プラハ🇨🇿文豪たちに人気📚アールデコのカフェ•ルーヴル
前回キュビズムカフェに引き続き、プラハでカフェ巡り🍰
プラハは「建築の博物館」と言われる街で、カフェの建物もさまざまな様式のものがありました。
キュビズムカフェの記事はこちら✨
https://note.com/tensi_panda/n/nd5914af2b4
☕️歴史と文豪が集う大人のサロン
今回は、アール・デコ様式のカフェ・ルーヴルに行ってみました☕️🍰
ここは1902年創業というとても長い歴史を持つ伝説的なカフェで、当時の知識人たちがこぞって集まるサロンのような場所だったそうです。特に『変身』で有名な作家フランツ・カフカや、『ロボット』という言葉を生み出したカレル・チャペックといったチェコを代表する文豪たちが足繁く通い、文学や哲学について夜な夜な熱い議論を交わしていたのだとか📚✨ さらには、プラハ大学で教授を務めていた時期の物理学者アインシュタインも常連の一人だったと言われています。
かわいい犬の本、『ダーシェンカあるいは子犬の生活』は小さい頃に読みましたが🐶📚その作者のカレル・チャペックがプラハの人とは知りませんでした🇨🇿しかもただの犬好きなおじさんではなく、本業はチェコを代表する大文豪だったなんてびっくりです!😳✨
実はわたし、フランツ・カフカはタイトルとあらすじからなんだかゾッとする感じがあり、読んだことがなく避けています…💦
でも、カフカの恋人だったミレナには興味があります😊
もともと春江一也さんの『プラハの春』が好きでプラハを見てみたいとずっと思っていました(ただ原作は酷いと思っている。ジャーナリストだけど小説書いてみたのはすごいと思うけど...。アイデアは良いんだけど、構成力や文章表現が非常に残念💦青春アドベンチャー版、宝塚版が好き)📖
作中で反体制派の女性が「ミレナ」というコードネームを名乗り、「ミレナとワインを」というレジスタンス音楽ラジオを放送する場面があります📻🍷実在した本物のミレナも、ナチス占領下でユダヤ人を助ける過酷なレジスタンス活動に身を投じ、最後は強制収容所で命を落とすという悲壮な人生を送った女性だったそうです🥀
そのミレナもカフカとともに訪れていたカフェということで本当に行けてよかったです✨





💡店内に漂うアール・ヌーヴォーの面影
店内に入ってみると、アール・デコといっても、草花の模様の壁紙や曲線・波線が美しい、アール・ヌーヴォー的な装飾が多かったです。私は美術検定の勉強で「アール・デコといえばアメリカのエンパイア・ステート・ビルのような、直線的でモダンなデザインが代表」と習っていたので、随分プラハのルーヴルの雰囲気とは違うなぁと思いました。ただ、シンプルなアーチ構造や、装飾を削ぎ落とした丸い大きなライトの部分などに、アール・デコならではの幾何学的な要素が取り入れられているのかなと感じました💡


🏛️手作業のアールデコ
気になって調べたところ、ヨーロッパで「手作業の美しさを残したまま、少しずつ形をシンプル(幾何学的)にしていったスタイル」が、1925年のパリ現代装飾美術・産業美術国際博覧会(アール・デコ博)で一つの完成を迎えます。 これをアメリカが受け入れて持ち帰り、当時の急成長する巨大な工業力(大量生産・機械化)とドッキングさせたことで、「シャープで硬質な、ニューヨークの摩天楼のようなアール・デコ」へと大変化を遂げることになったそうです✨
こうして背景を知ると、カフェ・ルーヴルに見られる優美で少しクラシックな装飾は、まさにヨーロッパ初期の「手作業のぬくもりやアール・ヌーヴォーの美意識を残した過渡期のアール・デコ」だからこその独特な魅力なんだなと納得がいきました😊



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