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【仕組み】パニックを未然に防ぐ。「カームダウン」と「クールダウン」の違いとは?

お子様が急に泣き叫んだり、興奮が止まらなくなったりしたとき。 「早く落ち着かせなきゃ」と焦ってしまうことはありませんか?

療育の世界には、感情を整えるための2つの大切な考え方があります。それが「カームダウン」「クールダウン」です。

今回は、この2つの違いと、お家での活用方法を分かりやすく解説します。


1. 「クールダウン」は、起きてしまったパニックを鎮めること

「クールダウン」は、感情が爆発(パニック)してしまった後に、脳の興奮を冷ます(Cool down)ための緊急対応です。

  • 目的: 安全を確保し、パニックの時間を短くすること。

  • やり方: 刺激の少ない静かな場所へ移動する、毛布にくるまるなど、外部からの刺激を遮断します。この時は「お話し」や「説得」は逆効果。まずは脳を休ませることを最優先にします。

2. 「カームダウン」は、パニックを未然に防ぐ「お守り」

一方で「カームダウン(Calm down)」は、お子様がイライラし始めたときや、疲れを感じたときに、自ら落ち着きを取り戻すための予防的なアクションです。

  • 目的: 感情が爆発する前に、自分で自分を整える力を育てること。

  • やり方: 好きな本を読む、決まった深呼吸をする、お気に入りのクッションを抱えるなど。自分なりの「これをすれば安心できる」というルーチンを持っておくことです。

3. 三郷駅前教室での取り組み

教室では、お子様がパニックになる前に「あ、今イライラしてるな」と自分で気づけるようなアプローチを大切にしています。

  • 安心できる場所作り: 集中が切れたときに少し離れて休憩できるスペースを用意しています。

  • 「お休み」の練習: 課題が難しくてパニックになる前に、「お休みします」や「手伝って」と言葉やカードで伝えられるよう練習します。

「爆発」させない環境作りを

大切なのは、クールダウンが必要になる回数を減らし、カームダウンの習慣を増やしていくことです。

「お家でパニックになったとき、どう声をかけたらいい?」と迷ったら、ぜひスタッフに教えてください。お子様がどんな刺激に弱く、どんな方法なら落ち着けるのか。そのヒントを一緒に探していきましょう。


この記事は、感情のコントロールを支える「カームダウン」と「クールダウン」の考え方について、三郷駅前教室がご紹介しました。

2時間のプログラム構成やABA(応用行動分析)に基づいた環境設定など、専門的な解説はこちらのマガジンにまとめています。

👇 【療育の仕組みを知る】エビデンスに基づく支援の形


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