【相談あるある】他社でウマくいった“研修”が響かない!
どうも!
エグゼクティブコーチの照井です。
今日は、ほんっとうによくお聞きする経営者のお悩みを書いてみます。
もしかすると、これを読んでいる方の中にも似たような話を耳にしたことがあるかもしれません…。
他社でウマくいった研修が響かない!
相談あるある。よく聞く経営者のお悩みです。
「あのー。この前、管理職研修やったんですよね。結構仲良くしてる社長のAさんとこでやってめっちゃよかった!っていうから、うちもやってみようかなって。そういえば、今までそういうのやったことなって。さすがにそろそろやってもいいかなーと思って、やったんですよ。そしたらなーんか期待してたののと違ったっていうか…。
管理職にもちょっと聞いてみたんですけど、よかったですよ、とかっていうものの、なーんか微妙だった感が伝わってきちゃて。結構、高かったんですけどね…。ハハハ。とはいえ、研修はやったほうがいいよなって思ってて。こういう時ってどうやって研修選べばいいんですかね。」
この手のお話、めちゃくちゃ…めーーーーーーーちゃくちゃ聞きます。研修に限った話ではありません。“制度”も結構聞きますね。
どうでしょう。研修って、導入自体かなりハードル高くないですか?研修に関して言うと、費用面だけでなくて、工数ももちろんかかりますよね。
店舗ビジネスや、電話応対が必須な事業ですと、一時業務をストップするわけで。だからこそ、漠然と必要だと思っていてもちょっと腰が重くなって、まだ社員研修を実施するところまでいけてないな、とお話される経営者さんも多くいらっしゃるなという印象です。
そんな背景もあるからこそ、他社ではウマくいったと聞いた研修を入れみて響かないと、ほんとに「まじか…」という感じですよね…。
そんな時、社員はこう愚痴る
で、研修をする前、研修をした後、社員はどう思っているかって言うと…。
【研修前】
A社員「なんかうちの会社研修始めるらしいよ。」
B社員「え?まじ?このくそ忙しいのに?いつやるの?仕事止めてやるってこと?え?」
A社員「ほんとだよな。結構時間取ってやるみたいだけど。ほんと、やってなんか意味あるのかね。」
B社員「また社長の思いつきでしょ。の割に、目標目標って…勘弁してくれー(白目」
【研修後】
A社員「やー、なんだったんあれ。」
B社員「ほんと時間返してくれ。まだ仕事しててほうがマシだったわ。」
A社員「言ってることは分かるんだけど、それが出来ないから困ってるんだってな。」
B社員「そうなんだよなー。これ、またやったりしないよな…。勘弁してくれ。」
なんかちょっとリアルに描きすぎましたかね…笑
もちろん!こんな感じのところだけではないと思います。
ですが、響かなった研修って、程度の問題はあるかもしれませんが、正直こんな感じだとおもいます笑 私が社員時代もリアルにこういう会話を聞いたこともありますし、知人友人に聞いてみてもだいたいこんな感じです。わたしもこう思ったことあります(小声
悲しみ…。
研修は意味がないのか?
一度やってみてうまくいかないと、これもうしばらくやらない方がいいんじゃないかって思っちゃいますよね。
そもそも、研修って本当に意味あるの?とすら思ってしまったり…。
と、ここまで書いてきましたが、私も研修やったりするんです笑
で、「研修ってやって意味あるんですか?」という質問をもし頂いたら、私は、「そもそも、どういう意味を持たせたいと思っているんですか?」とお聞きします。
言われてみれば当たり前かもしれませんが、研修に持たせたい意味って会社ごとに違うはずで。
ここ、けっこう大事なところなんです。
響かなかった研修って、たいてい「評判がよかったから」で選ばれているんですよね。みんながいいと言うものを、とりあえず広く取り込む。でも、よそで効いたものを評判で選んだ時点で、自分の会社で「研修をやる意味」が、実はまだ決まっていないことが多いんです。
意味が会社ごとに違うなら、その意味は自分の会社の中にしかありません。
で、その意味はどこから出てくるかというと…突き詰めると“たった2つ”から来ます。
この2つさえはっきりしていれば、研修は「やってよかった」になるはずですし、ここがぼやけていると、どんなに評判のいい研修でも、さっきの社員さんたちの「時間返してくれ」になってしまう、というわけでございます。
さて、その2つはなんでしょうか?
意味のある研修は○○と○○が明確になっている
それは、理想と現状です。
理想:誰が(何が)どうなってほしいのか。どんな状態になっていたいのか。
現状:今組織における課題だと感じていることは何か。どんな困りごとがあるのか。どのような状況なのか。
この、理想と現状の2つの間にはギャップがあります。このギャップを埋めたら理想に近づくわけです。で、このギャップを埋めるための一つの手段が“研修”なわけですよね。
で、この『他社が上手くいったというのを聞いてやる研修』って手段が目的化してしまっているわけです。
研修ありきではなく、本来ならば、自社の理想の状態と現状を見つめていった先で、「そうか…現状からここ(理想)に行くまで、うちにはこういうところが足りないのかもしれないな。よし、それなら研修やるか。」というプロセスで決まるのが自然ですね。
このプロセスで考えていれば、研修をやる意味って何ですか?と仮に社員に聞かれたとしても、答えられますよね。「理想と現状のギャップにある○○を埋めるために研修という手段を使うんだよ。」と。
そろそろ研修かも?と思ったら考える“3つの問い”
というわけで、もし、研修やろうかな?やったほうがいいかな?と思ったら、一歩立ち止まって、以下の『3つの問い』を自分に投げかけてみてください。
【研修をする前に考えたい“3つの問い”】
①今このタイミングで研修をやろうと思ったのは何故か?
②研修が終わったタイミングで、誰が(何が)どうなったらいいのか?
③②だとすると、どんなテーマで、誰を対象にしたらいいのか?
もし、この3つの問いに「うーん、これかな」すご自身の言葉で答えられたら、その研修の「やる意味」が見えてきたということですね!
本来、研修というのは、必要な知識を入れることで「もっと早く成果を出せるケース」があったり、「知っている」知識が「実際に現場で活かせるのか、活かせているのか」を試せる場になったりもします。
この3つの問いの答え(=理想と現状)がはっきりしていれば、そんな研修の価値をしっかり感じることができるはずです。他社で評判のいい研修に振り回されることも、社員さんに「白目」を剥かれることもありません笑
ただ、実はこの問い①の「現状の課題」の捉え方自体に、もう一つの大きな罠が潜んでいたりします。
というわけで次回は、「現状の課題」の捉え方の罠について書いてみたいと思います(^^ 一生懸命手を打っているのに、なぜか同じ問題が繰り返される…」とお悩みの方は、どうぞお楽しみに!
・・・・・・
さいごに
研修は、会社を良くするためのパワフルな手段の一つだなと思います。だからこそ、高いお金と大切な時間を投資するなら、経営者も社員も「やってよかった!」と納得できるものにしたいですよね。
……とはいえ。
「理想と現状なんて、自分一人で考えてもどうも頭がぐるぐるして整理できないんだよな……」
そう思われる経営者の方も多いのではないでしょうか。自社のこととなると、客観的に見るのは本当に難しいものです。
そこで私は、その「理想」と「現状」を一緒に解きほぐし、組織の本当の突破口を一緒に見つけに行く【突破口発見セッション】という個別セッションを行っています。
もし、「うちの3つの問い、ちょっと一緒に考えてほしい」「ぐるぐるから抜け出したい」という方は、ぜひ一度お試しください。(^^
◆【突破口発見セッション】の詳細はこちら
https://temiru.net/executive-breakthrough-session
▼LINE公式はじめました
https://lin.ee/pSArpa7
※noteこちらのnoteがスマホに届きます(^^♪
※LINE友達限定の突破口発見セッション価格が…あります…(小声
※JAL破綻前後、やさぐれ社員がチームで成果を出すまでの体験記をプレゼントしてます(^^♪(2万字note)
▼詳細・お問い合わせはこちらから
temiru 公式サイト(https://temiru.net/)
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^♪
照井春奈(てるいはるな)
エグゼクティブコーチ
チームビルディングコンサルタント
IMA認定MBSR(マインドフルネスストレス低減法)認定講師
米国NLP協会認定NLPプラクティショナー
マインドフルネスNLP®認定プラクティショナー
DAE認定well-being coordinator
JALグループ航空物流会社に入社し、輸出郵便事業部にてJAL破綻前3年を含む計10年間従事。 国内・海外地区を含む他空港との調整業務、品質改善向上のチームリーダーとして他協力会社や海外地区と協働した品質改善を実行。前年比150%品質向上を実現。その経験から「働く人の幸せ」に強く関心を持ち、人材育成、組織開発の道へ。その後、人材サービス会社で中小企業の課題解決支援に取り組む中で、マインドフルネスと出会い、改めて『 being(在り方)』と『doing(やり方)』を両輪で調えていくことの重要性を認識。その後、コンサルティング会社での経験を経てtemiru(てみる)として独立。 現在、経営者向けエグゼクティブコーチングや企業研修、組織開発コンサルティング、マインドフルネスプログラム提供等を通じて、個(コーチング・マインドフルネス)とチーム(チームビルディング)の両面からサポートを行っている。これまでの経営者向けエグゼクティブコーチング720時間超、研修・セミナー・瞑想指導等は延べ2600名を超える。
