テニス上達メモ493.メンタルが強くなる「裏技」
▶我慢すればメンタルは強くなるのか?
メンタルトレーニングというと、我慢を想像する人が少なくないかもしれません。
苦行のイメージ?
しかし我慢したところで、メンタルは強くはなりにくいのです。
こちらでお伝えした持続可能性。
ダイエットと同じで、我慢は耐え切れなくなり、続かなくなって、どこかで挫折してしまうのです。
すると挫折体験により、むしろメンタルは弱くなる。
心は弱ってしまうと、度を過ぎれば、病んでしまいかねません。
▶ノーを言う(爽やかに!)
メンタルが強くなるためには、我慢するのではなく、自分にとって嫌なことはやらない勇気。
「(爽やかに)ノー」を言うのです!
「いい人」なんて演じたくなければ、「嫌われる勇気」(関連記事「『無視する勇気』を出してみる」)。
そうやって嫌なことは、やらない。
言いたくないことは、言わない。
換言すれば、やりたいことをやる。
言いたいことを言う取り組みが、(逆の印象かもしれませんけれども)「本当に効果のあるメンタルトレーニング」。
▶「鋼メンタル」「おばけメンタル」の人
罪悪感など、気にしないのです(関連記事「『伊藤あおい選手』が私たちに与えてくれる希望!」)
テレビなどでよく見かける「鋼メンタル」や「おばけメンタル」などと言われるメンタルの強い人は、我慢しているのではなくて、自分の言いたいことを言い、やりたいことをやっている人ではありませんか?
言いたいこと、やりたいことを押し殺して我慢するのではなく、言う・やる。
言いたくないこと、やりたくないことは、勇気を出して、言わない・やらない。
▶「安請け合い」は、プライドの高さゆえ
何か頼まれ事をされた時、反射的に「大丈夫ですよ!」などと安請け合いするのではなくて、嫌なら、基本的に断る(※注1)。
うっかり安請け合いしてしまうのは、「自分ならできる!」「いい人でありたい!」「人の頼み事に応えられる!」と思い込みたいプライド(専門用語で言う「慢」の煩悩)に支配されているからです。
我慢するのがメンタルだと勘違いすると、安請け合いをして、あとで嫌な思いをし、心が弱ってしまうのです。
※注1
「基本的に」と断り書きするのはもちろん、受けたほうが総合的に見て利があるなら、受けるべきだからです。
▶我慢するダイエットは上手くいかない
我慢に関して、改めましてダイエットなどでも食事を制限する方向性の取り組みでは、つらくなるに決まっています。
なぜなら成功するダイエットのためには、食事について気にしないのが合理的なのに、我慢をしていると、普段から引っ切り無しに食事のことばかり気にしてしまうからです。
これでは、短期的には痩せても、長期的には上手くいくはずがありません。
食事のことなど普段は気にしないのが、自然と適正な体重や体調に収まるという理(ことわり)があります。
そのためには、食事中はカロリーなどについて気にするのではなく、「食事にしっかり集中」するのです(関連記事「まさか『箸置き』ひとつで人生が好転するとは(時間もお金も余る!)」)。
ひと口、ひと噛みのなかに、一気に飲み下しては気づかない「ものすごい情報量」がある。
▶能力を生かす能力はまた別にある
我慢に近い印象がある「努力」も同じ。
言葉の定義にもよるかもしれませんけれども、努力は「逆転法則」にのっとり、報われません。
報われるとしたら、それは私の言う努力ではないのです。
努力家(の印象がある?)イチローがアメリカ野球殿堂入りを果たした際、いみじくも言ったように、「自分の能力を生かす能力というのはまた別にある」のです。
イチローには、努力を努力と厭わず野球ができる能力があった。
努力を努力と厭わずできる何かこそ、その人の持つ才能。
そのフィールドで勝負するのです(関連記事「あなたのラクが、他人のラクとは限らない」)。
我慢してやる取り組みは、どうしてもサステナブルとはなりません。
メンタルが強くなるどころか、心は弱ってしまうのです。
https://www.youtube.com/shorts/0p2pTcAHxwA
▶あなたが「生き返る」ために!
ちなみに我慢を強いる印象かもしれない仏道においても、それは推奨されていません。
苦行には何の利もない。
利がないどころか害悪であるというのが、オフィシャルな見解です。
空腹に耐えかねて死にそうだったところを救ったのが、スジャータが差し出したミルク粥でした(関連記事「あなたの『能力』は、何歳からでも開花する!」)。
それで「生き返った」のです!
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