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〜❀花嫁が幸せになれるおまじない💍❀〜 #シナリオ


〜❀そのルーツは謎につつまれているともいわれますが、結婚式当日に身に付けると幸せになれる『4つのアイテム』とは❀〜


欧米では古くから結婚式に取り入れられている伝統的なもの。

花嫁が自由に幸せを掴むことを願う詩として、知れ渡った童謡「マザーグース」が由来説。

  


〜❀Something……❀〜


❀ サムシング Old··· 古いもの
           家族の絆や伝統

❀ サムシング New··· 新しい物
           未来への希望

❀ サムシング ボロー··· 借りたもの
         友人・隣人との繫がり

❀ サムシング Blue···· 青い物
           花嫁の清らかさ

〜❀ ❀ ❀ ❀ ❀〜


サムシング·フォーのアイテムには花嫁の幸福に結びつく願いが込められています。

あなたならどんなアイテムを思いうかべますか?


 〜❀ サムシング・フォー ❀〜


❀ 登場人物 ❀

未稀藍子(25)保育士
戸崎結希(30)その従姉妹
江利里子(27)その友人
明日美沙紀(25)その友人
田嶋裕介(28)その結婚相手
未稀奈津子(48)その母
アテンド


○どんよりとした空
   高級ブティックが建ち並ぶ通り。

○チャペル外観
   細い路地を入った所に、建っている
   邸宅風の建物。

○同・新婦控室・内
   小さな部屋、片面いっぱいの大きな   
   鏡。その鏡に写るドレスを纏った
   未稀藍子(25)の後ろ姿。
   藍子の前にも大きなドレッサーがあ
   り、その鏡に写る藍子のメイクをし             
   ている、戸崎結希(30)。
結希「とりあえずこんな感じでどう?」
   鏡に写る藍子に目を合わせる結希。
   顔を鏡に近づけて、ニッコリしなが  
   ら見入る藍子。
藍子「めっちゃ綺麗、私じやないみたい、
 ゆきちゃんありがとう髪型もかわいい」 
   そう言って、嬉しそうにいろんな角
   度で自分を鏡に写している。
結希「喜んでもらえてるなら、私も嬉しい
 わ」
   鏡に写る藍子に微笑む結希。
結希「そうだ、さっき渡したあれどこに付
 けるか決めた?」 
   そう言いながら、ドレッサー周りを             整えている結希。
     2つの指輪が乗せられたリングピロ                 ー、シルクの白いロング手袋そして
   レースの白いハンカチが並べられて                 いる。
藍子「身に付けると、花嫁は幸せになれる
 んだっけ?」
結希「そうそう特に青は、清らかで汚れの 
 無い存在の花嫁を表した色よ」

○チャペル外観
   チャペル下、パーティールームの小 
   さなガーデンには、ガラスの丸いテ 
   ーブル。その上にパラパラと雨が降
   りだす。

○同・新婦控室・内
   ドレス姿のまま床に座り込んでいる
   藍子、バックの中身を出している。
藍子「無い、なーい、何で··· ···」
   半泣きで、床に取り出した中身を並
   べている。
   ドアがノックされる。
結希「はーい」
   ドアを開ける結希。
奈津子「お邪魔かしら?」
   笑顔で入ってきたのは、未稀奈津子
   (48)。
結希「伯母さん久しぶりです」
奈津子「ゆきちゃん、今日はありがとう」
   結希の手を握る奈津子。
   床に座り込む藍子に気付いた奈津子
   藍子に歩みよる。
奈津子「藍子、何してるの、その格好で」
   近寄ってきた奈津子に抱きつく藍子
藍子「ママ〜」
奈津子「どうしたの?綺麗な顔もドレスも
 台無しよ」
   ハンドバッグから、花柄のハンカチ 
   を出し、藍子の涙を拭う奈津子。
藍子「無いの、里子の作ったネックレスが           
 無いの」
  
○同・新婦控室・前
   濡れたドレスやバッグを、チェック
   のハンカチで拭いている、江利里子
  (27)。
里子「藍子大丈夫かな、何か嫌な予感がす
 る」
   タオルハンカチで顔や髪を拭いてい
   る、明日見沙紀(25)。
沙紀「雨降るときは藍ちゃんの気分が落ち
 てるからね、泣いてるかもね」
   ドアをノックする里子。

○同・新婦控室・内
   ドレッサーの前に座り、落ち込んで
   いる藍子、その隣に立っている奈津
   子に寄りかかっている。
   ノックに気が付いた結希がドアを開
   ける。
里子「失礼します」
  会釈をしながら部屋に入る。
  その声に気付いた藍子、さっと立ち上  
  がり里子に駆け寄る。
藍子「りこー、里子が作ったネックレス忘
 れてきたみたいで··· ···無いの」
   うるうるした瞳で里子に抱き着く。
   そこへ沙紀が入ってくる。
沙紀「やっぱり藍ちゃん泣いてる」
藍子「さき〜」
   そう叫んで沙紀に抱きつく。
里子「主役がそんな顔してちゃ、ネックレ 
 スもでてこないわよ、今日は何があって 
 も笑顔でいなくちゃ」
   沙紀からゆっくり離れる藍子。 
里子「何かあると思ってたけど··· ···」
   そう言いながら、自分の首の後ろに
   手を回し、ネックレスを外して、藍   
   子に付ける里子。
里子「OK」
   藍子からちょっと離れて、全体の雰 
   囲気を見る。
里子「同じ真珠で作った物だし、友人から
 借りた物を身に付けるのは、結婚式では
 幸せになれるアイテムだからね、おば様 
 のリメイクドレスにもピッタリ」
   笑顔で藍子を鏡に向ける里子。
   確かめるように、鏡に写る自分を見
   ながらネックレスに触れる藍子。

○同・新婦控室・前
   控室から出できた里子と沙紀、前か
   らフロックコート姿の田嶋裕介
   (28)が歩いてくる。
   会釈する里子と沙紀。
   立ち止まる田嶋。  
里子「本日はおめでとうございます」 
田嶋「今日はありがとう」
   恥ずかしそうな笑顔の田嶋。
田嶋「藍子に会った?入っても大丈夫?」
   顔を見合わせる里子と沙紀。
里子「今はちょっと··· ···」
   首を傾げ田嶋をチラ見する里子。
田嶋「渡したい物があるんだよね」
   ポケットから何かを包んだ水玉のハ
   ンカチを、里子と沙紀に見せる。
里子「見せてもらってもいいですか?」
   田嶋から受け取りハンカチを広げ、
   ハッとする里子。
里子「これってどこに··· ···」
田嶋「俺のバックに入ってたけど··· ···」
   里子と沙紀、顔を見合わせ吹き出す

○同・パーティールーム・ロビー
   入口に立てられたウェルカムボード
   太陽の光が差し込んでいるテーブル
   には、写真立てがいくつか並んでい
   る。その中の1つに奈津子のウェデ  
   ィングドレス姿の写真がある。

○同・新婦控室・内
   ドレッサーの前で不安気な顔の藍子
   髪を整え、ベールを挿す位置を確認      
   している結希、チラッと鏡を見る。
結希「そんな顔してたらダメって言われた
 ばかりでしょ」
   ベールを髪に挿しながら。
結希「何があっても今日は笑顔でしょ、私   
 のメイクじゃ笑顔にならない?」
   目を見開き首を横に振る藍子。
藍子「なるよ、私ってこんなに可愛いかっ     
 たっけ?って嬉しくって嬉しくって、勘
 違いしそうだよ〜亅
   振り向き結希を見る藍子。
   鏡に写る焦る藍子を見て、微笑む結
   希。
結希「そうだ、あのハンカチどこに付ける
 か決めた?」
   首を横に降る藍子。

○同・チャペル式場・内
   参列者が続々と中に入ってくる。
   並んでいる長いイスに座っている、
   里子と沙紀。
沙紀「そういえばさぁ、里子ちゃんが言っ 
 てた花嫁が幸せになるアイテムって何?」
里子「サムシング・フォーって聞いたこと
 ない?新しい物、古いもの、借りた物、
 青い物を結婚式のときに花嫁が身に付け
 ると、幸せになれる言い伝えかな」
沙紀「で、藍ちゃんは幸せになれるの?」
   真剣な眼差しで里子を見る沙紀。
里子「そうね、新しい物は指輪、古い物は
 おば様のリメイクドレス、借りた物は私
 のネックレス、あと、青い物か··· ···」
   天上を見上げる里子。

○同・新婦控室・内
   ドレッサーに背を向け椅子に座って
   いる藍子。
   その前に立ちベールを下ろす奈津子
奈津子「藍子とても綺麗よ、幸せになって
 ね」
   頷く藍子。
   ドアがノックされ、アテンドがブー  
   ブーケを持って入ってくる。
アテンド「失礼します。本日は誠におめで
 とうございます」
   深々と頭を下げ笑顔で藍子に歩みよ
   り、持っていたブーケをブーケスタ
   ンドに立てる。
奈津子「ありがとうございます、本日はよ
 ろしくお願いします」
   深々と頭を下げるアテンド。
   藍子の前で片膝立てになり、何かを
   話している。
   話しが終わると、立ち上がり、ブー  
   ケを手に取り、藍子を誘導しようと
   する。
藍子「そうだこれ付ける場所決めてなかっ 
 た」 
   青い刺繍が施されたハンカチをアテ
   ンドに見せる藍子。
   にっこりするアテンド
アテンド「サムシング・ブルーですね」
   藍子の全身をゆっくり見回し、自分
   の手元を見て、
アテンド「これはどうですか?」
   と、軽く手を上げる。
   口を開け目を合わせる藍子と結希
結希「そこね、思いつかなかった」
   笑い声がこだまする控室。

○同・チャペルエントランス・外
   大きな扉が開く。
   参列者が次々と出てくる。
   先導していたスタッフが花道を作る   
   ように参列者を誘導している。
   下りる階段の手前に立っている里子
   と沙紀。その手には花びらが握られ
   ている。
沙紀「藍ちゃんめっちゃキレイだったね、
 ずっとみてたけど、青い物見つけられな
 かったよ、里子ちゃん見つけた?」
里子「本当にちゃんと見てた?私は見つけ
 たわよ」
   マジマジと里子を見る沙紀。
沙紀「えー、どこどこ?」
   呆れた笑顔の里子。
里子「藍子の持ってる物よく見て、もうす
 ぐ出てくるから」

○チャペル外観
   鐘の音が響き渡る。

○同・チャペルエントランス・外
   参列者のフラワーシャワーを浴び、  
   手を繋ぎ幸せそうに歩く藍子と嶋田
   里子と沙紀の前に近づいてくる。
里子「おめでとう藍子」
沙紀「藍ちゃんめっちゃ綺麗〜」
   藍子に花びらをまく里子と沙紀。
   里子と沙紀に気付いた藍子、笑顔で 
   手を振る。
   里子の首元に目が止まった藍子。
藍子「あー、それー」 
   里子のネックレスを指さし、嶋田の
   手を引っ張り、里子に近づく藍子。
藍子「それって··· ···何でなんで?私の〜」
   ブーケを持つ手で里子を指差す。
   そのブーケを見てハッとする沙紀。
里子「ピンポ〜ン、王子様が届けに来まし
 た」
   きょとんとする藍子。
   くすくす笑う里子と沙紀。

○同・パーティールーム・ガーデン
   入口のドアを開け、ウェルカムボー
   ドを出しているスタッフ。

○同・チャペルエントランス・外
   藍子の後ろに集まる女性5、6人と
   里子と沙紀。
沙紀「あ、里子ちゃん見つけたよ、青い
 物」
里子「じゃ、次の幸せゲットは沙紀?」
   微笑む里子。
嶋田「せーの」
   青い空高く舞い上がるブーケ、その
   持ち手には、青い刺繍のハンカチが   
   巻かれている。

   
〜 ❀ おしまい ❀ 〜


楽しんでいただけましたか?
最後までお読みいただきありがとうございます🙇

シナリオの勉強をしていたときに書いた作品です。(note用にちょっと変わっている箇所ありますが…)

なれないと読みにくいかもせれません。
本来縦書きですし😅

この作品の課題は「ハンカチ」です。
やたらにフューチャーしてくるって思われました?

書く度吐くくらい苦しかったけど、きっちり仕上げられると達成感ありますよね。
書くことで表現するって楽しいですよね❀

この作品が新しい発見になったり、勉強になったりして楽しんでもらえたら嬉しいです🎉

作品作りこれからも精進してまいりますので、スキ&フォローもあるとこれから頑張りがいがあります✨
コメントあると有り難いです😊

これからも応援よろしくお願いします🌸







         


   

    
   


   

   

   
   



#創作大賞2024

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