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不思議な出会い【第26回】3つのお題に空想のひらめきを

進路に迷っていた千紗ちさは、ある夜、山道の途中で「夜更け堂」という不思議な店に迷いこみました。
「ここは雑貨屋さんかしら?」
千紗がそう思っていたら、
店主の老婆は、三つの品を説明しながら、差し出しました。

ひとつめは「星屑のティアラ」
「自信を思い出すためのものですよ」

ふたつめは「くれないの羽を持つ時鳥ほととぎすの羽」
「迷った時に胸に当ててごらん」

みっつめは「こぼれ月の魔法瓶」
「月の光が、あなたの本当の願いを満たします」

その夜、家に帰った千紗が魔法瓶を窓辺に置くと、淡い光がひとしずく落ちたように見えました。胸の奥で眠っていた夢がそっと動き出すのを感じました。

翌朝、ティアラをそっとかぶり、紅の羽を胸に当てると、霧の向こうから一筋の道が浮かびました。

「私は物語を書く人になりたいんだ」

気づいた時、魔法瓶はひんやりと光り、願いを肯定するように静かに震えていました。

その日の夜、千紗は、また「夜更け堂」に向かって歩きました。しかし、何処を探しても見つけることは出来ませんでした。

不思議な出会いの物語です。

🍊第26回 3つのお題
🎈お題①:「星屑のティアラ」
🐾お題②:「紅(くれない)の羽を持つ時鳥(ほととぎす)」
⏳お題③:「こぼれ月の魔法瓶」



#3つのお題に空想のひらめきを

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