

この曲の共作者デスモンド・チャイルドはボン・ジョビの「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」「禁じられた愛」、エアロスミスの「デュード」「エンジェル」などの作品にも共作者として名を連ねています。

ボン・ジョビ公認の盆踊り曲、今年もテレビニュースで見られるかな~。

31位(前週46位)「ハート・オブ・ザ・ナイト」

イーグルスのベーシスト、ランディ・マイズナー、ティモシー・シュミットが在籍したことがあるフォークロックバンドのポコ。この曲は最高位20位。

もう一つのトップ40ヒット「クレイジー・ラブ」は同年17位。
どちらも地味ながら良い曲でした。惜しむらくはトップ5レベルの大ヒット曲があったらねぇ~。

30位(前週47位)「ディズ・ゴーン・ダウン」

グラスゴーのポール・マッカートニーと呼ばれたジェリー・ラファティ、大ヒットアルバム「シティ・トゥ・シティ」に続く「ナイト・アウル」からのファーストシングル。
期待通りの英国テイスト溢れるポップチューン、トップ10は間違いないと思いましたが最高位は16位でした。

1位(前週2位)「ホット・スタッフ」

79年のドナ・サマーは無双状態、宿敵ビージーズの「ラヴ・ユー・インサイド・アウト」に1週首位を譲り渡しましたが、余裕の返り咲き。

次回は78年6月17日週です。

ではまた!

いいなと思ったら応援しよう!