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397枚のチケット半券を参戦歴データベースに自動入力する【NotionAIエージェント】

趣味特化型のNotionアンバサダー・てんです。

この記事では、過去のライブやイベントのチケット半券の画像から、Notion AIのカスタムエージェントが公演情報を自動で読み取って、参戦歴データベースに登録する仕組みを紹介します。

チケット画像を送るだけ。手入力ゼロで参戦歴がデータベースに入る。


動画ではエージェントが実際にチケットを読み取ってデータベースに登録していく様子を実演しています。


397枚のチケット、1年間デスクトップに放置していた


私はこれまで参戦したライブやイベントのチケット半券を、領収書整理用のスキャナーで全部スキャンして画像として保存していました。写真でパシャッと撮ったものでもいけると思いますが、なるべくきれいな画像でデータベースに入れたかったのでスキャナーを使っています。


スキャンしたところまでは良かったんですけれども、チケット画像たちがパソコンのデスクトップに置かれたまま、ほぼほぼ放置されていました。397枚。1年間。

圧巻ではある

趣味のことって基本的に期限がないんですよね。だから「いつかやろう」で永遠に放置しがちです。


そこにやって来たのが、Notion AIの『カスタムエージェント機能』。しかも5月4日までは無料で使えるということで、外から締め切りが来ました。「じゃあ無料で使えるうちにやってしまおう」と、チケット画像から公演名・日付・会場・座席・チケ代を自動で読み取って、参戦歴データベースに一発登録する仕組みを作りました。


参戦歴データベースの中身


私は「DB_History × GEEK」という名前の参戦歴データベースを使っています。猪狩蒼弥さんの情報管理をNotionでやり始めた2023年ごろから運用していて、2023年以降の現場はすべて入力済み。ただ、チケット画像だけが入っていない状態です。

プロパティは、公演名・目当てのアーティスト・グループ・日付・ジャンル・会場・座席エリア、ページの中には詳細な座席情報やチケット代も入っています。

今回の「チケットスキャナー」というエージェントは、このデータベースに対して自動で情報を書き込んでいく仕組みです。


実演:チケット画像を送るだけ


1枚のチケットを送る

まずは1枚から。最初に試したのは「テレビ朝日ドリームフェスティバル2012」のチケットです。いろんなアーティストが出るライブで、その中にゆずがいました。会場は代々木第一体育館、2012年10月6日、開演15時。チケ代は9,800円。

作業は簡単で、チケットの画像をドラッグ&ドロップしてエージェントのチャット画面に貼って送るだけ。メッセージもいりません。画像を投げたら、どんどん中身を理解してくれます。

読み取り結果を見ると、公演名・グループ・ジャンル・会場名・日付、しっかり拾えていました。日付はチケットに開場時間と開演時間の両方が書いてあるんですが、「開演時間の方で読み取ってね」と指示してあるので、しっかり15時で取ってくれています。

面白かったのがグループ名の判断です。チケットには出演者がいっぱい書いてありますが、私がデータベースにグループとして登録してあるのはゆずだけだったから「ゆずで登録しました」と報告してくれました。めちゃくちゃいい判断です。(動画では 2:25〜 で実演しています)


グループ名が書いてないチケット

次に送ったのは体操の世界選手権のチケット。スペシャルナビゲーターが相葉くんで、ゆずが主題歌を担当していたから10/14だけは応援ゲストとして来ていました。

このチケットにはアーティスト名もグループ名も書いていないので、エージェントから「分からなかった」と報告が来ます。ここでそのまま「これはゆずで入れて」と修正指示を送ることもできますし、面倒なら自分で手動で直してもOKです。


本人不在のイベント

ゆず展のチケットも送ってみました。展示会なので本人はいませんが、チケットはあるし思い出としてはデータベースに入れたいです。

ここで使っているのが「不在イベント」というタグ。本人不在のイベントにこのタグをつけておくことで、たとえば「私は今まで大野智に何回会ったことがあるんだろう」みたいな統計を出したいときに、不在イベントを除外してフィルターをかけることができます。

展示会なので座席エリアなどは空欄でOK。

タグ設計で「本当の参戦歴」と「不在イベント」を分けておく。


5枚まとめて送る

画像は一度に5枚まで送ることができます。同じツアーのチケット5枚をまとめて送ってみると、「全て同じツアーだけど異なる公演なので、それぞれ別ページを作成します」と判断してくれました。


5公演分のページが一気に作成されて、チャット上ではテーブルで読み取り結果をまとめてくれます。

登録が完了したチケット画像はどんどんデスクトップから消しています。Notion上にZIPファイルで一括バックアップは取ってあるので。1日あたり11枚作業していけば、AIエージェント無料期間内にチケット整理が終わる計算です。

チケット画像を送るだけ。手入力ゼロ。5枚まとめていける。


エージェントの設定はシンプル


設定は大きく2つです。

1つ目は指示ページ。
「チケット画像から何を読み取るか」「どのデータベースに保存するか」「判断に迷ったときのルール」を書いています。少クラ公開収録のときは特殊ルール、アーティストリレーションに該当する人物がいたらグループ名と一致させて、など。

2つ目はトリガー。
メンションOKにはしてあるけど、実際にはエージェントを直接開いて使うことがほとんどです。


指示ページは長く見えるかもしれないですが、やっていることはシンプルで、「この画像からこのプロパティを読み取って、確認なしでこのDBに入れてね」という指示を日本語で書いているだけです。

しかもこの設定自体も、カスタムエージェントとチャットしながら詰めていったものなので、「こういうことをやりたいんだ」と音声入力で喋っただけで形になりました。(動画では 9:53〜 設定画面をお見せしています)


お金のはなし


このAIエージェント機能はNotion AIの機能の一つで、ビジネスプラン以上が対象です。

本来は1,000クレジットあたり10ドルのクレジット制ですが、5月4日までは無料で使えます。目安でしかありませんが、Opus4.6を使ってチケット27枚の処理で約3,000クレジット。1ドル160円で計算すると約4,800円。最もコストのかかるモデルを使うと1枚あたり178円くらいでした。AIモデルや条件、チケット画像の読み取りにくさ等によって変動しますが、参考までに。

397枚を手入力するより圧倒的に楽ですが、無料のうちにやれるならやった方がいいですね。(動画では 11:30〜 料金について話しています)



ということで、チケット半券の画像からAIが公演情報を自動で読み取って、参戦歴データベースに登録する仕組みの紹介でした。

チケットのスキャンだけは事前に自分でやっておく必要があるのと、保存先のデータベースも先に作っておく必要があります。そこさえできていれば、あとはチケット画像を送るだけ。


また良いオタ活エージェントが思いついたら共有します。みなさんは参戦歴、何かしらの形で記録していますか?ぜひコメントで教えてください。


Xでも発信というより呟いていますので、あわせてフォローいただければ嬉しいです。


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