HOKA VS ホカワンワン
HOKAのスニーカーを買いました。
3月、原宿の直営店へ行ったのですが。国内外からのお客さんが詰めかけていてなんと入店待ち。「今もこんなに人気なのか」と驚きました。

僕もブランド自体は以前から知っていましたが、最近になって急に欲しくなって初めて購入したんですよね。再ブームの兆しが来ているのかも?
さて、そんなHOKAに並んでいる数分間、ちょっとしたことを考えていました。
「ほかほかした犬」だった過去を捨てたHOKA

HOKAは以前HOKAではなく「HOKA ONE ONE(ホカオネオネ)」でした。
僕は当初「ホカワンワン」と読んでいましたが、それが今やスッキリとした四文字に。かわいさは薄れましたし、骨っぽさも無くなりましたが、納得の判断です。
名前やロゴをシンプルに削ぎ落としていくのは多くのブランドが辿る道です。
たとえば……
• スターバックス:人魚(セイレーン)のイラストは年々寄りで抽象的に。
• アップル:かつては虹色だったロゴが単色になり、素材も変化。
• ナイキ:初期はスウッシュ+「NIKE」の文字。今はスウッシュ単体が多い。
・マクドナルド:ナイキ同様に「M」だけが一般的。
日本だとユニクロや無印良品の変化もこれに通じるものがあります。
ブランドは「具体」から「概念」へと姿を変える。

その先にあるのが香水ビジネスです。
「ブランドの最終到達地点は香水」と言われますが、香水ほど“概念がボトルに入った商品”はありません。
HOKAも、厚底ソールという強烈なアイコンと「HOKA ONE ONE」というユニークな響きでまずは存在を知らしめ、十分に認知が行き渡ったところで「HOKA」へと抽象化した。まさに教科書どおりのステップだと感じます。
これはいわゆるクリエイターやメディアのキャリアも同じです。
最初から孤高を気取っていては誰にも見つけてもらえません。外に出て、コラボし、メディアに顔を出し、認知を獲得する――音楽の世界でも、どんな大物アーティストもデビュー期には数え切れないほどメディア露出を重ねています。
自分や作品の具体を認知してもらって、そこから徐々に自分の核となる活動やアクションにだけ集中し、徐々に抽象的な“存在”としてブランド価値を高めていく。
成功者だけを見ていると順番を間違えがちですが、「まずは見つけてもらうこと」がやはり第一歩。例外はほとんどありません。
そんなわけで、HOKAの行列に並びながら「抽象へ向かう進化はブランドの宿命」なんてことを僕は考えました。
ひと目でわかるアイコンで世に出て、やがて名前やロゴを削ぎ落とし、“概念”として愛される存在になる。僕も自分の活動で、この順番を忘れずにいたいなと思います。
てけしゅん音楽情報からてけしゅん、TKSへ?
それはともかく、最近スニーカーを3つほど試していい感じなので、今度ご紹介しようと思います。
では、良いGWを!
↑部屋用にサンダルの購入も考えています。
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