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光が先に来る人、闇が先に来る人



人生で出会う人には、順番があります。


光が先に来る人。

闇が先に来る人。


私はそれを、何度も体験してきました。


光が先に来る人は、最初は輝いて見える。


憧れ、尊敬し、心が躍る。


けれど時間が経つと、影の部分が見えてくる。


人間らしさとも言えるし、未熟さとも言える。


光を先に見ているぶん、

闇が見えたときの落差は大きい。


山岸さんがそうでした。


勇気があり、言うべきことを言える人。


けれど後に見た別の顔は、

私の中に大きな衝撃を残しました。


光が先に来る人は、後からの揺さぶりが強い。


闇が先に来る人もいます。


怖い。嫌い。不快。


できれば近づきたくない。


けれど時間が経ち、ふとした瞬間に光を見る。


それは大きなドラマになります。


鈴木さんがそうでした。


睨まれていた人が、

修学旅行で「頑張れ」と言った。


たった一言。


けれど闇から光へ反転した瞬間は、今も胸を震わせます。


闇が先に来る人は、光を見たときの感動が深い。


そして、どちらにも当てはまらない人もいます。


光のままの人。


千恵ちゃん。


気づけば彼女に夢中になっていました。


似ていると言われ、それが嬉しくて。

彼女は闇を見せなかった。


見なかっただけかもしれません。


けれど私の中では、光のまま保存されています。


さらに、闇のまま終わる人もいます。


彦坂。


恐怖と怒りの象徴のようだった彼女は、

光に変わる瞬間を見せないまま

物語から退場しました。


それは悲劇でも救済でもなく、

ただ役割の終了でした。


光が先に来る人。

闇が先に来る人。


順番は違っても、

どの出会いも私を削り、整え、変えていきました。


私はいつの間にか気づきました。


問題は、相手が光か闇かではない。


その順番が、私に何を学ばせたか。


光が先に来ると、私は理想を抱きます。

闇が先に来ると、私は警戒します。


けれど最終的に残るのは、光でも闇でもなく、

「私がどう変わったか」だけです。


今振り返ると、

私はどの人からも光を受け取っています。


光が後から来た人も、来なかった人も。


なぜなら、闇さえも私を育てたからです。


人生は、光と闇の順番でできている。


そして私は、その両方を通ってきました。





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