助け出された20本の人参たち!
おはようございます。
実はですね、昨日のことなんですけれど、用事があって外出しようとしていた、まさにその時だったんですよ。
妻が突然、「冷蔵庫に人参がもう1本しかないのよね、困っちゃった」って私に言うんですよね。
出かける前でどうしようかと思いましたが、何回もしつこく言うものだから、なんとか手に入れようと出かけたわけです。
最初はK農園や近くの八百屋を考えたのですが、急に考えを変えて、90歳の私の親友の婦人のNさんの畑へ直行しました。
遠くの野菜売り場を見やると、自転車があるじゃないですか。
しめた、今日はこの時間、畑に彼女はやってきているぞと急ぎました。
行ったらなるほど、二面ある畑のうちの、向こう側の畑で取り入れをやっているじゃありませんか。
だんだん色づいてきた今が旬の露地トマトの取り入れに、精を出しているところでした。
彼女が来ていて、やれやれよかった!
実はその前日、一昨日にも彼女から巨大な大根をいただいたばかりで、いらなくなった野菜はいつでもどうぞという気さくな人なんですよ。
それで大根をいただいた畑を覗いてみたら、ありました、ありました、人参がたくさん転がっているじゃありませんか。
一昨日は大根に夢中で気づかなかったんですが、不要になった人参が転がっていることに気づけてなんてラッキーと、それはそれは嬉しくなったんですよね。
これで妻に喜んでもらえるぞ!
見てみたらたくさんあって、中には柔らかいものもありましたが、あちこちに食べられるものが転がっているんですよ。
自転車に置いてある大きなビニール袋を取りに戻り、実際に拾い集めたら、20本くらいはあって、Nさんには本当に感謝ですよね。
ちょっと泥を洗っていこうと近くの壁打ち運動場の隣にある公園の水飲み場へ自転車で駆けつけたんです。
ちょうどお昼の時間で、隣の運動場では少年たちがサッカーをやっていて、私が20本をゴシゴシ洗っていたら3人が水飲み場にやってきたんです。
すると私のことをよく知っている1人が、「人参を洗っているんですね」と怪訝な顔で声をかけてきたんですよね。
どうしてそんなにたくさんの人参を洗っているんだろうという顔で、これどっかの畑から盗んできたんじゃないかと思われたら大変じゃないですか。
だって私はこの運動場では、「二刀流壁打ちテニスのエッセイストhide」として小学生たちから信頼の厚い有名人なんですからね。
まさか農家の野菜を盗んできたなんて誤解されたらそれこそ大変ですから、「農家のNさんからいらなくなった人参をいただいてきたんだよ」とはっきり言いました。
Nさんという名前はわからないとしても、彼も納得したみたいで胸を撫で下ろしました。
何も質問されずに変な人だと思われたままだったら、それこそ危ない、危ない。
案の定、妻は喜んでくれました。
だってこれだけの大事な野菜が助かったんですからね。
Nさんは私のことをまるで息子のように可愛がってくれていて、本当に良い関係を築けているんですよね。
妻からも「あなたって得な性格ね、みんなに可愛がられる性格だからこうしてNさんにも良くしてもらえるじゃない、これだけの分量なら2千円以上しちゃうよね」と言われました。
お金の問題じゃないですけれど、妻にそう言われて本当に嬉しいですし、我ながらよくNさんのことを思い出したなと自分を褒めてあげたいです。
この原稿を書いている今、外は朝から雨が降っていますけれど、もし昨日あのままだったら、あの人参たちはこの雨で食べられなくなって、そのまま土に帰るかゴミに出されちゃうんだろうなぁと思うと本当に悲しくなりますよね。
この人参たちが救われて本当によかった!
妻もこれで何日間か、大好きな美味しいスムージーをたっぷりと食べられるというものです。
