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実践編「育てなおしの具体的な方法」Part2

3.子どもの要求を叶える

干渉を減らし、ありのままのお子さんを認め、コミュニケーションが取れるようになってくると、親子の信頼が回復してきます。
信頼が回復すれば、お子さんから少しずつ要求が出てきます。
その時に、次のことに注意してください

・子どもの要求にしっかり応える
・愛情をしっかり示す(言葉や態度で示す)
・子どもが要求していないことは先回りして手出しせず信頼して見守る
・子どもがストレスをおろせるような明るい楽しい家庭になるよう努める

ここで間違えてはいけないのは、わがままをそのまま受け入れてはいけないということです。
「わがまま」と「要求」の違いについて次の章で見てゆきましょう。

4.「応えていい要求」と「そうでない要求」

お子さんが「したい」「してほしい」と要求した中で、「応えていい要求」と「応えてはいけない要求」があります。それを間違えて応えてしまうと状況が悪化する場合がありますので、ご注意ください。

一般的に要求には、「物質的な要求」と「精神的な要求」の二つがあります。
お子さんからの何らかの要求があった場合、どちらの要求に応えるべきなのでしょうか?
まず、「物質的な要求」と「精神的な要求」、この二つについて説明します。

【物質的な要求】とは、
・ゲーム(物質)が欲しい
・お小遣い(物質)が欲しい
・パソコンが欲しいなど

【精神的な要求】とは、
・遊んで欲しい
・親に甘えたい
・一緒におしゃべりがしたいなど

前の章でも書きましたが、「乳幼児期の子育ての勘違い」で思春期の今、お子さんが問題行動になっています。だから、「児期の子育て」をやり直すのです。

ですから、お子さんを「幼児」だと思えればいいのです。

幼児は「ゲームがほしい」「パソコンがほしい」などとは言いません。
でも、幼児は「ママ一緒に遊ぼう」、「ママ 見て見て」などと甘、たがると思います。

もうわかりますよね?
叶えるべきは「精神的な要求」のほうです。
もし、お子さんからの要求で、叶えていい要求かどうきは、その要求が「幼児」が望むものかどうかを考え幼児が望むような要求であれば、是非、叶えてあげてください。

では、【物質的な要求】は全て無視すればいいか、というとそうではありません。
幼児でも「ジュース買って」とか「絵本買って」などは言うと思います。子どもが年相応な物が欲しいと言ってきた場合は、可能であれば叶えてあげて下さい。
何が「年相応な物」かは、ご家庭の判断で結構です。

もっと高額で、買うのが難しいものを欲しがった場合でも、まず「いいよ」と子どもの要求に応える入り口を見せてあげて下さい。

そのあとで、理由を聞いたり、すぐ買うのが難しいものであれば「クリスマスでいい?」とか「誕生日プレゼントにしょうか」などと案してみてはいかがでしょうか?

ここでやってはいけないのは、「学校に行ったら、買ってあげるーというような「交換条件」を出すことです。

・子どもに注ぐべきものは「無償の愛」です。交換条件は愛情ではりません。交換条件の提示は親子の信頼関係を悪化させますので、避けて下さい。

また、よく勘違いされるものに「ゲーム」があります。

例えばですが、よくこんな質問をいただきます。

子どもから「ゲームを買って」ではなく「ゲームがしたい」と言われたので、これは物ではないので「精神的な要求」になると思います。
なので、子どもが望むまま、一日中やらせてもいいんですか?

この質問の答えは、「だめです」。
一日中ゲームをしていたら、体にも目にも悪いです子さんには悪影響です。

健康を害するとわかっているものを子どもに与えけるのは「愛情」ではないです。

きちんと、お子さんに「私のあなたの事を心配している」と愛情を伝え、ルールを決め節度を持ってゲームをするように導いてください。

また、お子さんからうまく要望が出てこない場合は、お子さん望みそうな事をしてあげるのもいいです。

・好きな料理を作る
・興味のありそうな話をする
・手紙などを書いて渡す

など、「受情の押し売り」をするのも一つの手です。

そして、お子さんを「育て直し」するときは、お子さんが今何歳であっても、お子さんを「幼児」だと思って接して下さい。


最後に

「子育ての勘違い」を正し、干渉を減らし、子どもの事を認め、信じて、愛情を持って接して下さい。

そうして、親から自信と信頼を貰った子どもは、自然と学校や社会に出て行きます。
「正しい子育て」について説明させていただきましたが、この本は、今、問題行動で苦しんでいるお子さんとその親御さんを救うために書かせてもらいました。

幼児期の子育ての話をすると、「私の育て方が悪かった」「私が間違っていた」と落ち込んでしまう親御さんもいらっしゃいます。
そのお気持ちはとてもよくわかります。

ですが、「勘違い」は誰にでもあることです。
過度の干渉もお子さんへの愛情のあらわれだったと私は思います。
その愛情を今度は「正しい子育て」で示してもらえればと思います。

子どもは誰でも親のことは大好きなのです。
いつでも親の笑顔が見たいのです。
その親の笑顔に子どもは安心します。

あなたの気持ちひとつで変えることができるのです。

あなたが変われば、自然のお子さんも態度を変えます。

両肩いっぱいの荷物をおろしてほっと一息つける家庭をつくしょう。その温かい家庭は、きっとあなたのストレスもおろしてくれると思います。

子育ては、一足飛びにはいきませんが、一歩ずつ正し子育てを始めていきましょう。

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