見出し画像

テニス上達メモ130.「バタフライラリー」練習法で「身につく力」


▶スタミナ、リズム、集中力、コントロール、安定性


一方のプレーヤーがストレートへ、もう一方のプレーヤーがクロスへ打ち合うストロークの「バタフライラリー」練習(通称「8の字」)。

飛び交うボールは上から見ると「横向きの8の字」を描き、互いのプレーヤーはコートの端から端までを左右に往復し続けるハードなスタミナのつく練習です。

あたかもこちらで述べた「悟りの修行?」

打ち方など構っていられないから、ボールに集中するよい練習になります。

そして一方がクロス、一方がストレートへ打ち返す約束練習だから、リズムに乗る感覚もつかみやすいでしょう。

当然約束どおりに狙うコントロール練習にもなるから、ストロークの安定性を高める効果もあります。

言い換えれば、考え事をせずにリズムに乗ることによるストロークの安定効果は、まさに「抜群」と言えます。

▶「早く・速く動きすぎる問題」にも対応


そしてこの「バタフライラリー」練習は、「早く・速く動きすぎる問題」に、自覚的になれる可能性があると提案します。

単に「バタフライラリー」を続けるだけだと、返球コースがあらかじめ分かっている(予測できる)から、相手が打つ前にそちらへ向かって走り出せますよね。

これが「早く・速く動きすぎる問題」と指摘しています。

私がお伝えしているのは、原理原則としてテニスを上手くプレーするコツは、相手がボールを打ってから自分が動くこと。

ボールに集中していないプレーヤーは、相手からボールがまだ打ち出されていないにもかかわらず、相手のモーションなどに惑わされて先に動き出してしまうから、第三者から見るとセカセカと映る誤った動き方をしてしまうのです(参考記事:どうやったら、こういう余裕のあるプレイが出来るようになるの?)。

また相手がボールを打ち出す前にセカセカと誤った動き方をするから余計にボールに集中し(見)づらくなる「非集中と悪動き」の悪循環

「考えない≒集中」なので矛盾するようではありますけれども、止まると「考え事」をしやすいですが、動くと「集中力(見やすさ)」は落ちやすい相関です(参考記事:動くと集中力は落ちやすい)。

▶逆を突かれて分かること


「バタフライラリー」練習は、確かに相手が打つよりも前に動き出せますけれども、だからこそ、そのこと(早く・速く動きすぎる問題)に、自覚的になれる可能性があるとお伝えしています。

というのも、自分が打ったあとに逆サイドへ「早く・速く動きすぎる」と、相手のボールが乱れた場合に、逆を突かれる形になりやすいから。

たとえば予定だとボールがクロスに来てフォアハンドで打ち返すつもりだったのに、相手のボールが乱れてセンター寄りに飛んで来た場合、逆を突かれる形になりますよね。

普段のプレーでは、「逆を突かれる」ばかりではありません。

「早く・速く動きすぎる」と、ボールに近づきすぎたり、打ちやすい打点に入れなかったりするのです。

▶あえて・強制的に「気づく」


普段プレーしているぶんには、自分が「早く・速く動きすぎている」と気づきにくい。

気づきにくいから改まりもしません。

「バタフライラリー」練習をすると、あえて・強制的に「早く・速く動く必要」があるから、その問題に自覚的になれる可能性があるというわけです(参考記事:「念力」は苦しい感情の「万能薬」)。

▶大事なのは「方法論」ではなくて「練習法」


スタミナがつき、考え事ができなくなり、リズムに乗れ、「早く速く動きすぎる問題」の解消にもつながる「バタフライラリー」練習。

ぜひお試しいただければと思います。

能力を伸ばすにあたって大事なのは、頭で分かる「方法論」ではなくて、体で行なう「練習法」だからです。

頭で読める「参考書」は分かったつもりになりやすいですが、自分で解く「問題集」こそ、力がつくようなものです。

即効テニス上達のコツ TENNIS ZERO
(テニスゼロ)
https://note.com/tenniszero

無料メール相談、お問合せ、ご意見、お悩み等は
こちらまで
tenniszero.note@gmail.com

いいなと思ったら応援しよう!

即効テニス上達のコツ TENNIS ZERO(テニスゼロ) スポーツ教育にはびこる「フォーム指導」のあり方を是正し、「イメージ」と「集中力」を以ってドラマチックな上達を図る情報提供。従来のウェブ版を改め、最新の研究成果を大幅に加筆した「note版アップデートエディション」です 。https://twitter.com/tenniszero