青あざが消えた日 ――71歳、九死に一生の肉体レスキュー
読者の皆さん、こんにちは。二刀流壁打ちテニスのエッセイストhideです。
今回は、私が今まさにこの全身で噛み締めている、涙が出るほどの「生の喜び」と「肉体の神秘」について語らせてください。
実は私、ちょうど1ヶ月前の5月25日、コートで九死に一生の大事故に遭ったのです。
私がいつものように二刀流壁打ちをやっていたとき、隣で野球をやっていた子供たちが、空高くに見事な大フライを打ち上げました。テニスボールが初夏の光を浴びて落ちてくる。私はそれを見過ごすことができず、野生の直感のままに走り出し、高くジャンプしてそのボールを掴み取ったのです!
しかし、着地の瞬間に足元が滑り、私は壁打ち運動場の硬い地面へと、後ろ向きに激しく転倒してしまいました。
「危ない!」
一瞬の出来事でした。しかし、日頃から二刀流で鍛え上げていた私の肉体は、完全に生きていました。咄嗟に手のひらで地面を強く支え、頭や腰、背中という決定的な急所を強打することから、自らの命を『レスキュー』したのです。
それでも代償は小さくありませんでした。左肩、左肘、左膝を激しく打ちつけ、私の左腕は見事なほどの青あざで真っ黒に染まりました。
それから丸1ヶ月。私は右手1本の壁打ちだけに専念しました。
そこで私は、ほとほと驚かされたのです。人間の肉体というものが、いかに精密に、緻密に創り上げられているかという真実に。
日を追うごとに、人間の細胞たちは持ち主である私を治そうと、24時間休みなく働き、傷ついた組織を修復していきました。青あざが少しずつ黄色くなり、そして1ヶ月が経った今日、跡形もなく消え去ったのです。神様は私に決定的な怪我をさせず、この肉体の神秘をもって、私を完全に守ってくださいました。
そして今日、私はついに、1ヶ月ぶりに二刀流壁打ちのコートへと復帰しました!
ラケットを両手に構え、再び壁に向かって一球一球を打ち返す。その瞬間の、ラケットから腕に伝わる硬い感触、流れる汗、五感のすべてがパッと開くような心地よい息づかい!
「ああ、私は今、生きている。再びコートに立てている!」
この溢れんばかりの幸せを、今、魂の底から噛み締めています。
神様、私の守り主である神様、もう二度とあのような無謀な振る舞いは致しません。
120歳現役、二刀流壁打ちテニスのエッセイストhideを、永遠にお守りください。
