マガジン限定記事「リベラルなはずの若者がそれでも自民党に票を入れた4つの理由」
3日連続で選挙ネタを擦ってしまい恐縮ですが、今日はこちらのお話。
衆院選をめぐり、朝日新聞が大阪大の三浦麻子教授(社会心理学)と実施したネット意識調査で、自らのイデオロギー(政治的立場)を左寄り(リベラル)と自認している人の投票先は、40代以下だと自民党が最多だったことがわかった。10~30代では34%に達し、次いで国民民主党が10%、中道改革連合を選んだ人は9%にとどまった。
(2026年2月11日)より引用
https://digital.asahi.com/articles/ASV264K1WV26ULLI004M.htm
というわけで、前回の選挙では参政党や国民民主党など他党に流れていた若者・現役世代票が今回の「高市フィーバー」では見事に自民党に戻ってきていたことが大きな注目を集めていました。
リベラルな価値観を持っているはずの若者層が高市政権を支持したという事実に、SNS上の「リベラル派」に位置付けられる中高年ネット論客やメディア人やアカデミアなどの各界隈の皆さんは大変お気に召さなかったようで
「こいつらは自分の選択で痛い目を見なければ学習しない」
「なにも政治をわかっていない若者に選挙権があること自体がおかしい」
「若者の苦境について我々がなにかしてやる必要はないだろう」
「偏差値の低い若者層に我々がどのように導いてやるべきかが問題だ」
など、選挙直後ならではの心温まる本音トークがそこかしこで盛り上がっているのを確認しました。お元気そうでなによりです。
さて今回の選挙後も「リベラル派」の皆さんの間では「なぜリベラルな価値観を内面化している・親和的なはずの若者たちが自民党に票を入れて、我々が支持するリベラル政党(今回の場合は中道改革連合)に票を入れないのか?!」という疑問が持ち上がっていたようです。
価値観的にはすっかりリベラル化している若者たちがそれでも自民党を支持する理由について、私はかれら「リベラル派」のために相当前から何度もわかりやすく言語化して雑誌やウェブメディアに寄稿していて、なんなら私以上にかれらのために重大なヒントを提供していた文筆業者もいなかったはずなのですが、当の「リベラル派」の皆さんからの反応は芳しくなく、「名前みてそっ閉じ」「読む価値無し」「ネトウヨの妄言」「なぜ言論の機会を与えているのか」「安倍からカネ貰って提灯記事を書いているクズ」といった罵詈雑言しか返ってこなかったことを記憶しています。ひとえに私の不徳の致すところです。
あれから随分と時間が経ちましたが、今回もこの疑問で盛り上がっていたということから、どうやらいまだ答えにはたどり着いていないようです。
価値観的にはリベラルにアップデートされた若者がそれでも自民党に票を入れる理由については上で述べてきたとおりで、これが今の状況にもそのまま当てはまるのですが、せっかくですので最近の動向も踏まえた令和8年最新版を今日は書いていきたいと思います。リベラルな若者が「リベラル派」の皆さんに共感も支持もしない理由はちゃんとあります。ひとつずつ見ていきましょう。
ここから先は

白饅頭日誌(月額課金マガジン)
月額購読マガジンです。コラムが定期更新されます。その他に、「白饅頭note(本編・毎月2回更新・単品購入の場合1本300円)」の2018年…
よろしければ応援お願いします!
