サロン楽屋話061:大谷翔平の仙腸関節に、ちょっと待った──室伏広治は静かに核心を突く
「カギは仙腸関節」? もちろん大事なんだけど──私はそこに「ミスリード」が孕む危険を危惧しています。室伏広治さんがサラッと言った「体には自動的に調整する能力がある」。むしろ核心はこっち。意識するのか、意識しないのか。この一点が、フォーム論を180度ひっくり返す。
▶「体には自動的に調整する能力がある」by室伏広治
一昨日の『Mrサンデー』、ご覧になったでしょうか?
室伏広治さんは番組後半、新聞紙を片手で丸めて「軽い負荷で鍛える」トレーニングを紹介した折、「体には自動的に調整する能力がある」と言いました。
片手で新聞紙をクシャクシャに丸める動きは、絶対無二の動き。
意識しなくても、新聞紙を丸めるイメージに従い身体(手)は勝手に動きます。
現代トレーニングは、重い負荷に依存しすぎ。
軽さを感じられなくなっているというのです。
▶「リバースモーション」はテニスにも応用できる
室伏メソッドのひとつ「リバースモーション」も、まさにそのとおりだと思います。
専門家ではないので詳しく語れませんが、武術などで、自分は動かずに相手を投げ倒したりする技は、この「リバースモーション」によるところもあるのではないでしょうか。
テニスでもボレーで間に合わない時、打点(面)は前に置いておいて、身体を引けば前打点と同じ効果になり、力強いボールが打てるようなものだと思います。
▶仙腸関節は「主役」なのか?
さて番組進行と前後しますが、前半の話。
なぜ大谷翔平は、日本人が突き破ることができなかった“世界の壁”を超えることができたのか!?そのカギを握るのは、「○○関節」の使い方だったー
そのカギが「仙腸関節」だと、明かされました。
──そう聞けば、確かにインパクトがあります。
しかし、う、うーん。
どうでしょうか?
仙腸関節が大事なのは、事実なのだろうけれど……。
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