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質問183:フォアが振り遅れて真ん中に当たらない

フォアが振り遅れて真ん中に当たらず、かすれたあたりになってしまいます。
あとテイクバックが低すぎるのがなおりません。

この2つを直す方法はありますか?
ちなみにフォームは意識していません。


回答

▶なぜ、分かる?

 
唐突にお尋ねしてしまいますが、フォームは意識していないと言いながら、なぜ、ご自身のテイクバックが低いとお分かりになるのでしょうか?
 
ビデオに撮って確認したというのであれば話は別ですが、そうでなければ、テイクバックの高さは分からないはずですよね。
 
私も、自分がどんなフォームで打っているのか、インプレー中はほとんど分かりません。
 
分かったとしても、それが上達の一助になるとは考えにくいというのがテニスゼロの見解です。
 

▶原因は、質問内容に明記されている

 
要言すれば、テイクバックが低すぎると自覚できてしまうようだと、ボールにはまず、集中していないのです。
 
私もボールを打つ直前に、仮にテイクバックの高さや形が自覚できたとしたら、自分でもミスヒットするに違いないと胸を張りますもの(笑)
 
というのが、フォアが振り遅れてラケット面の真ん中に当たらず、かすれ当たりになってしまうというご質問内容の原因と疑われます。
 

▶集中力を誤解している

 
多くの人はボールに集中しているとは言いますけれども、その水準を言い表すと、100段階あるうちの1段目にも到達していないのです。
 
本当に集中すると、勝手にど真ん中に当たり続けますからね、本当に

人間の持つ集中力というのは、そのくらい凄まじい(関連記事「火事場で『さんまが焼けた』としても」)。
 
1段目にも到達できていない理由には、集中力というものを誤解している、あるいは頭で理解したからといってできることではないという前提があるのです。

▶テイクバックに良し悪し無し


とはいえ、テイクバックが低いことは、別に悪いわけではありません。

リンク先の動画にもあるとおり、かつて世界4位に上り詰めた伊達公子さんなども、超低かったじゃないですか。
 
それは、その人の打つショットのイメージや、筋力、関節の柔軟性や癖、その他の目に見えない色々が複合した結果として、そのようなフォームが現われているまでの話です(関連記事「タイミングが合えばフォームは自ずと洗練される」)。

高いテイクバックや大きいテイクバックが、良いわけでも悪いわけでもないのです。

▶フォームに関する指摘は「小学生レベル」


ですから、仮にご自身が、だれか他人に指摘されてテイクバックが低いことを気にされているのだとしたら、まったく問題視する必要はありません
 
フォームのまずさを指摘する他人は、見た目の表面的な部分でしか言っていないのですから。
 
テレビ番組の『ジャンクSPORTS』では、小学生の子どもが大のプロ野球選手に向かって「もっと引きつければ上手くいくよ」などと、上から目線で指摘して可笑しみを誘うけれど、子どもはまだ、(本質ではなく)そういった表面的な現象にしか意識が及ばないのです(関連記事「『現象』の対義語は『本質』」)。

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