夢のお話 | 父の夢を見た後に
14歳の私は、父の夢を見た。
どこまでも透明な、どこまでも続く世界で、
そのぬくもりを忘れたくなくて、
私が残したのは、
1遍の詩だった。
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夢のお話
あなたに会った
それは
遠い遠い夢のお話
グレーに染まった空の下
あたたかいあなたの笑顔にとびこんだ
力強く抱きしめるあなたの腕
あたたかさが体に残る
それは美しい映画の1シーンのように
それは悲しい小説の1ページのように
氷のかけらが1粒おちた
それは やがて
川となって海へと流れ込む
広い世界のどこにもいない
あなたに会った
それは
遠い遠い夢のお話
目が覚めれば
いつもどおり
あなたは黒い額の中
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14歳の私、
よく書いてくれたね。
今、あなたに会いに行けるなら、
私が強く抱きしめてあげたい。
ねぇ、私の息子がね、
もうすぐ14歳になるよ。
私は、後数年で、あの時の父の歳になる。
ねぇ、お父さん、
私の息子がね、
あなたの娘と、同い年になるよ。
抱きしめて、くれるかな?
こちらは、過去の記事を改訂したものです。
改訂前の記事はこちらです。
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