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『ジークアクス』の謎について整理します。

毎週感想記事を書いてきた『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) 』もついに最終回を迎えました。

これから最終回の感想記事や、全体のまとめなども書いていきたいと考えています、とりあえず現時点での僕の劇中の謎周りの解釈をこの記事にまとめていこうと思います。

全体的に非常に上手くいろんな要素を回収した作品だと思いますが、鶴巻監督らしい解説の塩梅で、はっきりと明かされていない謎や設定も複数。

それらの要素を考えるための参考にしてみてください。


筆者プロフィール:照沼健太
編集者・ライター・YouTuber。テレビ東京やNetflixのメディア運営、レディオヘッドら数々のアーティストのCD封入解説文、HIKAKIN、米津玄師、押井守、藤本タツキなどのクリエイターや多くのビジネスパーソンの取材を担当。2023年末からはYouTubeチャンネル「てけしゅん音楽情報」を運営(2025年2月末時点でチャンネル登録者数約5万人)。

『ジークアクス』の世界とは

向こう側のララァが作った宇宙+『逆襲のシャア』。

劇中ではシュウジによって、向こう側のララァが作り上げた世界/宇宙であることが明かされていますが、おそらくそれだけではない。

ジークアクスに搭載されているアルファサイコミュ/エンディミオンユニットが「向こう側から来たオーパーツ」であるとするならば、ジフレドのサイコミュもおそらく同等。

これの2つはララァが作り上げた世界を破壊する力を持っていることから、ララァではない何者かの介入があると考えられます。

それも一人ではなく、二人(その方が、ジークアクスっぽいですよね?)。つまり、『逆襲のシャア』のアクシズにいたシャアとアムロだと思います。

MS「ジークアクス」の正体とは

νガンダム+アムロを核としたMS

シャリア・ブルのセリフから、ジークアクスの頭部に搭載されたエンディミオンユニットが「向こう側から来たオーパーツ」であることは先述の通り。そして、その前には「シャロンの薔薇と同じく」という言葉があります。

宇宙世紀でエルメスに並ぶオーパーツ的テクノロジーといえば、サイコフレーム。

さらに『ジークアクス』の文脈に乗って別宇宙から移動できそうなものといえば、『逆襲のシャア』でのアクシズショックに巻き込まれたνガンダムとサザビーの脱出ポッドくらいのものでしょう。

声優・古谷徹さんによる声も、一年戦争ではなく『逆襲のシャア』時期のアムロを意識したものになっていたと思われます。

MS「ジフレド」の正体とは

サザビー+キシリアによるシャアへの想いを核としたMS

ちょっとこれに関してはまだまだ揺れてます。先述のように消去法としてのサザビーは有力だと思いますが、「シャアはどこへ行った?」という部分が残ります。

『逆襲のシャア』のシャアは劇中ナナイのセリフから死亡も推測できるので、転移前に死亡した可能性はそこそこありそうですが。

さらに、ニャアンによるキシリアに似てる発言と、キシリアによるシャアみたいな子供が欲しかったという独白を含めて考えると、何らかの「念」めいたものが込められていそうな気もします。

白い悪魔=本物のガンダムとは

宇宙の終わりの象徴としてのガンダム

巨大化することからも分かるとおり、あれはモビルスーツとしてのガンダムそのものではなく、こちら側の理を超えた概念的な存在ですよね。

『ジークアクス』世界には、シャアかララァを殺せば宇宙が終局を迎えるという条件があるので、「シャアとララァを殺す象徴といえばガンダム」としてあの姿に具現化しているのでしょう。ララァがシャアを士官服に変身させたのと同じ原理です。

シュウジの正体

仮説1.向こう側のガンダムパイロット
仮説2.ガンダム搭載AIが生んだコミュニケーター

これについては2つの説を持っています。

一つ目は「向こう側のガンダムに乗っていたのは、アムロではなくシュウジ」というパターン。シャアが同志としてシュウジを迎えたがっていた点も含め、可能性は高そう。でも「アムロはどうした?」って感じがするし、そうなると、こっち側のガンダムパイロットも毎回違う人になりそうで、ちょっと気持ち悪い。

そして、シュウジがガンダムをやたら代弁する理由が説明できません。

そこで二つ目。シュウジはガンダムの半・擬人化なんじゃないかって説です。実は忘れられがちな事実ですが、ガンダムにはAIが搭載されていて、戦闘を学習して強くなっていくという設定がTV版の頃からあります。

そんなAIがアムロと同じように、ララァとニュータイプ的な感応を起こしたら……?

これは『2001年宇宙の旅』のボウマンではなく、HAL 9000がスターチャイルドになったら?」って感じの話です。

つまり、ガンダムの中に芽生えたニュータイプ意識が、人間=ララァとコミュニケーションを取るために、ララァの夢の中に物理とは違うやり方で介入させた人物=シュウジ。

一見荒唐無稽のように見えるかもしれませんが、考えてみてください。

アムロやシャアだけではなく、ガンダム自身もララァを救いたいと思ったとしたら?

そしてその方法が、毎回ララァを殺すことに行き着いてしまうとしたら?

そんなガンダムを、アムロが止めようとしたとしたら?

めちゃ面白くないですか?

マチュへのメッセージの送り主は?

向こう側のララァ(とアムロの混線?)

最終回でフラッシュバックするシーンがありますが、その前後関係から、基本的には眠っているララァから送られてきたものと考えて間違いないと思います。

ただ、ソドンの独房から脱出する辺りなんかはやっぱりアムロっぽさもあって、混線の可能性も残る気はします。。

マチュとは

「自由に生きたい」「恋がしたい」「宇宙に行きたい」というララァの想いの具現化。そして、それらを超えようとする存在。

ニャアンは?

「一人でも生きられる強さが欲しい」「居場所が欲しい」というララァの想いの具現化。そして、それらを超えようとする存在。

ハロとは

ジークアクス/アムロとのハブ。

ララァやシュウジらと共にアムロがいなくなった後にロボットに戻っているように見えること、ジークアクスについての知識量などを考えると、(常にではないけれど)ジークアクス/アムロとマチュとのコミュニケーターだったと考えられると思います。

コモリの変化の理由


第10話と第11話の間で時間が経過しており、その間をマチュやシャリア・ブルと過ごしているから。

最後にエグザベではなくシャリア・ブルを心配していることなども含め、実はシャリア・ブルが好きなのでは?って気もします。どう思います?

(照沼健太)


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