抹殺みかん「毎ショ」
「次は『みかん』を使う」
ここは、暗殺集団の秘密基地。メンバーは7人。
「誰を狙うんです?」
「無差別だよ」
「ええ、なぜ?」
「抹殺危険を世に知らしめたい。これまでは特定の人物を狙って来た。すべて成功したがな、世の中の輩はあまりに危機感を持っていない。だから、こちらから教えてやるのだ」
これまでは特定の人物だったから、毒を仕込むのは簡単だった。
しかし、「みかん」となると......。
「細い注射針を使っては?それなら、店頭に置かれたみかんにも仕込めるかもしれません」
「それで試してみよう」
暗殺集団の中の3人が選ばれた。
3人は、早速、スーパーマーケットに行き試してみた。
みかんを手に取り
眺めているように装い
細い注射針の毒をみかんに注入した。
みかんの色は、変わらない。
成功だ!
3人は、他のスーパーにも出向いた。
その夜、毒殺のニュースが流れた。毒はみかんに仕込まれていたことが分かり世間は大混乱。
みかんは店頭から姿を消した。
抹殺は成功した。
だがしかし、
みかんの生産者が黙っていなかった。
警察に徹底した捜査を求め、毒入りみかんの皮の指紋を調べたら、
「暗殺集団」の面々が見つかった。
彼らの拠点を捜査で見つけ、
全員が逮捕。
次の年からみかんは店頭に並び、消費者は、安心してみかんを食べることが出来るようになる。
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