内定承諾書の書き方とマニュアル!Wordで編集可能なシンプルテンプレを活用した採用実務と入社手続きの円滑な進め方
企業が優秀な人材を確保し、組織の未来を築く過程において、内定を出す瞬間は非常に重要な節目です。
採用選考を通過した候補者に対し、正式な入社の意思を確認するための書類が「内定承諾書」となります。
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内定承諾書を交わす目的と法的な位置づけ

採用内定を通知し、候補者が承諾書を提出した時点で、法律上は「始期付解約権留保付労働契約」が成立したとみなされます。
入社予定日を始期とし、特定の事由がある場合に限り会社側が解約できる権利を留保した状態の契約を指します。
書面でやり取りを行う目的は、口頭のみの合意による辞退リスクを低減し、双方の合意形成を明確に記録することにあります。
内定者にとっても、入社への決意を新たにし、社会人としての第一歩を自覚する大切な儀式としての役割を担っています。
シンプルな構成でミスを防ぐ基本項目
本テンプレートは、どのような業界でも違和感なく使用できるA4サイズの1枚完結型です。
初めて作成する担当者の方でも、以下の項目を埋めるだけで適切な書類が完成します。
通知日と会社情報: 書類の発行日と、代表者名を含む自社情報を正確に記載します。
内定受諾の文言: 入社を承諾し、正当な理由なく辞退しない旨を記した宣言文を配置しています。
入社予定日: 実際に勤務を開始する日付を明記し、スケジュールの齟齬を防ぎます。
遵守事項: 入社までの期間に守るべき規範や、提出書類に関する約束事を添えます。
署名・捺印欄: 本人が自署し、印鑑を押すスペースを確保し、証跡としての信頼性を高めます。
合格通知書との同封によるスムーズな運用
採用の合否を伝える「合格通知書」を発送する際に、本承諾書をセットで同封するのが一般的な実務の流れです。
内定者が内容を速やかに確認し、捺印後に返送できるよう、返信用封筒を添えるなどの配慮も忘れないようにしましょう。
必要書類が一度に届くことで、内定者は迷うことなく手続きを進めることができ、企業側の事務処理の負担軽減にも繋がります。
シンプルな構成だからこそ、記入のハードルが下がり、返送率の向上が期待できます。
内定辞退を防ぐためのコミュニケーション
書類を送付するだけでは、内定者の不安を完全に取り除くことはできません。
承諾書の提出を促すとともに、入社までのフォローアップを行うことが、辞退を未然に防ぐ鍵となります。
「一緒に働けることを楽しみにしています」といったメッセージを添えたり、不明点をいつでも相談できる窓口を伝えたりすることで、内定者のエンゲージメントを高めましょう。
書面のやり取りを通じて、誠実な企業姿勢を示すことが、入社後の良好な人間関係の構築に寄与します。
提出後の書類管理と入社準備の徹底
回収した内定承諾書は、個人情報保護の観点から厳重に保管する必要があります。入社後に作成する人事ファイルの一部として、大切に管理してください。
提出が確認でき次第、入社式や研修の案内、給与振込口座の登録書類など、次のステップへと速やかに移行します。
正確な情報が記載された承諾書が手元にあることで、受け入れ側の各部署との連携も円滑になり、組織全体で新入社員を歓迎する体制が整います。
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