スマートフォンのお引越し ~iPhoneからnothing phoneへ~
ちょっと家の話とは逸れるのですが、お引越ししました。
家ではなくて、スマートフォンをですが。
備忘録も兼ねて、せっかくなので書いておこうと思います。
長年使っていたiPhone
使い始めたのはiPhone 3Gからだったような気がするのですが、発売が2008年ということでだいたい18年ぐらいiPhoneユーザーだった訳です。
良い悪いというよりも、もう生活の中の一部なので「こういうもんだ」というぐらいに染みこんでいるガジェットです。
別にすごく使い込んでいる猛者でもなく、普通に自分が使いたいところだけ使っているライト層でしょうか。
で、最近まで使っていたのがiPhone XRの64GB。もう7年ぐらい使っていたと思います。
買ったのはフリマアプリによる新古品だったので、相場よりはお安く手に入れられましたし、当時の中ではかなり大型で見やすく気に入っておりました。
64GBでは足りない
9年前に子供も生まれ、写真や動画も撮る機会が増えました。
そして、仕事でもこまごまと写真撮ったり動画撮ったりということをしているとですね。64GBというストレージはあっという間に限界を迎えます。
iCloudとかにある程度退避させても、どうにもならない。
そして動きも一つ一つがもっさりしてきていて、ストレス溜まるシーンが増えておりました。
……そもそもiOSとシステムデータだけで半分くらい占有されているので、64GBと言っても自由に使えるのは32GBぐらいで、アプリ色々入れているとすぐ限界がくるんですよね。あの「システムデータ」というブラックボックス、どうにかならないんでしょうか。
買い換えたい。の気持ちの前に立ちはだかるお値段
じゃあ買い換えるか。という気持ちはずっと何年もあったのですが、Appleのサイトに行って調べてみると…
17 proだと最低ラインの256GBで約20万。
前々から思っているのですが、消耗品で落としたり濡らしたりしてしまう可能性の高いモバイル端末に20万って…普通に高くないですかね。
それだけお金出したら、それなりに良いスペックのノートパソコンも買えます。でもノートパソコンを気軽に水没させる輩なんていませんよね。
じゃあ前みたいにフリマアプリで…と調べてみても、型落ちであまりいい状態の物がお値打ちでは流通してない印象です。
脱iPhoneと、その後の選択肢
そうなると、いよいよiPhoneから脱出してAndroidに引っ越しするか!
…となると次に課題となるのが「選択肢が多すぎるが故に何を選ぶか悩む」ことです。
iPhoneとは違って様々な会社からAndroid製のモバイル端末は出ている訳で、その中で何を基準として選んだら良いか悩みます。
そこで出番なのがAIです。chat GPTに聞いてみました。
Andoroidのスマートフォンはあまり詳しくないので、とりあえず
予算は10万
カメラの性能がその中でも良いもの
というピンポイントな条件。カメラは仕事で日々使ったりするので、できることならそれなりに撮れるものであって欲しいのです。あとの使い勝手とかは設定やらアプリやらでどうにかならんかな、と。
そうすると
Google Pixel 10a
Nothing Phone (4a) Pro
Samsung Galaxy A57
Xiaomi 15T
というのがピックアップされました。Xiaomiはほんのり予算オーバーですが、まぁこんな所なんでしょうかね。自分で調べてみても似た感じの結果になりました。まぁ販売価格が大きな縛りになっているので、そりゃそうか。とも思いますが。
Andoroidでもっとカメラ性能やその他スペックが良いものもあります。ただ、そこを目指すと結局iPhoneと大して差のない価格帯になるんですよね。
ハイエンドの高価格帯はお引越しの意味がなくなるので予算は10万までとしました。
性癖に刺さった「Nothing Phone (4a) Pro」
パッと見た時にほほぉ……となったのがNothingのスマートフォンです。
他社の物と比べると明らかに見た目が違うというか、ガジェット感の趣きが強い。
あと単純にモチーフが〇なのが良いですね。
結局こういうのに惹かれてしまうんですよねぇ……。圧倒的男子感というか。
でも日々使う物なので、見た目から気に入るというのは重要な要素だと思っています。お値段で妥協している分、そういう所でも妥協してしまうとずっとモヤモヤした気持ちを抱えてしまいそうな気が個人的にはあります。
最初見ていた時は最新が「Nothing Phone (3)」だったのですが、悩んでいる内に「今度4が出るよ!」というリリースが発表され、それを待つことにしました。
そして発表されたのが
(4a) Proと(4a)の2種。
ProはNothingの中ではハイエンドながらも価格は約8万円でストレージは256GB。使っていたiPhone XRの4倍です。
もうこれで……とは思いつつ、Andoroidのスマートフォンは分からないので、いきなり飛びつくことはせずくレビュー記事や動画などを見てから決めることにしました。
出てきた記事などを見ていくと総じて
「まぁ、ミドルレンジのスマートフォンとして悪くないよね。」
みたいな内容でした。
見た目極振りの変なスマートフォンではなく、中身も作りこんである。そりゃ高価格の物と比べたらあれな部分はありそうだけど、十分納得できる。
こりゃ行くでしょ!
ということで、iPhoneからの引っ越しに不安を感じながらもポチリました。
iPhoneからNothing Phoneへのお引越し作業
これがですね。思ったより簡単な部分と、思ったより大変な部分がそれぞれありました。
まず簡単だったのは「アプリやデータそのもののお引越し作業」です。
〇既存のモバイルフォン (iPhone) から Nothing Phone にデータを転送する方法は?
オフィシャルサイトの公式FAQに掲載されています。
自分の記憶含めて書いてみると
iPhoneはOSを最新にしてバックアップを取っておく
iPhone の iMessage と FaceTimeを終了させる
iPhoneを電源OFF
SIMカードの入れ替え
nothing phoneの電源ON
指示に従ってケーブルでiPhoneとnothing phone繋ぎ、データ移管
でおしまいです。
拍子抜けするぐらい簡単にお引越し作業は終わりました。ケーブルは無くてもできるっぽい?ですが、恐らくスピードが全然違うと思います。
自分はケーブルでお引越しして、全部で10分くらいだったと思います。
できるかなぁ、大丈夫かなぁと心配になっていのが馬鹿らしくなるくらいで安心しました。
※完全に全てのアプリの引っ越しが行われるわけではないです。
Andoroid版はあるのに自動で引っ張ってくるアプリとそうじゃないアプリの差はなんなんだろう……?詳しい方いたら教えてください。
お引越しから始まるログイン地獄
なぁんだ!簡単じゃん!
と思っていたのですが、実は大変なのはここから。
各種アプリやサービス、iOSからAndroidに移管できたとしてもログイン情報とかは引き継げていないので、全部入りなおさなきゃいけないんですよね。この辺はiPhoneの機種変更では特別なことをしなかった記憶があります。
あれ?このアプリのIDとパスワードなんだっけ?
あれ?このパスワードじゃないんだっけ?
というのが頻発しました。
自分の管理が杜撰なだけというのもありますが、全部を同じIDとパスワードを使っていた訳でもないですし、そもそも忘れているものも。そういうのはパスワードの発行し直しをしました。
あとは適当に「Appleアカウントでサインイン」をしていたやつが難敵です。こういうのをGoogleアカウントでログインの方に切り替えたりするのが面倒でした。全部Googleに紐づけておけば良かった…と心底思いました。
更に癖のあるアプリでは「移管手続き後は元の端末の方からアプリを消さないといけない」というのもありましたね。
などなど。データやアプリのお引越しは簡単でも、自分の情報を紐づけて使える状態にするまでが結構面倒でした。
Nothing Phone (4a)Proの使用感
ログイン地獄を何とか乗り越え、あれこれ設定し、必要なアプリなどを追加で入れて。
AndroidはiPhoneよりもホーム画面の自由度が高いので色々といじってしまいますね。これはちょっと…楽しい。
正直なところ、ちゃんとAndroid製のスマートフォンを使うのが初めてなので「Nothing Phone (4a)Proはどの辺が良いのか」というのが今ひとつ掴み切れていません。Android製のスマートフォンだからなのか、Nothing Phone (4a)Proだからなのか…?
とりあえず今まで使っていたiPhoneと比べて良いなと思ったのは
さくさく動いて各アプリの挙動が早い
Bluetooth接続での外部機器の操作の挙動が早い
顔認証(マスクしたままもOK)と指紋認証(複数)が同時に設定できる
ホーム画面でアプリのフォルダ分けと大小関係を付けられる
Glyph Interface可愛い
Essential keyは使い方次第で便利そう(まだ上手く使えてはいない)
カメラの細かい設定をプリセットとして保存してホーム画面にウィジェットとして登録できる
でしょうか。
個人的に超グッと来たのがカメラのプリセットです。
「撮って出し」で十分な仕上がりになるプリセット

Nothing Phoneのカメラアプリにはデフォルトで幾つかプリセットが用意されています。色見や明るさなどコンセプトに基づいてあれこれ調整してあるものです。
それはよくある話なんですが、Nothing Phoneはこのプリセットを自作して保存。しかもウィジェットとしてホーム画面に登録できるのです。
自分は仕事で飲み物や食べ物を撮ったり店内を撮ったり。同じ場所の同じ時間帯に同じような物やシーンを撮影することが多々あります。
今まではとりあえず撮ったものをLightroomで編集しアップロードしていたのですが、Nothing Phoneでは事前登録のプリセットで撮影→すぐアップロードができるようになりました。
これが革命的に便利です。バタバタしている時でもサッと撮ってパッとアップロードできるのはお店を運営している者としてめちゃくちゃありがたいのです。
事前のレビューではカメラ性能はそこそこ、という感じでしたが、正直ちゃんと設定しておけばかなり良い質感で撮れるぞ!という印象です。個人的に大満足です。
あとレビュー記事で「カメラのシャッター音がくそでかい」というのをよく見たのですが、これアップデートされてますかね?別に特別大きな音ではないと思うんですが……。その辺知りたい。




総評:iPhone←→Andoroidは思ったよりも自由
結果として今回のNothing Phone (4a)Proへのお引越しは大満足です。
動きのスムーズさ、ストレージ、カメラ性能と使いやすさ。求めていたものがちゃんと実現されています。そして見た目も良い上に、お安い。
そして「iPhone使ってるから」でAndoroidを除外するのは勿体ないなと思いました。ちょっと手間はかかるけど、別に致命的な問題とかは全く無いです。
何事も経験だね!とは思っていましたが、興味がある方は是非チャレンジしてみてはどうでしょう。
