金閣寺の特徴
どんな特徴について
金閣寺の最大の魅力は、3層構造の「金閣」舎利殿が、それぞれの階で異なる建築様式を組み合わせ、金箔で豪華に飾られている点です。また、金閣を映す池や庭園も美しいです。
金閣の構造と特徴
3層構造:
1階は寝殿造、2階は武家造、3階は禅宗様式で、それぞれ異なる建築様式が用いられています.
金箔:
2階と3階には金箔が貼られ、特に3階の「究竟頂」には金色の鳳凰が飾られています.
1階:
1階は白木で飾られ、金箔は貼られていません.
庭園と周辺
池泉回遊式庭園:
金閣を映す「鏡湖池」を中心に、大小の中島が浮かび、見る位置によって変化する景観が楽しめます.
夕佳亭:
高台に位置する茶室で、南天の床柱と萩の違い棚が特徴です.
陸舟の松:
京都三松の一つで、足利義満が移植した松です.
その他
世界遺産:
金閣寺は世界遺産(「古都京都の文化財」)に登録されています.
創建:
足利義満が創建した北山殿を起源とします.
金閣寺は、北山文化の華やかさを象徴する観光スポットで、世界中から多くの観光客が訪れます.
全国に3400もの寺院を持つ臨済宗妙心寺派の大本山で、格式の高い禅寺です。 仁和寺からは徒歩約7分のところにあります。 三門、仏殿、法堂と大建築が一直線に立ち並び、その周りには46もの塔頭が建っており、禅宗建築で特徴的なつくりが見られます。 国宝の「大灯国師墨跡」「梵鐘」など、重要文化財も多数所蔵 しています。
見どころについて
金閣寺の見どころ3つは、1. 黄金色に輝く舎利殿(金閣)、2. 水面に金閣が映り込む鏡湖池、3. 3つの建築様式が調和した舎利殿の構造です。
1. 舎利殿(金閣):
金閣寺のシンボルであり、3階建ての楼閣で、各階の建築様式が異なる点が特徴です。1階は寝殿造り、2階は武家造り、3階は禅宗仏殿造りで、これらの様式が調和して美しい外観を作り出しています。
2. 鏡湖池:
金閣が水面に映り込み、美しい「逆さ金閣」の景色が楽しめます。池の周りには様々な石や植物が配置され、四季折々の景色も楽しめます。
3. 舎利殿の構造:
1階は寝殿造り、2階は武家造り、3階は禅宗仏殿造りで、3つの様式が調和しているのが特徴です。これは、公家、武家、寺家のそれぞれ最上位に立ちたいという足利義満の願いを表現しているとも言われています。
これらの見どころは、金閣寺を訪れた際に必ず見ておきたいポイントです。
一階について
金閣寺の一階が金でない理由は、建築様式が異なるためです。一階は「寝殿造」と呼ばれる、貴族の住居のスタイルで建てられており、二階と三階は、武家風や禅宗風の建物で、金箔が貼られています。一階は、あえて金箔を貼らず、簡素な造りにすることで、武家に対する貴族の優越を表していると言われています.
詳細:
寝殿造(しんでんづくり):
貴族の住居である寝殿を模した建築様式で、柱や梁を露出させ、内装は比較的簡素です.
武家造風(ぶけづくりふう):
武家の住居のスタイルで、内装は豪華で、金箔が貼られています.
禅宗様(ぜんしゅうよう):
禅宗の寺院のスタイルで、禅堂などを模した建物で、内装は簡素ながら、金箔が貼られています.
金閣寺は、足利義満によって創建され、公家、武家、寺家のそれぞれ最上位に立ちたいという彼の願いを表現していると言われています。一階の寝殿造は、貴族に対する武家の優越を、二階と三階の金箔で表現することで、その願いを具現化しているのです.
何回燃えたについて
金閣寺が焼失したのは2回です。1回目は1565年に火災で、金閣と不動堂だけが残りました。2回目は1950年に、金閣寺で修行していた若い僧侶による放火で全焼しました。
金閣寺が焼失したのは、1950年7月2日、寺の徒弟僧侶の林養賢(当時21歳)による放火が原因です。彼は金閣寺の美しさへの嫉妬と、それを拝観する人たちへの反感から放火したと供述しました。
金閣寺の焼失は、三島由紀夫の小説「金閣寺」や、水上勉の「五番町夕霧楼」などの題材となり、広く知られるようになりました。
事件後、林養賢は自殺を図ったものの失敗し、逮捕されました。彼は精神鑑定を受けましたが、責任能力ありと判断され、懲役7年の判決が下りました。
金閣はその後、再建され、1955年に落成供養が行われました。
いくらかかったについて
金閣寺の建築費用は、初期の建造で約600億円(当時の貨幣価値で100万貫)とされ、1987年の改修では約7億4千万円だったと言われています. 金閣寺は、もともと室町幕府初代将軍足利義満によって建てられ、その後何度か焼失しましたが、そのたびに再建や改修が行われてきました.
詳細:
初期建造:
金閣寺の初期建造には、当時の貨幣価値で100万貫(約600億円)がかかったと言われています.
改修:
金閣寺は、数度焼失し、そのたびに再建や改修が行われてきました。1987年の改修では、総工費が約7億4千万円かかったと言われています.
金閣寺の価値:
金閣寺は、日本だけではなく、世界的に有名な観光地であり、世界遺産にも登録されています.
金について
金閣寺の外観に貼られている金箔は、本物の金です。約20kgもの金箔が使用されています. 昭和期の大修復で、より厚い金箔に変更され、現在でもその輝きを保っています.
詳細:
本物の金箔:
金閣寺の外観には、約20kgの本物の金箔が貼られています.
改修:
1950年の焼失後、再建された際に2kgの金箔を使用しましたが、その後、昭和大修復で5倍の厚さの金箔に張り替えて、20kgとしました.
厚さ:
現在使われている金箔は、1955年当時のものから5倍の厚さで、重ね張りで2枚貼られています.
金箔の量:
10センチ角の金箔が約20万枚使用されています.
金沢箔:
金閣寺に使われている金箔は、金沢箔と呼ばれるもので、金沢市が日本の金箔生産量の98%以上を占めていることから、その品質の高さで知られています 金沢箔 - ニッポンの記念品なら「これいい和」.
金閣寺の金箔は、本物の金を使用しており、その豪華な輝きは、長年にわたって人々を魅了し続けています.
