「ゆるく続けられるバスケ」は、どこへ行くのだろう。

小学校のバスケットボールって、
今振り返ると、とても**“緩やかな環境”**だったと思います。
プロのコーチがいるわけでもなく、
勝ち負けや選抜が最優先でもない。
授業を担当している先生が、
子どもたちと一緒にボールを追いかける。
上手いか下手かよりも、
「みんなでやること」
「続けること」
それ自体が大事にされていた時間。
週に数回、放課後に体育館で体を動かす。
それが、学校のバスケでした。
ミニバスは、まったく別の役割を持つ世界
一方で、ミニバスはまったく違う環境です。
週4回以上の練習。
高い強度。
参加できる家庭、続けられる子が自然と残っていく仕組み。
これは良い悪いの話ではありません。
役割が違うんです。
競技として本気で取り組む場所。
それがミニバス。
でも、問題はここからです。
部活動がなくなったあと、何が残るのか
学校の部活動がなくなったあと、
この「緩やかな室内バスケ」の居場所が、
地域からほぼ消えてしまう可能性があります。
なぜなら、
競技志向の団体(ミニバスなど)が
体育館を継続的に確保すると、
ちょっと室内でバスケをしたい
週1回、軽く体を動かしたい
そんな子どもたちが使える
時間と場所が、構造的になくなってしまうからです。
部活がなくなったあとに残るのが、
本格的にやるか
何もやらないか
この二択だけだとしたら。
それは、子どもたちにとって
本当にいい形なのでしょうか。
(つづく)

