寒かった頃の思い出まとめ
昨日のNHKの番組で、「諏訪湖の御神渡りは今年もなさそう」という話題をやっていた。
こんなに暖かいのだから、なかなか難しいだろう。
「御神渡り」は、幻の自然現象になってしまうかもしれない。
このあたりは雪はそんなに降らないし、御神渡りのようなすごい自然現象もないのだけど、確実に昔の方が寒かった。そんな子どもの頃の思い出を書いておこう。
つららで遊べた
車庫の裏に大きな大きなつららができた。子どもたちがチャンバラごっこに使えるほど立派なつららだった。
この話をすると子どもたちは目を丸くする。
雑巾でも遊べた
学校では雑巾がけがあった。冬も雑巾がけ。どうかしてる。
学校には熱湯が出る蛇口があり、バケツには熱湯と水をまぜて適温にすることになっていたが、そんなことをしたらすぐに冷めちゃうから、誰もそんなことをせず、熱湯のまま使っていた。
熱湯の中に入れた雑巾の隅を持って、そのままバケツから出す。
さすがに熱くて絞れないなあと思って放置していると、そのままいい塩梅に凍った。カチンコチンというわけではないが、遊ぶにはちょうどいい。
男の子たちはわざとこういう雑巾氷を作って、遊んでいた。
水をこぼすと危険地帯
そんなバケツをうっかり倒して水をこぼしてしまうと、そのまますぐに凍ってつるつるになった。先生方は椅子に「危険」と書いて、この氷の前に置いた。
だから、真冬に雑巾がけはね……
学校の裏でスケート
学校の裏にはスケートリンクがあった。体育の授業はスケートだった。
子どもの足はどんどん成長するから、毎年新しいスケート靴が必要だ。
交換会も行われていた。
運動が苦手で、不器用で紐が結べなくて、すべって転ぶのが怖くて、寒いのも嫌だ、という私にとっては本当に嫌な授業だった。
でもまあ、一応学校で滑っておいたおかげで、自分の子どもたちをスケートリンクに連れて行くこともできたんだから、良かったんだろう。
凍っては困るものは冷蔵庫へ
家の中も寒かった。凍っては困るものは冷蔵庫に入れ、多少凍っても平気なものは家の中の寒いところに置いておいた。
これは「昔は寒かった」というよりも、「昔の家は断熱がいまいちで寒かった」ということだろう。
頭にもつらら
当時、「朝シャン」が流行っていた。朝シャンプーをしてから登校なり通勤なりをするというやつだ。
私もやってみたかったけれど諦めていた。我が家は古く、朝シャンができるような設備はなかった。
しかし、友達の家にだって朝シャンができる設備があったかどうかは微妙である。学校の宿泊行事の際、高原の冷たい水を朝から頭にぶっかけてシャンプーをし、タオルドライだけで1日を過ごす人たちがけっこういるのに驚いた。私が朝シャンができなかったのは、設備がないからではなく気合がないからである。
さて、そういう朝シャンをする人たちは、真冬だってやるのである。
ある朝、耳の上に小さなつららをぶら下げて朝練をしている先輩がいた。
こんな日でも朝シャンするんだ……と驚きと尊敬の気持ちでいっぱいになった。
しもやけも大変
しもやけにも毎年悩まされた。特に足の小指はひどかった。
薬もつけてみたし、熱いお湯と冷たいお湯に交互に足を浸すといいとか、なんとかという実の焼酎漬けがいいとか、いろんな療法を試したけれど、しもやけは治らなかった。
暖かいブーツってないのかなあと夢想していた。
今は暖かいブーツもあるし、そもそもしもやけで困るほど寒くない。
つまり住みよくなった?
つららがないとか、寂しいこともあるけれど、基本的には暖かくなって住みやすくなったんである。
よかったのかな。やはり少々寂しい。
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