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サロン楽屋話076:なぜ最初に頑張る人ほど損をする?──心のリバースモーション入門①

高市早苗総理の支持率は、本当に「下がった」のか。俎上に載せたいのは能力や手腕ではなく、「最初の期待値」が高いと人は無意識に減点方式で評価してしまう心理。政治、仕事、恋愛、そしてテニスの上達まで──最初に頑張りすぎるほど、評価も成長も伸び悩む構造がある。連載①では「なぜそうなるのか」を、社会例とともに解き明かす。


▶高市早苗総理、「下がった」わけではない


就任より2カ月。

いろいろありました

先日のNHKが伝えた世論調査によると、高市早苗総理を「支持する」が数ポイント下がり、「支持しない」が数ポイント上がった――そんなニュースが流れていました。

ここで言いたいのは、能力や手腕についてではありません。

「最初の期待値が高いと、評価は減点方式になりやすい」という、人の心理です。

最初が良すぎると、「前より下がった」「勢いが落ちた」と、わずかな変化が目立つ。

「年収の壁」引き上げや「暫定税率」の廃止など、頑張っているというのに……。

▶伸び悩みの正体は「能力」ではない


結論――人からの評価でも、テニス上達の伸びしろを最大化する上でも、スタート地点は低くていい。

なぜなら最初が高いと、そこから「減点方式」が採用されるからです。

これは無意識的に起こります。

同時に自分自身も「できていない点」ばかりを数え始めてしまう。

逆に最初が低いと、評価は否応なしに「加点方式」

できたことが、そのまま評価や実力と直結です。

これも無意識的。

この構造は、政治でも、仕事でも、恋愛でも、そして――テニスの上達でも、まったく同じです。

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