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質問1554:「英語アレルギー体質」が量産され続ける理由!?

(ご質問ではないけれど)、こちら「テニス上達メモ028.テニスと英会話のそっくりすぎる共通点と、『10倍速超』の習得法」の記事にいただきましたコメントについて、コメント返ししました。 


▶「机上の文法」ではなく「日常の実践」

 
興味を持っていただきありがとうございます。
 
日本では中学、高校、大学の3・3・4の10年間を英語の勉強に費やしても、日常会話レベルの英語ができるようになる日本人は、ほんのひと握り。
 
むしろ日本の英語教育は、「英語アレルギー体質」を量産している気がします
 
一方日本で働きながら勉強する外国人留学生は、米国合衆国国務省が「レベル5+」の最高難易度に認定する日本語を、わずかな期間のうちに日常会話ができる程度をマスターしてしまう(関連記事「英語なんて言葉なんだ。こんなものやれば誰だってできるようになる!」)。
 
それは「机上の文法」ではなく、「日常の実践」だからだと思うのです
 

▶英語は「体育」


そもそもどの国であれ母国語を身につける過程において、文法(フォーム)など学びませんでした。
 
日本人であれば、日本語のシャワーを耳で聴いて、相手の表情や身振り手振りを目で見て、カタコトでも口で、あるいはジェスチャーで伝えようとするうちに、自然と聴けて、話せるようになる「自然上達」だったはず(関連記事「カバの母さん賢い母さん、教えずに泳がせる」)。
 
つまり語学習得とは、耳・目・口・身振り手振りなどの体を使って身につける「体育」だと思うのです

▶「泳ぐ能力」がない人は、いない

 
そういう意味では「水泳」と同じ。
 
私は世の中に、泳げないカナヅチさんはいたとしても、身体的なハンデなどがなければ、「泳ぐ能力がない人はいない」と思っています。
 
人は誰しも、泳ぐ能力は潜在的に持っているのだけれど、泳げるようになる体験が、たまたま人生の中になかった。
 
あるいは誤った習得法で泳げるようになろうとした。
 
いわゆる「畳の上の水練」

▶「10年選手」が生まれる理由


英語を、カッコでくくる文法で教えても英会話ができるようにならないのと同様に、テニスもいわゆる「フォーム」を教えても、上手くプレーできるようにはならないのではないでしょうか?
 
先述しました3・3・6ではないけれど、テニスを10年続けてもまともにラリーができない、いわゆるネガティブな意味のほうの「10年選手」は少なくありません
 
いくらクロールの手のかき方や、平泳ぎの足の動かし方を頭で理解しても、体は体現できず、泳げるようになるには「感覚」を身につける必要があると思うのです。
 

▶なぜ泳げるのかは「分からない」

 
そして「どうして泳げるか分からない」というのがポイント(関連記事「潜在意識の働きを活性化する最大のポイントは、『分からない』というのが、最大のポイント!?」)。
 
大人になってからでは自転車に乗れるようにならないのは、頭で乗り方を「分かろう」としてしまうからではないでしょうか。
 
とはいえ大人になってからでも、早くたくさん上達するには、早くたくさん失敗すればいいと思うのです(関連記事「早くたくさん上達する方法」)。
 
英会話も同じ。
 
文法など意識せず、水がほしければ手を上げて、「water please!」と一言発する。
 
それすらできない日本人は少なくありません。
 
それだけでは、確かに英語教育が求める文法的には間違いなのかもしれません。
 
しかし、コミュニケーションの第一歩。
 
耳・目・口・身ぶり手振りの体を使って実践する「体育」が有効だと思うのです。
 

▶文字どおり「身につける」

 
頭で理解するのではなく、文字どおり体で「身につける」。
 
ご自身は中国西安市出身で立命館大学客員研究員というキャリアですから、中国語も日本語も、もしかするとほかの外国語もペラペラ
 
ですから当該記事にご興味を持ってくださったのだと思います。
 
どうもありがとうございます。

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