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お弁当作り

1人目の子どもが
小さかった時、
キャラ弁やデコ弁が流行ってた。

土曜保育には
弁当必須。

コロナ前だったから
親子遠足や
保育でのお出かけの日に
子どもにお弁当を持たせる機会も多かった。


その頃の私は
すでにシングルマザーだったけれども

子どものために
キャラ弁デコ弁を作っていた。

よろこんでくれるかな?
美味しいかな?
楽しいお弁当タイムになるかな?
そんなことを
考えながら
作ってた。


流行っている人気の
アニメキャラに模したオニギリ
ハート型に切った卵焼き
お花の形のたくあんやハム


色とりどりの食材で
キャラ弁デコ弁を作った。

栄養バランスを考え
見た目を考え

子どもがわくわくする
嬉しくなるような
テンションの上がるお弁当を
作ってた。


子どもはもちろん喜んでくれてたし
「毎日お弁当だったらいいのに」
「母ちゃんのお弁当が一番美味しい」

そんな言葉を
何度も言ってくれた。


時はたち今、

パートナーと別れて
再び
シングルマザー。

子どもは3人に増えた。


1人目の子どもは
高校生。

学食があるから
基本お弁当は必要ない。

ただ
昼ご飯までにお腹がすくらしく
オニギリを作っている。


初めは早弁用のお弁当を作ってみたが
「午前中から弁当食うとかみっともないやん」

そう言われた。

でも周りの同級生たちは
休み時間に
学食でパンを買ったり
お菓子を持参したりして
何かしら食べているとのこと。

うちには
毎日お菓子を買い与えたり
パンを買うお金を持たせたりする
経済的余裕は無い。

子どもは午前中に
弁当を広げるのはイヤだと。

親としては
子どもがひもじい思いをするのは嫌だ。

そうして行き着いた先が
オニギリ持参。


たまにサンドイッチにしたり
パン系も持たすけれど、

「パンじゃ腹が鳴る」
らしい。


爆弾オニギリサイズの
まぁまぁデカい
塩むすびや
のりで巻いただけ
ふりかけまぶしだけ…
そんなオニギリを何個か持って
毎日学校に行く1人目の子ども。


休み時間に
オニギリぱくつきながら
友だちとダベってるんだろな。



世代の変わった
下の子2人。

小学生と年長児。

この2人には

キャラ弁どころか
デコ弁も作ったことがない。


私に余裕がないからだ。


下の子2人は
お弁当に
タコさんウインナーが入っているだけで
大喜び。

でもタコさんウインナー
高いのよ。

赤いウインナーに
切り込みいれるの
めんどくさいのよ。

だから基本
普通のウインナー。

たまに斜めの切れ込みいれる程度。

基本
そのまま焼く。

それも普段は
ウインナーなんて
食卓に出さないから
ウチの子どもたちは
お弁当の時だけ
ウインナーが食べられる。

ふつうのウインナーも
高いのよ。


土曜保育も
土曜学童も
お弁当は必要。


初めのうちは
オニギリとおかずを数種類
子どもが食べやすいように作っていた。


ただ
母ちゃんはしんどくなってきた。

「ブロッコリー入れないで」
「にんじん嫌い」
「ピーマンとか食べる気しないんだよ」

主に2人目の子ども。

軽度自閉症ADHD
食のこだわりも強い。

と言うか
偏食。


コヤツに合わせてたら
ふりかけご飯とかになる。

下手したら
卵焼きとウインナー、
オニギリだけ
食べて

「弁当足りない!」
「お腹すき過ぎる!」
そんなことを言う。

すきじゃないおかずは
基本的に、
食べずに帰ってくる。


最近ふと思った。

冷凍ポテト、じゃがいも、
野菜じゃん?

ポテサラ、じゃがいも、
野菜じゃん?


色々味付けを工夫しても
食べてくれないし、
朝から弁当のために
子ども用弁当サイズの
ちっさいオニギリ何個も作るのも
めんどくさいし
彩りとか
見栄えを気にするのもめんどくさい。

そもそも弁当作るのも
めんどくさい。


ウチの子どもたちが
好きな野菜のおかずは
決まっている。


コーン缶のコーン(野菜じゃん)
冷凍のフライドポテト(野菜じゃん)
モヤシのみのモヤシ炒め(野菜じゃん!)
具の少ないポテサラ(野菜じゃん!)


私は思いついた。


のり弁でいこう。


ふりかけご飯に
味付け海苔を敷いて

その上におかずを乗せる


そうだ。
のり弁だ。

幸い
卵焼きは
嫌いじゃない子どもたち。
むしろ大すき。


のり弁のメインは卵焼きにして
あとはウインナーやら
ポテサラやら
冷凍ポテトやら
モヤシ炒めやら
コーン缶で
弁当の面積を埋めれば
立派な弁当じゃん。


ということで
試しに作ったら
子どもたちに大好評。


小学生、保育園児は
彩りとか
見た目
気にしてないみたい。
(ウチの子は)


弁当を空けた瞬間、
卵焼きやら
ウインナーやら
冷凍ポテトやら
モヤシ炒めやら
コーン缶みたいな
好きなものがいっぱいあって
食べ進めたら
ふりかけご飯!!
ってのが
楽しいらしい。


卵焼きとウインナーしか
焼いてません。

冷凍ポテト
トースターでチンです。

コーン缶
乗っけただけです。

モヤシ炒め
前日の残りです。


でも子どもたち完食。

嬉しそうに
お弁当のことを話してくれる。


コレだよ
母ちゃんが求めてたのは。


キラキラした目で
「今日の弁当めっちゃおいしかった」

その言葉が聞きたかったんだよ。


弁当作りは
コミュニケーションなんだな。


インスタみたいなもんだよ。
ほめてもらいたいんだよ。
イイね、ほしいんだよ。


母ちゃんだって
いつもより少し早く起きて
めんどくさいながら
作った弁当を
「美味しい」って
言ってもらいたいもん。

だって
ちょっと頑張ったもん。
少し早く起きて作ったもん。


昔みたいに
気合は入ってないけど、

それなりに
栄養とか彩りも考えてるのよ(ホントよ)


ちょっとは
褒めてほしいのよ。


「母ちゃん弁当うまかった」

それがききたいのよ。

しばらくは
のり弁形式で
乗り切ってやろうと企んでおります。


ウシシシシ。


1人目の子どもに作った
キラキラした
キャラ弁もデコ弁、

子どもが喜ぶのを
想像して作ってたから
しんどくなかった。

いまは
弁当作りが
正直
めんどくさい。


でも
形は変わっても
やっぱり

子どもが喜ぶのを想像して作ってる。


作るものは変わっても
母ちゃんの気持ちは
そんな変わってないんだよ。


ただ
母ちゃんが
年をとって
めんどくさがりになっただけ。


そんなことは
伝わらなくてもいいかな。


今日も、
「母ちゃん弁当うまかった」

その言葉
その笑顔
それが、
めんどくさがりの
母ちゃんへの
ご褒美。


弁当作り

奥深い。

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